バンコクは、屋台や大衆食堂レベルでもミシュランに評価される、
世界でも屈指のグルメ都市です。
星付きレストランだけでなく、
価格以上の満足度が高い店として選ばれる
「ビブグルマン」の存在が、この街の奥行きを物語っています。
本記事では、ミシュランガイドへの掲載履歴と実食体験を軸に、
実際に訪問・実食した店
過去にビブグルマンへの掲載歴がある実力店
今後訪問予定の注目店
エリア別の回り方
を、体験ベースで整理しています。
※ミシュランガイドの掲載状況は毎年更新されます。
本記事では過去の掲載実績も含めて紹介しているため、
最新の掲載状況は公式サイトやアプリで確認してください。
▶ タイ料理おすすめ定番20選【完全保存版】

目次
ビブグルマンとは?
ビブグルマンは、良質な料理を手頃な価格で楽しめる店に与えられる、
ミシュランガイドの評価です。
価格の基準は国や地域によって異なり、
バンコクでは屋台料理や麺料理、
タイの家庭料理など、地元の日常に根ざした店も選ばれています。
高級店だけではなく、
その街で普段から親しまれている味に出会えることが、
ビブグルマン巡りの魅力です。
▶ タイ旅行グルメ完全マップ(全国版)

Part1|実食済み:ビブグルマン掲載店(掲載年は店舗ごとに異なります)
バンコクでビブグルマンを巡ると、まず感じるのは「特別感」ではなく「日常」です。
プラスチック椅子。
屋台の火力。
地元の人と同じテーブル。
けれど、そこで出される一皿は、ミシュランガイドに評価された料理です。
ここでは、実際に歩き、並び、食べた店を紹介します。
①Thip Samai
夜になると自然と行列が伸びる店です。炭火の香ばしさが、ひと口目から違います。
名物:エビ入りパッタイ
向き:初訪問/王道を食べたい/絶対に外したくない人

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②Baan Somtum
辛さと酸味のバランスが整っており、在住者の支持も高い安定店です。
名物: ソムタム/ガイヤーン
向き: イサーン初心者

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③Sri Trat
タイ東部・トラート地方の料理を味わえる一軒です。
ハーブやスパイスの香り、ココナッツミルクのコク、
しっかりした味付けが重なり、食後まで余韻が残ります。
名物:トラート地方のカレーやシーフード料理
向いている人:地方料理を味わいたい人/ハーブやスパイスが好きな人/濃い味が好みの人

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④Nai Mong Hoi Thod
ヤワラートで一皿だけ選ぶなら候補に入る店です。外カリ中トロの完成度で勝負しています。
名物:ホイトート(牡蠣オムレツ)
向き:ヤワラート食べ歩き/食感重視/一皿勝負派

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⑤Nai Ek Roll Noodle
黒胡椒の香りが立ち上がるヤワラートの代表麺です。刺激は強いが、土台が整っています。
名物:胡椒スープ麺(ロールヌードル)
向き:夜ヤワラート派/胡椒系が好き/一杯差し込みたい人

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⑥Go-Ang Pratunam
観光客も地元客も並ぶバンコクの基準店です。初訪問で外したくない一軒目にちょうどいいです。
名物:カオマンガイ
向き:初心者/朝〜昼にサクッと/安定店重視

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カオマンガイをもっと極めたい方へ
▶ バンコク・カオマンガイ完全比較ガイド

⑦Lim Lao Ngow
主役は麺より魚団子の旨味です。酸味と辛味を足して完成する立体的な一杯です。
名物:魚団子トムヤム麺
向き:麺好き/トムヤム好き/調味で仕上げたい派

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⑧Khua Kling Pak Sod
油に頼らないスパイス直球の辛さです。汗は出ますが、香りの奥行きで食べ進められます。
名物:クアクリンムー
向き:辛党/南部料理の強さを体験したい/香り重視
※掲載写真は辛さ控えめの料理です。

