人生で一度は行きたい!新世界7不思議(自然)おすすめ絶景と行き方

世界の7不思議
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地球には、思わず息を呑むような“自然の奇跡”が数多く存在します。
その中でも、世界規模の投票によって選ばれた 「新世界7不思議(自然版)」 は、旅好きなら一度は訪れたい究極の絶景ばかり。
この7カ所には、何百万年もの時間がつくり上げた壮大な景色が広がり、訪れる旅人すべてを魅了します。

本記事では、新世界7不思議の詳細を「行き方」「見どころ」「おすすめの回り方」とともに、旅ブログ目線で分かりやすく紹介します。
あなたの“次の旅先”がきっと見つかるはずです。

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新世界7不思議とは?

「新世界7不思議(New 7 Wonders of Nature)」 とは、2007〜2011年にかけて世界規模の4.4憶の投票によって選ばれた
“自然がつくった世界の絶景トップ7” のことです。

主催したのは、スイスの New7Wonders 財団
世界中の人々がインターネットや電話投票で参加する形式で、440を超える自然スポットの中から7つが最終選出 されました。

選ばれた7つの自然の不思議

  1. アマゾン熱帯雨林(南アメリカ)
  2. ハロン湾(ベトナム)
  3. イグアスの滝(ブラジル/アルゼンチン)
  4. テーブルマウンテン(南アフリカ)
  5. コモド国立公園(インドネシア)
  6. プエルト・プリンセサ地底河川(フィリピン)
  7. チョンジェヨン(済州島・韓国)
    ※日本ではあまり知られていませんが、韓国・済州島も正式に選ばれています。

自然がつくった絶景のみ を対象としている点が特徴です。

私が訪問したものは、写真の下にプログ記事を掲載しています。

 1. アマゾン熱帯雨林(南アメリカ)

地球最大のジャングルで、大自然の“息づかい”に触れる。

アマゾンは9カ国にまたがる世界最大の熱帯雨林。
未発見の生物が今なお存在するといわれる“生命の宝庫”です。

✔ 見どころ
  • アマゾン川クルーズ(ピラニア釣り・夜のジャングル探検)
  • ピンクイルカ観察
  • 川沿いのジャングルロッジ滞在
  • 先住民族との文化交流
✔ ベストシーズン
  • 6〜11月(乾季):川が穏やかでジャングル散策しやすい
  • 12〜5月(雨季):水位が高くボートで奥まで行ける
    ※観光しやすいのは 乾季
✔ 行き方

【ブラジル:マナウスが玄関口】

  • サンパウロ/リオ → マナウス空港(約4時間)
  • ロッジやツアーのボートでアマゾン入り

【ペルー:イキトス】

  • リマ → イキトス(1時間40分):そこからボートで上流へ
    👉 ガイド必須。ロッジ滞在型ツアーが一般的。

 2. ハロン湾(ベトナム)

エメラルドの海に奇岩が浮かぶ、まるで“水墨画の世界”。
2,000以上の奇岩が海の上に点在するハロン湾は、アジア屈指の絶景スポット。

 見どころ
  • 1〜2泊の宿泊クルーズ
  • ティエンクン鍾乳洞
  • カヤックで奇岩の間を探検
  • 朝霧に包まれる幻想的な景色
ベトナム一の景勝地 世界遺産「ハロン湾」を散策してみた。
ベトナムの面積は、世界65番目の大きさで、東南アジア11カ国の中で9番目です。ベトナムの国土は南北で1,650キロメートル、東西では600キロメートルと南北に細長く、S字型に例えられており海洋に面している面積も非常に多いです。そんななかで、...
シンツーリストの「ハロン湾クルーズツアー2022」に参加してみた。
ハノイ観光のメインイベントとも呼ばれるハロン湾クルーズ。ハノイ市内からも100㎞程度離れているため、ハロン湾に行くには、一番手軽に行けるのがハロン湾クルーズのツアーに参加することです。今回は、現地ツアーで参加したので、そのツアーの様子を中心...
✔ ベストシーズン
  • 10〜4月(乾季):晴天多くクルーズ向き
  • 特に 10〜12月 が最も快適
  • 夏季(5〜9月)はスコールが増えるが緑が美しい
✔ 行き方
  • ハノイ(ノイバイ国際空港)に到着
  • ハノイ → ハロン湾
  • バス:3.5〜4時間
  • リムジンバン:2.5〜3時間(快適) :ツアー送迎:最もスムーズ
    👉クルーズ1泊2日が最も人気。

 3. イグアスの滝(アルゼンチン/ブラジル)

