世界遺産「古代都市テオティワカン」を散策してみた。

メキシコシティの観光
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メキシコシティから北へ50㎞の位置にあり、古典期のメソアメリカで
最大の都市であったティオテワカン遺跡。

そんなティオテワカンは、世界遺産(文化遺産)に登録されました。

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古代都市テオティワカン (Pre-Hispanic City of Teotihuacan)

1987年 ユネスコ文化遺産に登録

メキシコ・シティの北東約40kmにあるテオティワカンは、「神々の集う場所」という意味をもち、
紀元前100年ごろから6世紀まで栄えた、最盛期には、20万人も住んでいたと言われるメキシコ南部にある大都市です。

傾斜壁と垂直壁を交互に積み重ねていく独特のタルー・タブレロ様式は、後のメソアメリカにおける建造物に
大きな影響を及ぼすなど、当時の建築技術の高さがうかがわれます。

住所:Av. Jardin 12-2, Tlatilco, Azcapotzalco, 02860 Ciudad de México, CDMX

基本情報

時間 8:00~18:00
定休日 無休
料金 70ペソ
公式URL ティオティワカン

ティオティワカン遺跡には、3カ所の入口があります。

私は、ジャガーの宮殿側から入りました。

ジャガーの宮殿 (Palacio de los Jaguares)

紀元前350年ごろに造られたという建物で、ジャガー神を崇拝する場だったと考えられ
ジャガーの壁画が残る建造物跡。

ジャガーの頭には、羽飾り、背中から尾にかけては、巻貝が付き、ケツアァル鳥の羽毛で飾られたホラ貝が吹いています。

ケツァルパパロトルの宮殿 (Palacio de Quetzalpapalort)

飛来すると雨をもたらすと言われているケツァル鳥が柱に彫られている建物跡。
ケツァルパパトルとは、頭が鶏(ケツァル)で胴が蝶(パパトル)の聖獣のことです。

この宮殿は、月のピラミッドで祭儀に携わるエリート神官が住んでいたそうです。

この神殿が一番、復元が進んでいるそうです。

月のピラミッド (Piramide de la Luna)

ティオティワカン遺跡では、2番目に大きいピラミッドで、高さは、43m、底辺152m×132mで350年頃に造られました。
太陽のピラミッドよりも低いのですが、少し高台にあるため、高さ的には同じくらいです。

重要度では、月のピラミッドの方が高く、宗教的儀礼は、月のピラミッド中心に行われていたと言われています。

また、ピラミッドの中から生贄の埋葬跡も発見されています。

この階段を登って行くと神秘的に感じます。
ただ、階段が非常に急なので気をつけてのぼってください。

死者の道 (Calzada de los Muertos)

ティオティワカンを南北に貫く死者の道は全長3316m、幅40~60mもあります。
また、北から東の方向に15度30分だけ傾いており道は、北端と南端で2.7mの落差がある。

ジャガーの壁画

太陽のピラミッドと月のピラミッドの間、死者の道の右側に、ジャガーの壁画が描かれています。

完成当時の色のままで残っています

太陽のピラミッド (Piramide de del Sol)

高さ65m、底辺の1辺が225mで、ティオティワカン遺跡で一番巨大な巨大なピラミッド神殿。

ちなみに、世界でも3番目に大きいピラミッドで頂上には、以前は、神殿が建っていたそうです。

また、地上から6.3m下には、全長102.8mにも及ぶ地下洞窟が人為的に彫られた後があり王墓であった可能性もあります。

階段は、全部で248段もあります。

以前は、ここに神殿があったとはすごいですね。

最上部から見る景色は圧巻です。

2番目の入口から見た太陽のピラミッドです。

メキシコシティ周辺で、最大で最大の観光地。
世界遺産 ティオティワカン遺跡。
悠久の歴史を感じてみてください。


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