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⑨Soi Polo Fried Chicken
皮はパリッと、中はしっとり。もち米と合わせると軽食以上の満足感になります。
名物:ガイトート+カオニャオ
向き:はしご派/観光の合間/サクッと一品補給

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⑩Prachak Roasted Duck
老舗らしい落ち着きのある味です。派手さより確実にうまいを選ぶ人向けです。
名物:ローストダックごはん
向き:タイ中華好き/安定重視/米と肉で満足したい人

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⑪Mae Varee
塩気続きの旅を甘さで整える一軒です。ホテル持ち帰りにも使いやすいです。
名物:マンゴー/カオニャオ・マムアン
向き:甘党/夜食・ホテル用/フルーツで締めたい人

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⑫Laab Ubon
素材と調味のバランスで食べさせるローカル寄りのイサーン料理です。
名物:ラープ/ナムトック/イサーンセット
向き:イサーン好き/ローカル志向/ハーブと酸味派

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⑬ Krua Apsorn
蟹の旨味が明確に出る、家庭料理の完成形に近い店です。
名物:蟹オムレツ
向き:旧市街観光ついで/タイ家庭料理の代表格を押さえたい人

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⑭ Pad Thai Fai Ta Lu
炭火の香りが立つパッタイ専門店です。王道の別解として入れておきたい一軒です。
名物:炭火パッタイ
向き:パッタイ比較/香ばしさ重視/旧市街で一軒集中

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⑮Here Hai
新鮮な蟹やシャコを使った、タイ式の海鮮料理で知られる人気店です。
特に蟹肉をたっぷり使った炒飯は、
香ばしく炒められたご飯と蟹の甘味を一緒に楽しめます。
料理は比較的量が多いため、
複数人で分けながら食べるのにも向いています。
名物:蟹炒飯/シャコのガーリック炒め
向いている人:蟹や海鮮が好きな人/複数人で料理を分けたい人/一皿をしっかり味わいたい人

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⑯Kuay Jab Mr. Joe
胡椒の効いたクアイジャップと、
皮をパリパリに焼き上げたクリスピーポークで知られる店です。
クアイジャップには巻いた米麺や豚肉、内臓などが入り、
胡椒の香りが立つスープと一緒に味わいます。
この店を訪れたら、香ばしい皮とジューシーな
肉の対比を楽しめるクリスピーポークも一緒に注文したいところです。
名物:クアイジャップ/クリスピーポーク
向いている人:胡椒の効いたスープが好きな人/豚肉料理を味わいたい人/朝から昼に訪れたい人

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Part2|過去ビブグルマン掲載店(現在も実力店)
現在の掲載状況が変わっていても、
長く地元の人たちに支持されている実力店があります。
ミシュランガイドへの掲載歴は、
店選びの一つの目安です。
ここでは、過去にビブグルマンへの掲載実績がある店のうち、
実際に訪れた店を紹介します。
①Guay Jub Ouan Pochana
黒胡椒の効いたスープと巻いた米麺が主役の、
ヤワラートらしい一杯です。
名物:グアイジャップ(胡椒巻き麺)
向き:ローカル麺好き/胡椒系/ヤワラート通向け

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②Ann Guay Tiew Kua Gai
強い火力で炒めた麺の香ばしさが魅力です。
調理場から聞こえる鍋の音も、
店で食べる楽しさの一つでした。
名物:クァイティアオ・クアガイ
向き:香ばし系好き/炒め麺派/ライブ感を楽しみたい人

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③Jok One Table
蒸したての点心を気軽に味わえる店です。
食事の中心にするだけでなく、
散策中の一品としても立ち寄りやすいでしょう。
名物:エビ腸粉/エビ餃子
向き:軽食派/点心好き/食べ歩きの間に

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④Poon Lert Room
濃厚な餡が絡む、昔ながらの中華系ご飯を味わえる店です。
名物:鶏あんかけご飯
向き:中華系好き/優しい味で休憩したい/米で落ち着きたい人

