【ペルーレイル乗車記】マチュピチュへの行き方|ビスタドーム号で行く天空都市への鉄道旅

マチュピチュの観光
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世界遺産の人気ランキングで常に上位に名前が挙がるマチュピチュ遺跡。

インカ帝国の謎に包まれた天空都市として知られ、
世界中から多くの旅行者が訪れています。

しかし、これほど有名な観光地でありながら、
マチュピチュ周辺には空港がありません。

観光の拠点となるのは、かつてインカ帝国の首都として栄えたクスコです。

そして、クスコからマチュピチュまでは約114km離れており、
現在もっとも一般的な移動手段が鉄道になります。

私も実際にクスコからマチュピチュを訪れましたが、
列車でアンデスの渓谷を進む時間そのものが旅の大きな魅力でした。

今回は、マチュピチュへのアクセス方法と、
実際に乗車したペルーレイル(PeruRail)について紹介します。

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マチュピチュへのアクセス

マチュピチュ遺跡は標高約2,430mの山岳地帯に位置しており、
一般車両が直接乗り入れる道路はありません。

そのため、観光客のほとんどは以下のルートで訪れます。

一般的なアクセスルート

  1. クスコからオリャンタイタンボへ移動
  2. オリャンタイタンボ駅から鉄道に乗車
  3. マチュピチュ村(アグアス・カリエンテス駅)到着
  4. シャトルバスでマチュピチュ遺跡へ

クスコからオリャンタイタンボまでは車で約1時間30分〜2時間。

その後、列車で約1時間30分〜2時間かけてマチュピチュ村へ向かいます。

途中の景色は非常に美しく、旅のハイライトのひとつといえるでしょう。

マチュピチュと鉄道の歴史

マチュピチュは1911年にアメリカ人探検家ハイラム・ビンガムによって世界へ紹介されました。
その後、世界的な注目を集めるようになり、多くの観光客が訪れるようになります。

現在の鉄道路線はウルバンバ川沿いを走っており、
険しいアンデス山脈の地形を利用しながら建設されました。

道路建設が困難な地形であるため、
鉄道は現在でもマチュピチュ観光を支える重要な交通手段となっています。

マチュピチュへ運行する鉄道会社

現在、マチュピチュへ向かう鉄道を運行している主な会社は以下の2社です。

  • PeruRail(ペルーレイル)
  • Inca Rail(インカレイル)

このうち、世界的に有名な豪華列車「ハイラム・ビンガム号」を運行しているのがペルーレイルです。
私は今回、ペルーレイルを利用しましたので、こちらを中心に紹介します。

ペルーレイル (PERU RAIL)

ペルーレイルはマチュピチュ観光の定番鉄道会社です。

料金やサービス内容に応じて複数の列車が運行されています。

主な列車

  • ハイラム・ビンガム号
  • ビスタドーム号
  • エクスペディション号

下は、ペルーレイルのチケットです。

ハイラム・ビンガム号 ( Belmond Hiram Bingham)

マチュピチュを世界へ紹介した探検家ハイラム・ビンガムの名を冠した豪華列車です。
運営しているのは、オリエント急行でも知られるベルモンド社。

車内では高級料理やライブ演奏が楽しめ、マチュピチュ観光そのものをラグジュアリーな体験へと変えてくれます。

特徴

  • 豪華ダイニングカー
  • 展望車両
  • ライブ演奏
  • コース料理付き
  • 往復送迎サービス付き

予算に余裕があるなら、一度は乗ってみたい憧れの列車です。

*クスコ(ポロイ)からマチュピチュまで

料金:大人 285US$ 子供(3~11歳) 143US$
列車番号 往路:11 復路:12
クスコ
ポロイ 9:05
オリャイタイタンボ 10:53
マチュピチュ 12:24
オリャイタイタンボ 17:50 17:50
ポロイ 19:28
クスコ 21:16

ビスタ・ドーム号 (PeruRail Vistadome)

私が実際に利用したのがビスタドーム号です。
最大の特徴は、大きなパノラマ窓。

車両の側面だけでなく天井近くまでガラス張りになっているため、アンデスの絶景を存分に楽しむことができます。

列車が走り始めると、窓の外にはウルバンバ川が削り出した深い渓谷が広がります。
険しい岩山や緑豊かな山々が次々と現れ、まさに天空都市へ向かう旅を実感できます。

車内は明るく開放感があり、観光列車として非常に人気があります。

*クスコからマチュピチュまで

料金
列車番号 No.31 No.32 No.203 No.604
クスコ 6:40 7:30
マチュピチュ 10:52 16:43 12:11 17:23
クスコ 21:23 21:52
*オリャンタイタンボからマチュピチュまで
列車番号 No.301 No.601 No.501 No.31
オリャイタイタンボ 7:05 8:00 8:53 9:15
マチュピチュ 8:27 9:24 10:29 10:52
列車番号 No.203 No.303 No.603 No.302
オリャイタイタンボ 10:32 13:27 15:37
マチュピチュ 12:11 14:50 17:02 10:55
オリャイタイタンボ 12:32
列車番号 No.204 No.304 No.504 No.32
オリャイタイタンボ 13:37 15:48 16:22 16:43
マチュピチュ 15:04 17:29 18:10 18:31
列車番号 No.604 No.606
オリャイタイタンボ 17:23 18:10
マチュピチュ 19:02 19:51