“悪魔の喉笛”が象徴。圧倒的な水量を体で感じる。
世界三大瀑布のひとつで、スケールの大きさは言葉では表現できないほど。

✔ 見どころ
  • 悪魔の喉笛(最大の滝壺)
  • ボートクルーズ(滝の真下へ突入!)
  • ジャングルのトレイル散策
  • 国境両側から違う景色を楽しめる
世界三大瀑布のひとつ 世界遺産「イグアスの滝」をブラジル側を散策してみた。
イグアスの滝は、ブラジル側17万㌶、アルゼンチン側は22.5万㌶がそれぞれ2つの国またがっている国立公園となっています。また、全長約4㎞の中に大小300近くの滝があると言われていますがブラジル側で見られるのは数本で、ほとんどがアルゼンチン側...
世界三大瀑布のひとつ 世界遺産「イグアスの滝」をアルゼンチン側を探索してみた。
イグアスの滝は、ブラジル側17万㌶、アルゼンチン側は22.5万㌶がそれぞれ2つの国またがっている国立公園となっています。また、全長約4㎞の中に大小300近くの滝があると言われていますがブラジル側で見られるのは数本で、ほとんどがアルゼンチン側...
✔ ベストシーズン
  • 3〜6月(秋):涼しく観光しやすい
  • 8〜10月(春):水量が安定、虹が出やすい
  • 避けたい時期:12〜2月の真夏(猛暑 & 混雑)
✔ 行き方

【ブラジル側】

  • サンパウロ → 国内線で約1時間40分
  • フォス・ド・イグアス空港(IGU):空港 → バスまたはタクシーで約20分

【アルゼンチン側】

  • ブエノスアイレス → 国内線で約1時間40分
  • プエルト・イグアス空港(IGR):空港 → バスで約30分

    👉ブラジル側=俯瞰、アルゼンチン側=滝に近い大迫力

4. テーブルマウンテン(南アフリカ)

ケープタウンを一望できる“空に浮かぶ大地”。
山頂が平らな珍しい山で、ケーブルカーで頂上まで楽々アクセス。

 見どころ
  • 山頂からの360度パノラマビュー
  • 雲が滝のように流れる“テーブルクロス現象”
  • 初心者でも楽しめるハイキングルート
南アフリカ共和国のシンボル テーブルマウンテンからケープタウンの街並みを眺めてみた。
南アフリカ共和国のケープタウンには、有数の観光名所がたくさんあります。その中でも人気スポットがここテーブルマウンテンです。テーブルマウンテン国立公園(Table Mountain National Park)基本情報電話番号021-424-...
✔ ベストシーズン
  • 11〜3月(夏):快晴が多く視界良好(風が強い日はケーブルカーが運休するので注意)
  • 冬(6〜8月)は雨季で曇りがち
✔ 行き方
  • ケープタウン国際空港(CPT)へ到着
  • 市内中心部からタクシー/配車アプリで→ 約10〜15分 でケーブルカー乗り場へ
    👉 山頂は絶景パノラマ。日没の時間帯もおすすめ。

 5. コモド国立公園(インドネシア)

世界最大のトカゲ“コモドドラゴン”の楽園。
火山島が連なる、自然の多様性に富んだエリア。

 見どころ
  • コモドドラゴン観察(レンジャー同行)
  • ピンクビーチ(世界でも珍しい桃色の砂浜)
  • パダール島の絶景(三日月型の入り江が並ぶ絶景スポット)
  • 透明度の高い海でダイビング
✔ ベストシーズン
  • 4〜12月(乾季):海が穏やかで透明度抜群
  • 特に6〜9月:ダイビングのベストシーズン
  • 1〜3月(雨季):強風・高波でクルーズ中止も
✔ 行き方
  • バリ島(デンパサール) → ラブアンバジョ空港(LBJ)
  • 約1時間のフライト:ラブアンバジョ港 → ボートツアー(30分〜2時間)
    👉 コモドドラゴン観察 + ピンクビーチが人気。

 6. プエルト・プリンセサ地底河川(フィリピン)

真っ暗な鍾乳洞の中をボートで進む“地底冒険”。パラワン島にある全長8.2kmの地底河川。
洞窟内部は静寂に包まれ、ライトに浮かび上がる岩の造形が神秘的。

 見どころ
  • 巨大ドームと奇岩の数々
  • 洞窟生態系(ツバメやコウモリ)
  • リゾート地・エルニドとの周遊も人気
世界自然7不思議にも選ばれた!!世界遺産「プエルト・プリンサセ地下河川国立公園」を散策してみた。
バラワン州は、ルソン島の南西、ミンドロ島とマレーシアのボルネオ島の間に位置する島々で、バラワン島を中心に1780の島々からなります。その玄関口であるプエルト・プリンサセは、スール海に面したバラワン島の中心にあり、州都となっています。プエルト...
✔ ベストシーズン
  • 11〜5月(乾季):洞窟内も安定して観光しやすい
  • 6〜10月は雨季でツアー中止になることも
✔ 行き方
  • マニラ → プエルト・プリンセサ空港(PPS)1時間15分
  • 市内からサバンまでバン:約2時間
  • サバン港 → ボートで約20分で地下河川入口へ
    👉 事前予約制。人数制限あり。

 7. 済州島(韓国)

火山の島が生んだ“アジア唯一の新世界7不思議”。
韓国屈指の自然島で、火山と海がつくり出した景観が魅力。

 見どころ
  • 城山日出峰(朝日の名所)
  • 万丈窟(世界最大級の溶岩洞窟)
  • 漢拏山(韓国最高峰のトレッキング)
  • カフェ文化や海岸ドライブも充実
✔ ベストシーズン
  • 4〜6月(春〜初夏):気候良く花も美しい
  • 9〜10月(秋):ハイキングに最適
  • 7〜8月は観光客が多くやや暑い
  • 冬は風が強い
✔ 行き方
  • 日本各地 → 済州国際空港(CJU)
  • 成田・関空・福岡から直行便があることも
  • 空港 → 市内:バス:約20〜30分、タクシーも便利
    👉 城山日出峰、マンジャングル溶岩洞窟、漢拏山が定番。

*準決勝に残った候補地も参考までに!!

