ベトナムの首都・ハノイ。
旧市街やホアンキエム湖周辺を観光する旅行者にとって、
最初に悩むのが「空港からどう移動するか」です。
ハノイ・ノイバイ国際空港(Noi Bai International Airport)から市内中心部までは約30km。
距離だけを見ると遠くありませんが、ハノイ市内は慢性的な渋滞があり、
時間帯によっては想像以上に移動時間がかかります。
主な移動手段は、タクシー・Grab・エアポートバスの3種類。
実際に利用してみると、それぞれメリット・デメリットがかなりはっきりしており、
「安さ重視」「快適性重視」「初海外旅行」など、
旅のスタイルによって向いている方法が変わると感じました。
今回は、実際に利用した体験をもとに、
ノイバイ国際空港からハノイ市内への移動方法を詳しくまとめます。
目次
ハノイ・ノイバイ国際空港(Noi Bai International Airport)
住所:Phú Minh, Sóc Sơn, Hà Nội, ベトナム
国際線・国内線を持つベトナム北部最大の空港で、日本からの直行便も多く到着します。
空港は比較的大きく、
国際線ターミナル(T2)と国内線ターミナル(T1)が分かれています。
ハノイ旧市街・ホアンキエム湖周辺までは、道路状況次第で約40〜60分ほど。
特に夕方以降は渋滞が激しくなることが多く、
「距離の割に時間がかかる都市」という印象が強くありました。
ハノイ市内への主な移動手段
| 移動手段 | 特徴 |
|---|---|
| タクシー | 最も楽。ホテル前まで直行可能 |
| Grab | 料金が明確で旅行者向け |
| 86番エアポートバス | 最安値で移動できる |
今回は、それぞれの特徴をご紹介します。
タクシー利用
メリット
・目的地まで直接行ける
・荷物が多くても楽
・深夜到着でも利用しやすい
デメリット
・料金が高め
・ぼったくりトラブルがある
ハノイ・ノイバイ国際空港からタクシーを利用する場合、市内中心部まで約40〜60分程度。
料金は、おおよそ400,000〜500,000ドン前後です。
特に初めてのハノイ旅行で、深夜便到着・大きなスーツケースありの場合は、
やはりタクシーの楽さはかなり大きいと感じます。
一方で、ベトナムのタクシーは昔からトラブルが多いことでも有名です。
メーター改造や遠回りなどの話もよく聞くため、
流しタクシーを適当に拾うのはあまりおすすめできません。
利用するなら、
・MAILINH TAXI(マイリンタクシー)
・Vinasun Taxi
などの大手会社が比較的安心です。
特に緑色の「MAILINH TAXI」は旅行者にも有名です。

タクシー乗り場は?
ハノイ・ノイバイ国際空港の到着出口は、「A1」と「A2」の2箇所あります。
どちらも外へ出て左方向へ進むと、タクシー乗り場の看板が見えてきます。


なお、先頭車両に必ず乗る必要はありません。
自分で会社ロゴを確認して選ぶ方が安心です。
また、ワゴンタイプなど大型車は料金が高くなるため、人数が少ない場合は通常車両の方が安く済みます。

Grab利用
最近、旅行者に最も人気があるのが「Grab」です。
Grabは、東南アジアで圧倒的シェアを持つ配車アプリで、
タイ・フィリピン・マレーシア・ベトナムなど広範囲で利用できます。
日本で事前にアプリを入れておけば、
現地到着後すぐに利用可能です。
Grabのメリット
・料金が事前確定
・ぼったくりリスクが低い
・目的地説明が不要
・カード決済可能
特にベトナムでは、英語が通じにくい場面も意外と多いため、
ホテル住所をそのままアプリに入力できる便利さはかなり大きいです。
料金は、市内中心部までおおよそ250,000〜400,000ドン前後。
タクシーより安くなるケースも多く、旅行者にはかなり使いやすい移動手段でした。
Grabのデメリット
・乗車場所が少し分かりづらい
・通信環境が必要
・渋滞時は料金変動あり
特にノイバイ空港は、到着直後の配車場所が少し混雑しやすく、車両番号確認が重要です。
また、空港Wi-Fiは混雑時に不安定になることもあるため、eSIMやSIMカードがあるとかなり安心でした。

86番エアポートバス利用|最安値で市内へ行く方法
一番安く移動したい場合は、86番エアポートバスが非常に便利です。
オレンジ色の大型バスで、観光客利用もかなり多い路線。
荷物置き場もあり、一般路線バスより使いやすい印象でした。

エアポートバス情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 路線番号 | 86番 |
| 区間 | ノイバイ空港〜ハノイ駅 |
| 運行時間 | 6:20〜22:58 |
| 料金 | 45,000ドン前後 |
下記が時刻表です。

空港から直接ハノイ中心部まで行くことができ、コストパフォーマンスは非常に高いです。
バス乗り場はどこ?
国際線到着出口から外へ出て、左方向へ進むと「Bus」の看板があります。
オレンジ色の車体なので、来ればすぐ分かります。


乗車後は、係員が車内で料金回収を行います。現金払いが基本なので、少額紙幣を持っておくとスムーズでした。

これが、チケットです。

ノイバイ国内線ターミナルからハノイ駅までの停車場所は、下記になります。
- ノイバイ空港国内線ターミナル
⇓- ノイバイ空港国際線ターミナル
⇓- タイ湖東側Au Co通り
⇓- タイ湖南東側Yen Phu通り
⇓- ロンビエンバスターミナル
⇓- ハノイオペラハウス
⇓- メリアホテル
⇓- ハノイ駅
旧市街エリア宿泊なら、「ロンビエンバスターミナル」で降りると比較的近いです。
ホアンキエム湖南側やハノイ駅周辺宿泊なら、終点近くまで乗る方が移動しやすいと感じました。
実際に使って感じたおすすめ移動方法
実際に使ってみると、一番バランスが良かったのは、
「86番バス+Grab併用」でした。
例えば、
・空港→86番バスで市内近くまで移動
・最後だけGrabでホテルへ移動
という使い方をすると、料金をかなり抑えつつ、重い荷物を長距離運ばなくて済みます。
特にハノイ旧市街は、歩道が狭く、バイクも非常に多いため、
大型スーツケースを引いて歩くのはかなり大変です。
そのため、「最後だけGrab」が想像以上に快適でした。
ハノイは、東南アジアの中でも特に交通量が多い都市です。
空港から市内までの距離自体はそこまで遠くありません。
しかし、実際に移動してみると、大量のバイク、複雑な道路、渋滞、クラクション文化など、
移動そのものが旅の一部という感覚がかなり強く残りました。
一方で、Grabやエアポートバスなど旅行者向け移動手段もかなり整備されており、
事前に流れを把握しておけば、そこまで難しい都市ではありません。
特に86番エアポートバスは、「安い・比較的快適・分かりやすい」のバランスがかなり良く、
初めてのハノイ旅行でも十分利用しやすい移動方法でした


コメント
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