クレイジージャーニーのヨシダナギさんで有名になった裸のヒンバ族。
今回、紹介する「Otjikandero Himba Orphan Village」は、
ヒンバ族の孤児達を保護する作った村で北のカオコランドより移ってきたそうです。
Otjikandero Himba Orphanage Village
見学料:200~250ナミビアドル
このお金は、子供たちの医療費や教育に使われているそうです。
世界で一番美しい部族と言われるヒンバ族。
裸の部族と言われ、特徴的な赤土色の肌は、赤い石と粘土質の土を動物の脂を混ぜたものを塗っているそうです。
また、ヒンバ族の女性達の特徴的なのは、赤い髪形です。
この髪形は、赤い石と粘土質の土と牛糞を混ぜて髪を固めるそうです。
頭のてっぺんに羊の皮をつけているのも特徴的です。
村では、ヒンバ族のお土産が売られています。
値段も結構高めなのできっちり交渉してみてください。
アフリカを旅する時などキャンディなどあげると非常に喜ばれます。
ただ、あげすぎると健康を害する場合もあるので、私は、ビタミンがたっぷり
入っているキャンディや塩キャンディなど持っていきます。
さて、小屋の中に入ると、ヒンバ族の子が、生活を見せてくれます。
実演として、赤い土を塗ってくれたり、煙を焚いてくれたりします。
煙は、ヒンバ族の女性は、生涯お風呂や水で身体を洗うことはないので、香りの良い草木、炭を火にかけ、
その煙を浴び匂いや虫除け対策にも用いているそうです。
この女の子は、20歳だそうで、現在妊娠中だそうです。
そして、ヒンバ族の特徴的なものに髪型があります。
これは、地毛に牛のしっぽの毛を使っており、そこにエクステンションで髪を編みます。
髪ができあがったら、赤い石と粘土質の土、牛のふんを混ぜたもので固めるそうです。
そして、頭のてっぺんについているのが、羊の皮だそうです。
どうも女の子が大人になった時に、1匹の子羊がふるまわれ、お肉は、お祝いに、羊の皮は、冠として頭に飾られるそうです。
そして、付けたら外さずに一生つけているそうです。
世界一美しい部族を見るだけでもナミビアに来たかいがあります。
是非訪問してみてください。
さて、今回のOtjikandero Himba Orphan Villageの前にヘレロ族のお土産店に立ち寄りました。
ヘレロ族には悲しい歴史があります。
ナミビアは当時、「ドイツ領南西アフリカ」とされ、ドイツ帝国の植民地だった。
土地を追われた、ヘレロ族が無差別攻撃を開始した。
その後、ドイツは、1904〜07年に先住民族のヘレロ族とナマ族に対して
20世紀最初の大虐殺を行った。
死者は、ヘレロ族が2万4千人〜10万人、人口の80%近くが死亡したと言われています。
マナ族が全人口2万人の半数に当たる1万人に及んだそうです。
そんな悲劇の部族ヘレロ族ですが、衣装は非常におしゃれでみんな帽子をかぶっています。
ヘレロ族は、民族衣装がカラフルです。
お土産のヘレロ人形もカラフルです。
お金を払うと顔を撮影させてくれます。
今回は、2つの部族の様子を動画で編集してみました。
世界を旅していく中で、民族と触れ合うことが、多いのですが、だんだん失われていく民族文化が
なくなっていくことは時代の流れですが、寂しい感じもしますね。
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