世界遺産で人気NO.1　インカの天空の城　世界遺産「マチュピチュ」を散策してみた。

クスコからウルバンバ川に沿って約114㎞の位置にある空中都市マチュピチュ。
遺跡の標高は、2940ｍのマチュピチュ山と2960mのワイナピチュを結ぶ尾根にあります。

マチュピチュ遺跡は、15世紀前半にスペイン軍により、インカ帝国は、ほとんど破壊されてしまったが
標高が高かったこともあり、奇跡的に無傷のまま残り、1911年アメリカ人のハイラム・ビンガムにより発見されました。
ちなみに、ハイラム・ビンガムは、インディージョーンズのモデルになったと言われている人です。

そして、現在、マチュピチュは、新世界7不思議のひとつに数えられています。

新世界の７不思議は、下記になります。

マチュピチュの歴史保護区 (Historic Sanctuary of Machu Picchu)

マチュピチュの歴史保護区 (Historic Sanctuary of Machu Picchu)

1983年　ユネスコ複合遺産に登録

マチュピチュ遺跡 (Machu Picchu）

住所：08680 ペルー

基本情報

時間	6：00～17：30（最大滞在時間：4時間）
定休日	無休
料金	マチュピチュ遺跡：152ソル（約4000円）　＊学生は、国際学生証を提示で、77ソル
	マチュピチュ遺跡＋マチュピチュ山：200ソル（約5700円）　＊学生は、国際学生証を提示で、77ソル
	マチュピチュ遺跡＋ワイナピチュ：200ソル（約5700円）　＊学生は、国際学生証を提示で、77ソル
公式URL	https://www.machupicchu.gob.pe/

＊100円＝3.4ソル相当

下の画像は、マチュピチュのチケットです。

マチュピチュは、とても広い遺跡なので、エリア別で紹介していきます。

遺跡入口・市街地入口エリア

貯蔵庫 (Depositos Qolqas’)

段々畑でとれたジャガイモなどの農作物を保管していた場所です。

見張り小屋 (Recunto del guardian)

三方に窓があり、マチュピチュ全体を見渡すことができます。

見張り小屋の前にある石は、儀式の岩と呼ばれ、かつては、葬儀のために使われていたが
最近では、祈りの儀が行われています。

段々畑 (Andeness）

マチュピチュに広がる段々畑は、急斜面に広がっていて、斜面は、太陽の登る東側に面しています。
また、段々畑は、山崩れを防ぐ役目も果たしていたそうです。
畑では、ジャガイモ・トウモロコシ・コカの葉などが生産されていました。

段々畑の土壌は、上から土・川の砂・軽石・石という４つの層になっており、水はけを良くしていたそうです。

市街地入口から聖なる広場エリア

市街地入口 (Pureta de acceso a la ciudad)

目の前には、ワイナピチュが見えます。

下の写真にある門の上にある出っ張りは、木の扉を入口に取り付けるために使用されていたそうです。

作業小屋

聖なる広場からメイン広場エリア

主神殿 (Sector de los Templos）

天地創造の神、ヴィラコチャを祀った神殿。
特徴的な小さな台形をした１７のくぼみがある。

インティワタナ（日時計） (Intiwatana）

太陽をつなぎとめる石という意味を持つ、大きな石。
このインティワタナは、マチュピチュの中で一番高い位置にあり、中央には、高さ36㎝の角柱があります。
そして、角柱の角は、東西南北を指しているそうです。
これが日時計と言われる根拠は、石の角柱の稜を結ぶ対角線を冬至に太陽が通過するようになっているらしい。
ただ、現在でも様々な説があるそうです。
インカは、太陽暦を利用しており、5月に収穫、6月に太陽の祭り（インティ・ライミ）8月に種まきとしていたそうです。