▶ 詳細レビュー

⑤Pa Tong Go Savoey
注文後に揚げるパートンコーは、
外側がサクッとして内側はもっちり。
練乳を付けると、甘い軽食として楽しめます。
名物:パートンコー+練乳
向き:甘党/軽食派/朝〜昼のつまみ食い

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⑥ Jok Prince Bangrak
炭火の香りがほのかに移った、
濃厚なタイ式のお粥で知られる老舗です。
滑らかなお粥には豚肉の旨味が溶け込み、
卵を加えると、さらにまろやかな味わいになります。
朝食としてはもちろん、
胃を休ませたいときの軽めの食事にも向いています。
名物:ジョーク(タイ式粥)
向き:朝食を探している人/お粥が好きな人/バンラックの老舗を訪れたい人

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⑦Baan Phad Thai
古い街並みが残るバンラックで、
落ち着いてパッタイを味わえる店です。
屋台とは異なる整った空間で、
盛り付けまで丁寧に仕上げられたパッタイを楽しめます。
伝統的な味を残しながら、
旅行者にも食べやすい一皿にまとめられていました。
名物:パッタイ
向き:落ち着いて食事をしたい人/パッタイを食べ比べたい人/バンラックを歩く人

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Part3|エリア別ミシュラン店
バンコクのビブグルマン掲載店は、
点在しているようでいて、エリアごとに特色があります。
移動経路を考えて組み合わせれば、
一日に2〜3軒を巡ることもできます。
ただし、一皿の量が多い店もあるため、
無理にはしごせず、料理の量を見ながら調整するのがおすすめです。
ヤワラート(中華街)
夜になると熱気を帯びる、食の密集地帯です。
麺、炒め物、点心などの店が集まり、
少量ずつ食べるなら複数の店を回れます。
主な店:
Nai Ek/Nai Mong/Lim Lao Ngow/Ann Guay Tiew Kua Gai/Jok One Table/Poon Lert Room
使い方: 夕方から夜に2〜3軒を巡る食べ歩き型
スクンヴィット(エカマイ・トンロー)
BTS沿線でアクセスしやすいエリアです。
地方料理や海鮮料理の実力店があり、
観光やホテル滞在と組み合わせやすいのが特徴です。
主な店:
Sri Trat/Baan Somtum/Here Hai/Mae Varee
使い方: 昼食または夕食を中心に、一軒をしっかり訪問するスタイル
旧市街・王宮周辺
寺院巡りと組み合わせやすいエリアです。
伝統的なタイ料理やパッタイの有名店があり、
観光後の食事にも向いています。
主な店:
Krua Apsorn/Pad Thai Fai Ta Lu/Thip Samai
使い方: 旧市街観光と一軒の食事を組み合わせるスタイル
シーロム(バンラック・チャルンクルン)
ビジネス街の顔を持ちながら、
ローカルの老舗も点在するエリアです。
ローストダック、タイ式粥、
パッタイなど、時間帯に合わせて店を選べます。
主な店:
Prachak Roasted Duck/Jok Prince Bangrak/Baan Phad Thai
今後訪問予定:Charoen Saengなど
使い方: 朝食または昼食を中心に、街歩きと組み合わせるスタイル
チャン通り周辺
ヤワラート中心部から少し南へ離れますが、
クアイジャップやクリスピーポークの人気店があります。
主な店:Kuay Jab Mr. Joe
使い方: クアイジャップとクリスピーポークを目的に一軒を訪れるスタイル
Part4|ビブグルマン未訪問リスト
掲載店は毎年入れ替わり、新しい発見も生まれます。
このページは、ミシュランガイドの掲載店を実際に歩き、
食べ、更新していく記録です。
以下は、執筆時点で今後訪れたいと考えている店です。
※掲載状況、営業時間、支店の場所は変更される可能性があります。
訪問前にミシュランガイド公式サイトと店舗の最新情報を確認してください。
今後訪問する予定のお店
| 店名 | エリア(目安) | 主力料理(名物) | 向いている人 | 優先度 |
|---|---|---|---|---|