先行の過程で最終まで残った28候補には、下記になります。
どれも素晴らしい絶景ですね。

Finalist 28(準決勝28)一覧は、下記で、私が訪問した場所は、記事を張り付けておきます。

🔶 アフリカ

  • キリマンジャロ山(タンザニア)
アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ山麓の裾野に広がる「アンボセリ国立公園」を散策してきた。
標高5895mもあるアフリカ大陸の最高峰キリマンジャロ。そして、その北側に広がるアンボセリは、キリマンジャロ山が噴火の際に噴出した土砂が造ったアンボセリ湖が干上がってできた平地で、火山灰に覆われているので、土の色は、白茶色をしています。かつ...
    • テーブルマウンテン(南アフリカ) ✔最終選出
    • オカバンゴ湿地帯(ボツワナ)
    • ナミブ砂漠(ナミビア)
世界最古の大砂漠 魅惑の世界遺産「ナミブ砂海」を探索してみた。
約8000万年前に生まれた世界最古の砂漠と言われているナミビアのナミブ砂漠。南アフリカか南西部から北側にかけて、幅50~160㎞全長1600㎞の広大な砂漠で国土の大半が覆われれています。ナミビアの旅行は、砂漠を巡る旅です。そして、常に移動す...

🔶 アジア

  • ハロン湾(ベトナム) ✔最終選出
  • コモド(インドネシア) ✔最終選出
  • プエルト・プリンセサ地下河川(フィリピン) ✔最終選出
  • 済州島(韓国) ✔最終選出
  • スンダランド熱帯雨林(インドネシア/マレーシア)
  • スンドルボンス(インド/バングラデシュ)
  • 黒竜江(アムール川/ロシア・中国)
  • 死海(イスラエル・ヨルダン)
奇跡の体験ができる死海(Dead Sea)で浮遊体験を経験してきた。
地球上で最も低い海抜410mにあり、南北60km、東西17kmの細長い湖、死海を紹介します。死海(Dead sea)住所:死海と言えば、塩分濃度が濃いから人間の体が浮くというのは知っている人が多いかと思います。では、実際どれくらい濃いか?と...

🔶 ヨーロッパ

  • ヴェスヴィオ火山(イタリア)
  • メーター・ホルン(スイス/イタリア)
  • エルバス山(アイスランド)
  • パラツキー湖(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

🔶 オセアニア

  • ウルル(エアーズロック/オーストラリア)
地球のへそ!! ウルル-カタ・ジュダ国立公園内を散策してきた。
オーストラリア連邦ノーザンテリトリーにあるオーストラリアの国立公園の1つあるウルル=カタ・ジュタ国立公園。そして、その国立公園の中心となっており、地球のへそと呼ばれるウルル/エアーズロックです。また、ウルル/エアーズロックは、時間ごとに色が...
  • フィヨルドランド国立公園(ニュージーランド)
  • グレートバリアリーフ(オーストラリア)
世界遺産「グレートバリアリーフ」でダイビングを堪能してきた。
日本からグレートバリアリーフの玄関口オーストラリアのケアンズ空港までは、直行便でおよそ7時間30分。時差も1時間と日本から非常にアクセスのよい場所にあります。1800万年前から形成し始められたグレートバリアリーフは、その規模の大きさと美しさ...

🔶 中南米

  • アマゾン熱帯雨林(南米複数国) ✔最終選出
  • イグアスの滝(ブラジル/アルゼンチン) ✔最終選出
  • ガラパゴス諸島(エクアドル)
  • アンヘル滝(ベネズエラ)

新世界7不思議の“世界でもっとも偉大な人工物” を選んだリストは下記をご覧ください。

✔ 選ばれた7つ(2007年発表)

  • チチェン・イッツァ(メキシコ)
  • マチュ・ピチュ(ペルー)
  • コロッセオ(イタリア)
  • 万里の長城(中国)
  • ペトラ遺跡(ヨルダン)
  • タージ・マハル(インド)
  • キリスト像(ブラジル)
    👉 人類史・文化・建築の象徴となる「遺跡・建造物」が対象。
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✨ まとめ:地球の奇跡に会いに行こう

 

新世界7不思議(自然版)は、どれも“地球の息づかい”を感じられる場所ばかり。
アマゾンのジャングル、ハロン湾の奇岩、イグアスの滝の轟音…。
訪れた人の心に深く刻まれる体験になること間違いありません。

次の旅先を探しているなら、
人生で一度は訪れたい絶景“新世界7不思議” を、ぜひ旅のリストに加えてください。

VELTRA-ベルトラ

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