エクスペディション (PeruRail Expedition)

もっともリーズナブルな列車です。
豪華さはありませんが、快適に移動できるためバックパッカーや個人旅行者に人気があります。

景色はビスタドーム号と同じルートを走るため、コストを抑えたい方には十分おすすめです。

*ポロイからマチュピチュまで
料金
列車番号 No.33 No.34 No.71 No.81
ポロイ 6:40
オリャンタイタンボ 5:05 6:10
マチュピチュ 9:54 15:20 6:35 7:40
ポロイ 19:05
*オリャンタイタンボからマチュピチュまで
料金
列車番号 No.83 No.33 No.91 No.73
オリャンタイタンボ 7:45 8:29 11:52 12:55
マチュピチュ 9:15 9:54 13:34 14:25
料金
列車番号 No.75 No.51 No.50 No.72
オリャイタイタンボ 19:04 21:00
マチュピチュ 20:45 22:45 5:35 8:53
オリャンタイタンボ 7:44 10:52
料金
列車番号 No.74 No.34 No.504 No.84
マチュピチュ 14:55 15:20 16:22 18:20
オリャンタイタンボ 16:31 17:08 18:10 20:05

*1月~4月までは、ポロイ発着便の運行はなし。クスコからの臨時バスで対応

ビスタドーム号に乗車してみた

私はオリャンタイタンボ駅からビスタドーム号に乗車しました。
駅を出発すると列車は徐々に標高を下げながら、ウルバンバ川沿いを進みます。

車窓から見える景色は圧巻でした。

切り立った山々。
深い渓谷。
勢いよく流れるウルバンバ川。
そして、時折現れる小さな集落。

インカ帝国時代から続く聖なる谷を眺めながら進む時間は、単なる移動ではなく旅そのものでした。

最終目的地となるのはアグアス・カリエンテス駅です。
「アグアス・カリエンテス(Aguas Calientes)」とはスペイン語で「温泉」を意味します。

現在は正式名称を「マチュピチュ・プエブロ」といいますが、
多くの旅行者は今でもアグアス・カリエンテスと呼んでいます。

 

荷物の持ち込みについて

ペルーレイルでは荷物制限があります。

持ち込み荷物

  • 縦・横・高さの合計157cm以内
  • 重量5kg以内

大型スーツケースの持ち込みはできません。

多くの旅行者はクスコやオリャンタイタンボのホテルに荷物を預け、
必要最低限の荷物だけを持ってマチュピチュへ向かいます。

私も宿泊先にスーツケースを預けて訪れました。

本当は、豪華なハイラム・ビンガム号に乗ってみたかったですが、ビスタ・ドーム号でも十分楽しめました。

帰りの便では、即席ファッションショーなんかもありました。

マチュピチュ鉄道旅の動画

マチュピチュへ向かう列車旅の様子は、動画でも撮影しています。

車窓から見えるウルバンバ川やアンデスの山々、
ビスタドーム号の車内の雰囲気をより具体的に感じられると思います。

写真だけでは伝わりにくい列車旅の臨場感もあるので、
マチュピチュへ鉄道で向かう予定の方は参考にしてみてください。

マチュピチュ駅から遺跡まで

アグアス・カリエンテス駅へ到着したら、遺跡まではシャトルバスで移動します。

シャトルバス

所要時間:約25〜30分
運行間隔:約5〜10分

早朝から運行しているため、朝一番の入場にも対応しています。
徒歩で登ることも可能ですが、急な山道が続くため体力に自信がある方向けです。

アクセス

日本からクスコまで

日本 → リマ(ペルー)
リマ → クスコ(国内線)

クスコからマチュピチュ

クスコ

オリャンタイタンボ(車で約1時間30分〜2時間)

ペルーレイルまたはインカレイル

マチュピチュ村(アグアス・カリエンテス駅)到着

シャトルバス

マチュピチュ遺跡

旅の終わりに

マチュピチュ観光というと、どうしても遺跡そのものに注目が集まります。

しかし実際に訪れてみると、
クスコから始まる鉄道の旅もまた大きな魅力のひとつでした。

アンデスの山々に囲まれた聖なる谷を進みながら、
少しずつ天空都市へ近づいていく時間。

車窓から眺めるウルバンバ川や深い渓谷の景色は、
遺跡見学とはまた違った感動を与えてくれます。

私自身、本当は豪華列車のハイラム・ビンガム号にも乗ってみたかったのですが、
ビスタドーム号でも十分に満足できました。

帰りの列車では即席のファッションショーが行われるなど、
移動時間そのものがエンターテインメントになっていたのも印象的でした。

世界遺産マチュピチュを訪れる際は、
ぜひ列車の旅そのものも楽しんでみてください。

遺跡へ到着する前から、インカ帝国の歴史とアンデスの雄大な自然を感じられる特別な体験になるはずです。



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