アメリカ東海岸の玄関口として知られるワシントン・ダレス国際空港(Washington Dulles International Airport)。
ワシントンD.C.近郊に位置し、ユナイテッド航空の主要ハブ空港のひとつとして、
多くの国際線や国内線が発着しています。
私も中南米へ向かう途中に利用しましたが、
アメリカでの乗り継ぎは他国とは少し勝手が異なります。
特に初めて利用する方が戸惑いやすいのが、
・乗り継ぎでも入国審査が必要
・預け荷物の再預託が必要になる場合がある
・空港が非常に広い
という点です。
ワシントン・ダレス国際空港(Washington Dulles International Airport)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 空港コード | IAD |
| 正式名称 | Washington Dulles International Airport |
| 所在地 | Virginia, United States |
| 開港 | 1962年 |
| 主な航空会社 | ユナイテッド航空、ルフトハンザ航空、ANAなど |
| ワシントンD.C.中心部まで | 約40km |
ワシントン・ダレス国際空港とは?
ワシントン・ダレス国際空港は、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.を代表する国際空港です。
1962年に開港し、ジョン・F・ケネディ国際空港やロサンゼルス国際空港と並び、
アメリカ東海岸を代表する国際ハブ空港として発展してきました。
空港名は第52代アメリカ合衆国国務長官ジョン・フォスター・ダレスに由来しています。
現在ではユナイテッド航空の重要な拠点空港となっており、
ヨーロッパ、中南米、アジア各地への乗り継ぎ利用者も多く訪れています。
また、独特な流線形のメインターミナルは著名な建築家エーロ・サーリネンによる設計で、
アメリカ近代建築を代表する空港建築のひとつとしても知られています。
日本からワシントン・ダレス国際空港へ
成田空港からワシントン・ダレス国際空港までは、およそ12時間30分のフライトです。
日本との時差はサマータイム期間中で13時間、冬時間では14時間あります。
そのため、日本を出発した日のほぼ同じ時間帯に到着することもあり、
初めて訪れると不思議な感覚になります。
アメリカ乗り継ぎで注意するポイント
アメリカで乗り継ぎを行う場合、ヨーロッパやアジアの空港とは大きく異なる点があります。
① 乗り継ぎでも入国審査が必要
アメリカでは最終目的地が第三国であっても、一度アメリカへ入国しなければなりません。
そのため、
国審査 → 荷物受取 → 荷物再預託 → 税関 → 保安検査
という流れになります。
単なる乗り継ぎであっても通常の入国と同じ手続きが必要になるため、
乗り継ぎ時間には余裕を持たせることが重要です。
② 荷物の引き上げと再預託
国際線同士の一般的な乗り継ぎでは、預け荷物は最終目的地まで自動的に運ばれることが多いです。
しかしアメリカでは、一度荷物を受け取り税関を通過する必要があります。
空港によって導線は多少異なりますが、
ワシントン・ダレス国際空港では税関通過前後に再預託カウンターが設けられており、
そこで荷物を預け直します。
この工程が意外と時間を要するため、短時間乗り継ぎの場合は注意が必要です。
到着後の流れ
U.S. Customs方面へ進む
飛行機を降りたら案内表示に従い、
U.S. Customs and Border Protection
方面へ進みます。

乗り継ぎと入国で導線が分かれる
途中で重要な分岐があります。
ユナイテッド航空の機内でも繰り返し案内されていましたが、
- 紫色ライン:乗り継ぎ客
- 黄色ライン:ワシントンD.C.が最終目的地の利用客
に分かれます。
ここを間違えなければ、その後の流れは比較的分かりやすいです。