| Wattana Panich | エカマイ | 牛肉煮込み麺 | 牛肉麺好き/一杯完結型 | ★★★★★ |
| Charoen Saeng Silom | バンラック | 豚足煮込み | 朝昼派/肉料理好き | ★★★★★ |
| Sanguan Sri | プルンチット周辺 | タイ家庭料理 | 家庭料理派/定食型 | ★★★★★ |
| Ong Tong Khao Soi | アーリーほか | カオソーイ | 北部麺好き/カレー麺派 | ★★★★☆ |
| Saneh Jaan | プルンチット周辺 | 伝統的なタイ料理 | 丁寧なタイ料理/落ち着いた食事 | ★★★★☆ |
| Khao Gaeng Rattana | ナーンルーン周辺 | ぶっかけご飯・カレー | 辛党/カレー比較 | ★★★☆☆ |
| Methavalai Sorndaeng | 旧市街 | 伝統的なタイ料理 | 旧市街観光後/落ち着いた食事 | ★★★☆☆ |
| Baan Ice | トンローほか | タイ南部料理 | 辛い料理/濃い味が好きな人 | ★★★☆☆ |
| Nai Soie Beef Noodles | 旧市街 | 牛肉麺 | 旧市街の麺料理/牛肉好き | ★★★☆☆ |
| Phed Phed | バンコク市内各所 | イサーン料理 | 激辛料理に挑戦したい人 | ★★★☆☆ |
| Mit Ko Yuan | 旧市街 | タイ中華・家庭料理 | 老舗食堂/家庭料理派 | ★★★☆☆ |
| Sornthong Pochana | スラウォン | タイ中華・海鮮料理 | 海鮮好き/複数人での食事 | ★★★☆☆ |
| Hiso Curry | バンラック南 | 南部カレー | カレー比較/ローカル派 | ★★★☆☆ |
| Chua Kim Huat | ソンワット周辺 | タイ中華 | 中華系料理/炒め物好き | ★★☆☆☆ |
| Jek Meng | ヤワラート周辺 | タイ中華 | 屋台中華/ローカル店好き | ★★☆☆☆ |
ヤワラート
Khao Gaeng Rattana(南部カレー)
Jek Meng(タイ中華)
料理の量を調整しながら、ほかの実食済み店舗と組み合わせて回る予定です。
旧市街
Methavalai Sorndaeng(伝統的なタイ料理)
Nai Soie Beef Noodles(牛肉麺)
王宮や寺院の観光と組み合わせ、一日に1〜2軒を訪れる予定です。
シーロム・バンラック
Charoen Saeng(豚足煮込み)
Sanguan Sri(タイ家庭料理)
Hiso Curry(南部カレー)
朝食や昼食に向く店を中心に、
バンラックやチャルンクルンの街歩きと組み合わせます。
スクンヴィット・エカマイ
Wattana Panich(牛肉煮込み麺)
Baan Ice(タイ南部料理)
一皿の満足度が高い店が多いため、
一回の食事につき一軒を選んで訪れる予定です。
最重要TOP5
次にバンコクを訪れた際は、以下の5店を優先して回る予定です。
1.Wattana Panich
2.Charoen Saeng
3.Sanguan Sri
4.Ong Tong Khao Soi
5.Saneh Jaan
訪問後は、実際に食べた料理や写真を加え、
実食済みのリストへ移していきます。
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旅の終わりに
バンコクでは、屋台や大衆食堂の一皿が世界から評価されています。
けれど実際にその場に立つと、そこにあるのは特別な料理ではなく、
地元の人がいつも通りに食べている日常です。
プラスチック椅子。
強い火力で振られる鍋。
隣のテーブルから聞こえる笑い声。
その中で食べた一皿が、いつの間にか旅の記憶に残っていきます。
ビブグルマンは、高級店だけを紹介するリストではなく、
その街で親しまれている味を知るきっかけにもなります。
歩いて、食べて、また次の店へ。
一軒ずつ重ねるたびに、
バンコクという街が少しずつ見えてきます。
次にこの街を訪れたときも、
まだ知らない一皿を探しながら、その続きを歩いてみたいと思います。
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