ブラジルの世界遺産一覧|全24件を完全ガイド【2026年最新版】

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南アメリカ最大の国・ブラジルは、広大なアマゾンの熱帯雨林から大西洋岸の歴史都市、
植民地時代の街並み、近代建築まで、多彩な魅力を持つ世界遺産大国です。

一方で、16世紀以降のポルトガル植民地時代に築かれた歴史都市や教会群、
近代建築の傑作、先史時代の岩絵が残る考古学遺跡など、
文化的にも見どころが数多くあります。

自然と文化、それぞれが世界的な価値を持ち、
広大な国土の各地でまったく異なる景観や歴史に出会えることが、ブラジルならではの魅力です。

2026年現在、ブラジルにはユネスコ世界遺産が24件登録されています。

  • 文化遺産:15件
  • 自然遺産:8件
  • 複合遺産:1件

私は実際に、

  • リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群
  • イグアス国立公園
  • サン・ルイス歴史地区
  • レンソイス・マラニャンセス国立公園

を訪れました。

世界三大瀑布の一つに数えられるイグアスの滝、
白砂とエメラルドブルーのラグーンが織りなすレンソイス・マラニャンセス、
ポルトガル植民地時代の街並みが残るサン・ルイス、
そして山と海が調和するリオデジャネイロの景観など、ブラジルには地域ごとにまったく異なる魅力があります。

この記事では、実際に訪れた世界遺産の見どころや体験を交えながら、
まだ訪れていない世界遺産も含め、ブラジルに登録されている全24件を紹介します。

また、記事後半ではブラジル世界遺産マップも掲載していますので、
旅行計画を立てる際の参考にしてください。

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ブラジルの世界遺産一覧

世界遺産 登録年 種別
オウロ・プレト歴史地区 1980年 文化遺産
オリンダ歴史地区 1982年 文化遺産
サン・ミゲル・ダス・ミソンイス遺跡(グアラニーのイエズス会伝道所群) 1983年 文化遺産
サルヴァドール・デ・バイーア歴史地区 1985年 文化遺産
ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャス聖域 1985年 文化遺産
イグアス国立公園 1986年 自然遺産
ブラジリア 1987年 文化遺産
セラ・ダ・カピバラ国立公園 1991年 文化遺産
サン・ルイス歴史地区 1997年 文化遺産
大西洋岸森林保護区(南東部) 1999年 自然遺産
ディスカバリー・コースト大西洋岸森林保護区 1999年 自然遺産
ディアマンティーナ歴史地区 1999年 文化遺産
中央アマゾン保全地域群 2000年(2003・2008年拡張) 自然遺産
パンタナル保全地域 2000年 自然遺産
ゴイアス歴史地区 2001年 文化遺産
セラード保護地域(シャパーダ・ドス・ヴェアデイロス国立公園とエマス国立公園) 2001年 自然遺産
フェルナンド・デ・ノローニャ諸島・ロカス環礁保護区 2001年 自然遺産
サン・クリストヴァンのサン・フランシスコ広場 2010年 文化遺産
リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群 2012年 文化遺産
パンプーリャ近代建築群 2016年 文化遺産
ヴァロンゴ埠頭考古学地区 2017年 文化遺産
パラチーとイルヤ・グランデ―文化と生物多様性 2019年 複合遺産
ロベルト・ブルレ・マルクス邸 2021年 文化遺産
レンソイス・マラニャンセス国立公園 2024年 自然遺産

実際に訪れたブラジルの世界遺産

ブラジルには24件の世界遺産がありますが、その中でも私が実際に訪れたのは4件です。

世界三大瀑布の一つとして知られるイグアスの滝、
山と海が織りなす絶景都市リオデジャネイロ、
ポルトガル植民地時代の街並みが残るサン・ルイス、
そして白砂と青いラグーンが広がるレンソイス・マラニャンセス国立公園を巡りました。

同じブラジル国内でも景観や歴史、文化は大きく異なり、
それぞれがまったく違う魅力を持っています。

ここでは、実際に歩いて感じた印象も交えながら紹介します。

リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群 (Rio de Janeiro: Carioca Landscapes between the Mountain and the Sea)

登録年:2012年(文化遺産)

リオデジャネイロは、山と海、そして都市が調和した景観が評価された世界遺産です。

コルコバードのキリスト像やポン・ジ・アスーカル、
コパカバーナ海岸など、ブラジルを代表する名所が登録範囲に含まれています。

自然の地形を生かしながら発展した都市景観は、
世界でも類を見ない文化的景観として知られています。

詳しい見どころやアクセスは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

▶︎ リオデジャネイロ世界遺産観光|コルコバードのキリスト像とポン・ジ・アスーカル完全ガイド

リオデジャネイロ世界遺産観光|コルコバードのキリスト像とポン・ジ・アスーカル完全ガイド
ブラジル・リオデジャネイロの世界遺産「山と海との間のカリオカの景観群」を詳しく解説。コルコバードのキリスト像、ポン・ジ・アスーカル、登山列車、ロープウェイ、絶景スポット、アクセス方法まで、実際に訪れた体験をもとに紹介します。

イグアス国立公園(Iguaçu National Park)

登録年:1986年(自然遺産)

イグアス国立公園は、ブラジルとアルゼンチンの国境に広がる世界自然遺産です。

大小約275もの滝が連なるイグアスの滝は、
世界三大瀑布の一つとして知られ、その壮大な景観から世界中の旅行者を魅了しています。

ブラジル側では滝全体を見渡すことができ、
世界最大級の滝群が織りなす圧巻のパノラマを楽しめます。

詳しい見どころやモデルコースは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

▶︎ ブラジル側イグアスの滝完全ガイド|全景を見渡す世界最大級の絶景世界遺産

ブラジル側イグアスの滝完全ガイド|全景を見渡す世界最大級の絶景世界遺産
ブラジル側から見るイグアスの滝を実体験ベースで詳しく解説。悪魔の喉笛を望む展望遊歩道、ヘリコプターツアー、三国国境地点、アクセス方法まで紹介。アルゼンチン側との違いもまとめています。

