【世界遺産】パリのセーヌ河岸を徹底解説|エッフェル塔やノートルダム大聖堂など見どころ紹介

パリの観光
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パリを象徴する建造物といえば、やはりエッフェル塔でしょう。

高さ300mを超える巨大な鉄塔は世界中で知られるフランスのランドマークであり、
毎年多くの観光客が訪れています。

しかし、エッフェル塔は単独で世界遺産に登録されているわけではありません。

実は、ノートルダム大聖堂やルーヴル宮殿、アンヴァリッド、コンコルド広場などとともに、
世界遺産「パリのセーヌ河岸(Paris, Banks of the Seine)」を構成する重要な建造物のひとつです。

パリの歴史は紀元前3世紀頃、ケルト人のパリシイ族が現在のシテ島周辺に定住したことから始まりました。

その後、ローマ時代、中世、フランス革命、
ナポレオン時代を経て発展した都市景観は、セーヌ川沿いに今も残されています。

私も実際にセーヌ川沿いを歩きながら各名所を巡りましたが、
単体の観光地を見るだけでは分からない、パリという都市そのものの歴史の奥深さを感じることができました。

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パリのセーヌ河岸(Paris, Banks of the Seine)

1991年 ユネスコ文化遺産に登録。

パリは市街を流れるセーヌ河岸を中心に広がり、
両岸には古代ローマ時代以後の建築物が連なっています。
川中のシテ島はパリ発祥の地です。

サン・ルイ島の東端にかかるシュリ橋から、
左岸にエッフェル塔をのぞむイエナ橋までが、世界遺産に登録されています。
ノートルダム大聖堂をはじめ、ルーブル宮殿、シャイヨー宮、アンヴァリッド廃兵院、
フランス学士院、市役所、公園などが長い年月をかけて建設されました。

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世界遺産に選ばれた背景

歴史と文化の街、花の都パリでは、紀元前3世紀頃に、
ケルト人パリシイ族が今のシテ島に住み始めたのが町の起源であり、
名前の由来になっています。

パリのセーヌ河岸が世界遺産に選ばれた背景には、
古代ローマ時代以後の建築物がセーヌ川沿いに連続し、
都市の歴史そのものが景観として残っている点があります。

ノートルダム大聖堂をはじめ、ルーブル宮殿、アンヴァリッド、エッフェル塔、シャイヨー宮など、
時代の異なる建築物がひとつの河岸景観の中でつながって見えることが、
この世界遺産の大きな価値です。

実際に歩いてみると、単体の名所を巡るだけでは分からないパリの積層した歴史が、
橋や広場、河岸の風景の中から自然に伝わってきます。

都市そのものが巨大な歴史博物館のように感じられるところに、この世界遺産のおもしろさがあります。

歴史背景

パリの歴史を紐解くと前52年、ローマ軍に征服され、
この地は、ルテティアと呼ばれ、
河川交通の要衝として栄え、セーヌ川左岸を中心に発展していきました。

ルテティアが、パリに改名したのは、4世紀中頃で、6世紀初頭、
フランク王クロヴィスがパリを首都に定め、町は商業を中心に、
左岸だけでなく、右岸も繁栄していきました。

その後、10~14世紀のカペー朝時代に、さらなる発展をし、国王は、
パリに定住するようになり、12世紀頃、シテ島には、
ゴシック建築の傑作ノートルダム寺院が建設がはじまります。

17世紀になると、フランス最後の王朝ブルボン王朝の絶頂期を迎えていましたが、
1789年のフランス革命が勃発し、1792年、第一共和政が成立しました。

その後、ナポレオンが1804年、第一帝政を成立させ、
ナポレオン時代には凱旋門やサント・マドレーヌ聖堂などの建設が進められました。

その後、19世紀~20世紀には、エッフェル塔やシャイヨー宮などが建造され、現在の姿になりました。
そんな歴史のつまったパリのセーヌ河岸には歴史的建造物が多く、その多くが世界遺産に登録されています。

対象の建築物

パリのセーヌ河岸の世界遺産は、ひとつの建物だけを指すのではなく、
シテ島、セーヌ右岸、セーヌ左岸、サンルイ島に広がる歴史的景観全体で構成されています。
実際に歩くと、それぞれのエリアで街の表情がかなり異なり、
宗教、政治、学問、芸術が分かれて発展してきたことが見えてきます。

シテ島エリア

セーヌ河の中州で現存するパリ最古の橋ポン・ヌフがセーヌ両岸と1607年に結ばれました。
パリ発祥の地として知られ、宗教と司法の中心が集まるエリアです。
ノートルダム大聖堂を中心に、中世パリの核となった空気が今も濃く残っています。

ノートルダム大聖堂

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パレ・ド・ジュスティス(裁判所)
サント・シャペル
コンシェルジュリー

セーヌ右岸エリア

政治経済の中心地。
王宮や行政機関、大広場、美術館が集まり、王権から近代都市パリへと変わっていく流れを感じやすいエリアです。
華やかな景観が続き、歩くだけでもパリらしい壮麗さが伝わってきます。

マレ地区
オテル・ド・ロアン
オテル・ラモワニョン
パリ市庁舎
ルーヴル宮殿(ルーヴル美術館)

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チュイルリー庭園
コンコルド広場

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マドレーヌ寺院 – コンコルド広場の北にある新古典様式の教会
シャンゼリゼ通り – コンコルド広場を東端とするパリの中心的な大通り。
グラン・パレ
プティ・パレ
シャイヨー宮

