現地の言葉で、「人のいない土地、何もない土地」という意味のナミブ。
まさに、その言葉ぴったりとあてはまる国それがナミビアです。
ナミビアの歴史をひも解くと、かつては、ドイツの植民地として南西アフリカと呼ばれていました。
そのあと、第一世界大戦終了以降、南アフリカ連邦の統治下に置かれ、
その後、1990年にナミビア共和国として独立しました。
そんなナミビア共和国は、まさに世界の果てを感じさせてくれる国です。
今回、紹介するのは、ナミブ砂漠の玄関口
セスリエムゲートから車で5分程度の場所にある200mに渡る渓谷です。
ナミビアは、あまりガイドブックにのっていないことが
多く詳しいことがわからないのが残念です。
セスリエムキャニオン (Sesriem Canyan)
ソッススフレイからセスリエムキャニオンに戻る途中の風景。
まさに、アフリカの景色です。
キャメルホーンの枝にぶら下がる大きな鳥の巣。
巣の中にいるのは、シャカイハタオリというスズメ科の鳥がいます。
世界一大きな巣を作る鳥として有名です。
巣の大きさは、最大で直径10m以上にもなるそうです。
見た目は、ほとんど日本のスズメと変わらないように見えます。
ソッススフレイロッジの側にあるセスリエムキャニオン。
ちなみに、私は、行くことが出来なかったのですがナミビアでは、世界で2番目大きい渓谷
フィッシュリバー・キャニオンがあります。
こちらは、160kmの長さと27kmの幅、550mもの深さを持つ大渓谷でこの規模は
アメリカのグランドキャニオンに次ぐ規模だそです。
今回訪れたセスリエムキャニオンも規模は小さいながら散策するにはいい大きさです。
ソッススフレイとは地下水脈でつながっており、大雨が降ると川になります。
なかなか、谷底を歩けことがないので貴重な経験です。
深さ10m以上もある渓谷ですが、大雨になると、ここがあふれんばかりの川になるそうです。
ソッススフレイなどは、有名ですが、このキャニオンも近場なので時間のある時は、散歩してみるのもいいと思います。
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