ここが一番大事なチェックインポイント。
乗り継ぎの方は、紫のラインに、ワシントンDCで降りる人は黄色のラインになります。

入国審査
アメリカの入国審査は時間がかかることで有名です。
到着時間帯によっては長蛇の列ができ、1時間以上待つことも珍しくありません。
私が利用した際も非常に混雑していました。
ESTA利用者は通常、紙の出入国カードの提出は不要です。
審査官からは、
- 渡航目的
- 滞在先
- 滞在日数
などを質問される場合があります。
英語が苦手な方でも簡単な受け答えができれば問題ありません。
荷物受取・再預託
入国審査後は荷物受取エリアへ向かいます。
私が到着した時には、すでにターンテーブルから荷物が降ろされていました。
荷物を受け取った後は、係員の案内に従って再預託エリアへ向かいます。
航空券が最終目的地まで発券されている場合は、
そのまま荷物を渡すだけで完了するケースがほとんどです。
税関通過
荷物を再預託した後は税関へ進みます。
現在では税関申告が電子化されているケースも増えていますが、
係員の指示に従って進めば問題ありません。
ここを通過すると正式にアメリカへ入国したことになります。
ワシントン・ダレス国際空港の最低乗り継ぎ時間
一般的にワシントン・ダレス国際空港での
国際線→国際線乗り継ぎは約80分
が最低乗り継ぎ時間の目安とされています。
ただし、
- 到着便の遅延
- 入国審査の混雑
- 保安検査の混雑
などによって大きく変動します。
個人的には2時間以上あるとかなり安心です。
エアポートトレイン(AeroTrain)の利用方法
ワシントン・ダレス国際空港は非常に広いため、
ターミナル間の移動にはエアポートトレイン(AeroTrain)を利用します。
もちろん利用料金は無料です。
主なルート
- Concourse A
- Concourse B
- Concourse C
- Main Terminal
を結んでいます。

ずっと進んで行きます。

ここで、エアポートトレインに乗って移動します。
もちろん無料です。

例えばコンコースCからコンコースBへ移動する場合は、
AeroTrainは各コンコースとメインターミナルを結んでおり、案内表示に従って利用すれば簡単に移動できます。
列車は数分間隔で運行されているため待ち時間もほとんどありません。

降りて、サインに沿って歩いて行くと

コンコースBに到着です。

ラウンジやショップも充実
ワシントン・ダレス国際空港には、
- ユナイテッドクラブ
- ポラリスラウンジ
- プライオリティパス対応ラウンジ
- レストラン
- カフェ
- 免税店
などが揃っています。
乗り継ぎ時間が長い場合は、空港内を散策してみるのもおすすめです。
旅の終わりに
ワシントン・ダレス国際空港は、アメリカ東海岸を代表する巨大ハブ空港です。
初めて利用すると、
「乗り継ぎなのに入国審査があるの?」
「荷物を受け取ってまた預けるの?」
と戸惑うかもしれません。
しかし流れ自体はシンプルで、
入国審査 → 荷物受取 → 再預託 → 税関 → 保安検査
という順番を理解しておけば問題なく乗り継げます。
私も利用前は乗り継ぎ時間が足りるか不安でしたが、
事前に流れを把握していたことで落ち着いて移動することができました。
これからワシントン・ダレス国際空港を利用する方は、
ぜひ時間に余裕を持ったスケジュールを組み、アメリカならではの乗り継ぎシステムに備えてください。
長時間のフライトの先に広がる次の目的地へ、安心して旅を続けられるはずです。
コメント
記事がとても参考に
なりました。ありがとうございました。
孫に会いに一人で初めて海外旅行初でシャーロッツビルまで行く予定です。
ダレス空港までANAで行き、ユナイテッドに乗り換えます。←そんなこと無理。どーしよ
藁にもすがる思いでネット情報探していました。
YouTubeもピッタリするのがなかなか無くて困っておりました。
ざっくりイメージがつきました。まだまだ100%不安ですが。。。。。
りえさん アメリカの空港はとにかく広く、わかりづらいし、ロストバゲージなんかもありますのでこの記事が少しでも参考になればうれしいです。
お孫さんと楽しい旅を!!