セーヌ川左岸エリア

ソルボンヌ大学を中心にした学問・文化が盛んなエリア。
右岸より少し落ち着いた雰囲気があり、散策していると知の都パリらしい空気が感じられます。
美術館、議会、軍事施設、公園が並び、パリの多面性がよく見えるエリアです。

オルセー美術館
ブルボン宮殿
アンヴァリッド

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シャン・ド・マルス公園
陸軍士官学校
エッフェル塔

サンルイ島エリア

華やかな観光名所が集まるというより、邸宅建築と落ち着いた街並みに旧いパリの面影が残るエリアです。
セーヌ河岸の世界遺産が、記念碑だけでなく、人が暮らしてきた居住空間まで含んでいることが感じられます。
シテ島のにぎわいとは少し違う静けさも魅力です。

ランベール邸
ローザン邸
サン=ルイ=アン=リル教会

エッフェル塔 (Eiffel Tower)

住所:Champ de Mars, 5 Avenue Anatole France, 75007 Paris, フランス

時間 6月21日〜9月2日

  • エレベーター:9:30~24:45※(23:00まで)
  • 階段:9:30~24:45

9月3日〜6月20日

  • エレベーター:9:30~23:45※(22:30まで)
  • 階段:9:30~18:30
定休日 無休
料金 【Ticket with access lift Second floor】

エレベーターで地上階から2階まで上る事ができるチケットです。WEBで予約する際は「2nd floor」というチケット名になります。

  • 大人:16.60€(約2160円)
  • 12〜24才:8.30€(約1080円)
  • 4才〜11才:4.10€(約530円)

【Ticket with access lift The top】

エレベーターで地上階から2階へ、更に2階から3階へ上る事ができるチケットです。WEBで予約する際は「Summit」というチケット名になります。

  • 大人:25.90€(約3370円)
  • 12〜24才:13.00€(約1690円)
  • 4才〜11才:6.50€(約850円)

【Ticket with access stairs Second floor】

階段で2階まで上る事ができるチケットです。

  • 大人:10.40€(約1350円)
  • 12〜24才:5.20€(約680円)
  • 4才〜11才:2.60€(約340円)

【Ticket with access stairs 2nd floor + lift The top】

階段で2階まで上がり、2階から3階へはエレベーターで上る事ができるチケットです。

  • 大人:19.70€(約2560円)
  • 12〜24才:9.80€(約1270円)
  • 4才〜11才:5.00€(約650円)
公式URL エッフェル塔、公式サイト

※料金は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。

エッフェル塔 の歴史

1889年のフランス革命100周年を記念して開催された
第4回パリ万国博覧会のシンボルとして建設されたのがエッフェル塔です。

高さ約300m、総重量約7300トンの巨大な鉄塔で、
設計を担当したのは橋梁建築家として有名なギュスターヴ・エッフェルでした。

1887年1月28日に着工し、わずか2年2か月という驚異的な速さで完成しました。

しかし当時は芸術家や文化人から激しい批判を受け、
「パリの景観を壊す鉄の怪物」とまで呼ばれていました。

万博終了後には解体される予定でしたが、
無線通信施設としての価値が認められたことで存続が決定します。

その後はラジオ放送や軍事通信にも利用され、
現在ではパリを象徴するランドマークとなりました。

私も展望台へ上りましたが、セーヌ川を中心に広がるパリ市街の眺めは圧巻でした。

ノートルダム大聖堂やアンヴァリッド、ルーヴル美術館周辺まで見渡すことができ、
パリの街がどのように発展してきたのかを実感できます。

また夜になるとライトアップされたパリの街並みが広がり、
昼間とはまったく異なる幻想的な景色を楽しむことができます。

現在では世界遺産「パリのセーヌ河岸」を代表する建造物のひとつとして、多くの観光客が訪れています。

Laura MontagnaniによるPixabayからの画像

PexelsによるPixabayからの画像

WalkersskによるPixabayからの画像

2024年に開催されたパリオリンピックでも象徴的な存在となり、
開会式や競技会場周辺の風景として世界中にその姿が映し出されました。

ぜひ展望台へ上り、世界遺産の街並みを一望してみてください。

アクセス

パリのセーヌ河岸は広範囲にわたるため、目的地によって最寄駅が異なります。

ノートルダム大聖堂

  • Metro4号線「Cité駅」
  • RER B・C線「Saint-Michel Notre-Dame駅」

ルーヴル美術館

  • Metro1・7号線「Palais Royal – Musée du Louvre駅」

コンコルド広場

  • Metro1・8・12号線「Concorde駅」

アンヴァリッド

  • Metro8・13号線「Invalides駅」

エッフェル塔

  • Metro6号線「Bir-Hakeim駅」
  • RER C線「Champ de Mars – Tour Eiffel駅」

パリ中心部は徒歩でも十分に観光できるため、セーヌ川沿いを散策しながら各名所を巡るのがおすすめです。

旅の終わりに

パリにはエッフェル塔やルーヴル美術館、
ノートルダム大聖堂など世界的に有名な観光名所が数多くあります。

しかし、実際に訪れて印象に残ったのは、
それぞれの建築物だけではありませんでした。

セーヌ川沿いを歩きながら橋を渡り、広場を眺め、
歴史的建造物を巡っていると、
古代ローマ時代から現代まで続くパリの歴史がひとつの景観としてつながっていることに気づきます。

それこそが「パリのセーヌ河岸」が世界遺産として評価された最大の理由なのだと思います。

華やかな観光地としてのパリだけでなく、
歴史と文化が積み重なった都市そのものの魅力を感じられる場所。

パリを訪れる際は、ぜひセーヌ川沿いをゆっくり歩きながら、
世界遺産の街並みを楽しんでみてください。

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