ハノイ中心部を街歩き|一柱寺とレーニン公園を巡る歴史散策

ハノイの観光
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ハノイ中心部は、旧市街やホアンキエム湖周辺だけでなく、
ホーチミン廟エリア、西湖周辺、フランス統治時代の街並みが残るエリアなど、
徒歩やGrab移動で少しずつ空気感が変わっていく都市です。

特にハノイは、巨大都市でありながら主要観光地が比較的コンパクトに集まっており、
中心部から東西南北およそ6〜7km圏内に見どころが点在しています。

有名観光地だけを巡るのも良いですが、
実際に歩いてみると、移動途中に突然ローカル公園や歴史建築が現れることも多く、
「街そのものを散策する面白さ」が非常に強い都市でした。

今回は、ホーチミン廟周辺を歩いている途中に立ち寄った、
ハノイ中心部の小規模スポットを紹介します。

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一柱寺 (延祐寺/One Pillar Pagoda)

住所:phố P. Chùa Một Cột, Đội Cấn, Ba Đình, Hà Nội 100000 ベトナム

時間 24時間
定休日 無休
料金 無料

ホーチミン廟の南西側。
観光客が多く集まるエリアの一角にあるのが、
ハノイを代表する仏教寺院「一柱寺(One Pillar Pagoda)」です。

正式には「延祐寺(Diên Hựu Pagoda)」と呼ばれ、
李朝時代の1049年、リー・タイ・トン(李太宗)によって建立されたと伝えられています。

最大の特徴は、名前の通り“1本の柱”の上に仏堂が建っている独特の構造。

池の中央から細い柱が伸び、その上に小さな木造仏堂が乗る姿は、
巨大寺院とは違う静かな美しさがあります。

建立には有名な伝説も残っています。

李太宗は長く世継ぎに恵まれませんでしたが、
ある日、蓮の花の上に立つ観音菩薩から子供を授かる夢を見たと言われています。
その後、本当に男子を授かったことから、感謝を込めて蓮華を模した寺院を建立した――という逸話です。

現在の建物は戦争などで損壊後に再建されたものですが、
それでもハノイを象徴する宗教建築のひとつとして知られています。

実際に訪れてみると、想像以上に小規模な寺院です。
そのため、ホーチミン廟だけ見て通り過ぎてしまう観光客も少なくありません。

木造建築と蓮池が一体化した景観には、ハノイらしい東南アジア仏教文化の静かな空気が残っていました。

レーニン公園(Lenin Park)

住所:28A Điện Biên Phủ, Điện Biên, Ba Đình, Hà Nội 100000 ベトナム

タンロン遺跡、ホーチミン廟、ベトナム軍事歴史博物館周辺を歩いていると、
突然大きなレーニン像が現れます。

そこが「レーニン公園(Lenin Park)」です。

ベトナムは社会主義国家ということもあり、
ハノイ市内には旧ソ連時代の影響を感じる場所が今でも残っています。

現在のレーニン公園は、もともと別の公園名称だった場所を改称して整備したもので、
中央には巨大なレーニン像が設置されています。

観光地というよりは、市民公園に近い空間で、地元の若者が写真撮影をしていたり、
子供たちが遊んでいたりと、かなり日常感が強い場所でした。

特に印象的だったのは、巨大な社会主義的モニュメントの周囲に、
普通の市民生活が自然に溶け込んでいる点です。

旧ソ連圏とはまた違う、ベトナム流社会主義都市の空気を感じられる場所でした。

像が建てられたのは1980年前後。

デザインは、1970年代にハノイ都市設計へ関わったロシア人建築家イサコヴィッチ、
彫刻制作はチュレンコフが担当したと言われています。

ホーチミン廟周辺は徒歩散策が面白い

ホーチミン廟エリアは、一柱寺、タンロン遺跡、ベトナム軍事歴史博物館、レーニン公園など、
歴史系スポットが比較的密集しています。

Grabやタクシー移動も便利ですが、実際に歩いてみると、
巨大街路樹、フランス統治時代の建築、軍施設、社会主義モニュメントなど、
ハノイ独特の景観変化をかなり感じやすいエリアでした。

旧市街の混沌とした空気とは少し違い、
道路幅も広く、比較的落ち着いた雰囲気があります。

特に朝〜午前中は気温も比較的穏やかで歩きやすく、
歴史散策との相性がかなり良いエリアだと感じました。

ホアンキエム湖周辺だけで終わらず、
少し範囲を広げて歩いてみると、
ハノイという都市の多層的な歴史が見えてきます。

有名観光地の「移動途中」こそ、ハノイらしい風景に出会いやすいのかもしれません。


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