ハノイのタンロン水上人形劇場完全ガイド|ベトナム伝統芸能「水上人形劇」を体験

ハノイの観光
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ハノイ旧市街の中心部。
ホアンキエム湖の北側を歩いていると、観光客で常に賑わっている建物があります。

それが、「タンロン水上人形劇場(Thang Long Water Puppet Theatre)」です。

ベトナムを代表する伝統芸能「水上人形劇」を鑑賞できる劇場で、
ハノイ観光の定番スポットとして世界中の旅行者に知られています。

単なる子供向け人形劇という雰囲気ではなく、
ベトナム農村文化・伝説・宮廷文化・民族音楽が一体化した、かなり独特な伝統芸能でした。

しかも、公演時間は約50分前後と比較的コンパクト。
旧市街観光の合間にも組み込みやすく、初めてのハノイ旅行でも非常に訪問しやすいスポットです。

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タンロン水上人形劇場(Thang Long Water Puppet Theatre)

住所:57B P. Đinh Tiên Hoàng, Hàng Bạc, Hoàn Kiếm, Hà Nội, ベトナム

時間
  • 16:10・17:20・18:30
  • 20:00(金・土・日のみ)
定休日 無休
料金
  • (前列):200,000ドン(1,100円程度)
  • (中列):150,000ドン(850円程度)
  • (後列):100,000ドン(570円程度)
公式URL Home – Thang Long Water Puppet

ホアンキエム湖のすぐ近くにあり、
有名な赤い橋「テーフック橋(The Huc Bridge)」入口の向かい側という非常に分かりやすい立地です。

観光シーズンはかなり混雑し、当日券が売り切れることもあります。

特に夜公演や週末は人気が高いため、事前予約しておく方が安心です。

水上人形劇とは?

水上人形劇(Múa rối nước)は、ベトナム北部に1000年近く伝わる伝統芸能です。

もともとは紅河デルタ地帯の農村で、田んぼが冠水する時期や収穫祭の際に、
池や水田を舞台として農民たちが演じていたと言われています。

その後、李朝・陳朝時代を通じて宮廷文化にも取り入れられ、
現在ではベトナムを代表する民族芸能として世界的にも知られる存在になりました。

最大の特徴は、水面そのものが舞台になっていること。
観客からは見えない水中で竹竿や糸を操作し、木製人形を動かしています。

実際に見ると、人形が水上を滑るように動き回り、火を吹く竜や泳ぐ魚まで表現されるため、
想像以上にダイナミックです。

タンロン水上人形劇場の歴史

現在のタンロン水上人形劇場は、1950年代に設立されたハノイを代表する劇場です。

ベトナム民主共和国成立後、民族文化保護政策の一環として発展し、
現在では国内外観光客向けの代表的文化施設となっています。

ホーチミン時代に伝統文化振興が強く推進された背景もあり、
現在でもベトナム文化を象徴する劇場として扱われています。

そのため、館内には欧米系旅行者、アジア圏観光客、団体ツアー客まで非常に多く、
ハノイでも国際色の強い観光スポットのひとつになっていました。

こちらがチケットです。

チケット購入

チケットは劇場入口の窓口で購入します。
ただし、観光シーズンはかなり混雑します。

特に前列席は人気が高く、当日だと後方席しか残っていないこともあります。

また、ツアー会社経由で団体席が押さえられている場合もあるため、
夕方公演を狙う場合は早めの到着がおすすめです。

館内はそこまで巨大ではありません。
後列席でも十分鑑賞可能ですが、細かな人形の動きを楽しみたい場合は中列〜前列の方が見やすい印象でした。

演目

タンロン水上劇場の演目は、下記の通りで、水面を舞台にして3~5分程度の短編が、それぞれのテーマに沿って
民話・習慣・伝説・民族的な話がベトナム伝統音楽の軽快な音楽とともに、水中で操られている人形に
よってコミカルに表現されています。

【パンフレットに記載されている演目】

  1. 開幕~伝統的楽器による独奏・演奏
  2. テウさんの司会
  3. お祭りの旗をあげる
  4. 竜の踊り
  5. 水牛の腰に座りながら笛を吹く牧童
  6. 耕し、水取の出し等の農作業
  7. カエルの釣り
  8. アヒルを狙う狐との戦い
  9. 魚釣り
  10. 科挙に合格した者が故郷へ戻り、祖先へ感謝を捧げる
  11. 子供は水の中を遊ぶ
  12. 鳥の踊り
  13. レ・ロイ王(Le Loi)は舟で遊ぶ
  14. 舟レース
  15. ライオンの踊り
  16. 八仙人の踊り
  17. 龍・狸・亀・鳳凰の踊り

特に印象的だったのは、ベトナム伝統楽器による生演奏です。

舞台横では、実際に演奏者たちが民族楽器を使いながら、歌・掛け声・演奏をリアルタイムで行っています。
独特な高音ボーカルと打楽器のリズムが非常に強烈で、東南アジアらしい空気感をかなり感じました。

劇場内の雰囲気

館内は観光劇場らしく整備されていますが、そこまで豪華路線ではありません。
一方で、開演直前になると一気に満席に近づき、かなり熱気があります。

欧米系観光客の割合も非常に高く、
「ハノイ観光の定番イベント」という空気感が強くありました。

また、水面演出の関係で場内はやや湿気があります。
冷房は入っていますが、人が多い日は少し蒸し暑く感じることもありました。

ベトナム伝統芸能「水上人形劇」の様子を動画でまとめました。

動画内では、

・劇場周辺の様子
・館内の雰囲気
・実際の水上人形劇
・伝統音楽の生演奏
・観客の雰囲気

などを紹介しています。

ハノイ観光やベトナム旅行を予定している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

アクセス

タンロン水上人形劇場は、ホアンキエム湖北側に位置しています。

旧市街中心部から徒歩移動可能で、ハノイ大聖堂周辺からでも徒歩10〜15分程度。
Grab利用でも非常にアクセスしやすい立地です。

ただし、夕方以降は周辺道路がかなり混雑します。

特に週末のホアンキエム湖周辺は歩行者天国になる場合もあり、
車両進入規制が行われることがあります。

そのため、時間ギリギリではなく、少し余裕を持って向かう方が安心です。
ハノイ観光では、ホアンキエム湖散策、旧市街ナイトマーケット、ハノイ大聖堂観光などと組み合わせやすい立地でもあります。

ベトナム伝統文化を最も気軽に体験できる場所

タンロン水上人形劇場は、単なる観光ショーではありません。

農村文化、王朝文化、民族音楽、民話、そしてベトナム人の日常感覚まで、
非常に濃縮された形で体験できる伝統芸能空間でした。

言葉が分からなくても楽しめる構成になっており、
初めてのベトナム旅行でも十分理解しやすいのも魅力です。

ハノイ旧市街観光の中で、ベトナムらしさを短時間で体感したい人には、
かなりおすすめできるスポットだと感じました。

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