サン・ルイス歴史地区(Historic Centre of São Luís)

登録年:1997年(文化遺産)

ブラジル北東部に位置するサン・ルイスは、
ポルトガル植民地時代の街並みが良好な状態で残る歴史都市です。

約3,500棟の歴史的建造物が残され、
その多くはポルトガルから運ばれたアズレージョ(装飾タイル)で彩られています。

ヨーロッパの都市計画と熱帯地域の建築様式が融合した街並みは、
ブラジルを代表するコロニアル都市として高く評価されています。

詳しい見どころやアクセスは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

▶︎ サン・ルイス歴史地区観光ガイド|青タイルの街並みが美しいブラジル世界遺産

サン・ルイス歴史地区観光ガイド|青タイルの街並みが美しいブラジル世界遺産
ブラジル世界遺産「サン・ルイス歴史地区」を徹底解説。フランス起源の街として知られるサン・ルイスの歴史、青タイルの街並み、セー教会、ライオン宮、カルモ教会などの見どころを、実際の街歩き目線で詳しく紹介します。

レンソイス・マラニャンセス国立公園(Lençóis Maranhenses National Park)

登録年:2024年(自然遺産)

レンソイス・マラニャンセス国立公園は、
ブラジル北東部に広がる広大な砂丘地帯です。

真っ白な砂丘の間に雨季だけ青いラグーンが現れる、
世界でも類を見ない景観が評価され、2024年に世界自然遺産へ登録されました。

風がつくり出す美しい砂丘と、エメラルドブルーのラグーンが織りなす風景は、
ブラジル屈指の絶景として知られています。

詳しい見どころやアクセスは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

▶︎ ブラジル・レンソイス・マラニャンセス国立公園|白砂と青いラグーンが広がる世界遺産の絶景

ブラジル・レンソイス・マラニャンセス国立公園|白砂と青いラグーンが広がる世界遺産の絶景
ブラジル北東部にある世界遺産「レンソイス・マラニャンセス国立公園」を実体験ベースで詳しく解説。白砂の砂丘と雨季限定の青いラグーン、4WDツアーの流れ、夕景、アクセス方法、ベストシーズンまで旅行ブログ形式で紹介します。

まだ訪れたことのないブラジルの世界遺産

ブラジルには、まだ訪れたことのない世界遺産も数多くあります。
植民地時代の歴史都市からアマゾンの大自然まで、その種類は非常に多彩です。
ここでは、残る20件の世界遺産を紹介します。

まだ訪れたことのないブラジルの世界遺産(クリックして開く)

 

オウロ・プレト歴史地区(Historic Town of Ouro Preto)

登録年:1980年(文化遺産)

18世紀のゴールドラッシュで繁栄した鉱山都市です。
華麗なバロック建築や石畳の街並みが現在も良好な状態で残されています。
ブラジルで最初に登録された世界遺産として知られています。

 オリンダ歴史地区(Historic Centre of the Town of Olinda)

登録年:1982年(文化遺産)

ブラジル北東部を代表する植民地時代の歴史都市です。
丘の上には教会や修道院、色鮮やかなコロニアル建築が建ち並びます。
港町らしい景観と歴史ある街並みが美しい世界遺産です。

サン・ミゲル・ダス・ミソンイス遺跡 (Jesuit Missions of the Guaranis: São Miguel das Missões)

登録年:1983年(文化遺産)

イエズス会が先住民グアラニー族と築いた伝道都市の遺跡です。
壮大な教会跡や広場が残り、当時の宣教活動の様子を今に伝えています。
アルゼンチン側の関連遺跡とともに世界遺産へ登録されています。

サルヴァドール・デ・バイーア歴史地区 (Historic Centre of Salvador de Bahia)

登録年:1985年(文化遺産)

ブラジル最初の首都として栄えた歴史都市です。
カラフルな街並みや教会群には、ポルトガル文化とアフリカ文化が融合しています。
ブラジルを代表するコロニアル都市として人気があります。

 ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャス聖域 (Sanctuary of Bom Jesus do Congonhas)

登録年:1985年(文化遺産)

18世紀に築かれたブラジルを代表するカトリック巡礼地です。
アレイジャジーニョが制作した十二預言者像はブラジル美術の傑作とされています。
建築と彫刻が調和したバロック芸術を代表する世界遺産です。

 ブラジリア(Brasília)

登録年:1987年(文化遺産)

1960年に完成したブラジルの計画首都です。
ルシオ・コスタによる都市計画と、オスカー・ニーマイヤーの近代建築で知られています。
20世紀を代表する都市計画の成功例として評価されています。

 セラ・ダ・カピバラ国立公園 (Serra da Capivara National Park)

登録年:1991年(文化遺産)

南米有数の先史時代の岩絵が残る考古学遺跡です。
数千点に及ぶ岩絵には、人々の暮らしや狩猟の様子が描かれています。
南米の人類史を知るうえで重要な世界遺産です。

 ディアマンティーナ歴史地区 (Historic Centre of Diamantina)

登録年:1999年(文化遺産)

ダイヤモンド採掘によって発展した歴史都市です。
山間に広がる白壁の街並みや教会、石畳の道路が現在も残されています。
植民地時代の面影を色濃く残す美しい町として知られています。

ゴイアス歴史地区(Historic Centre of the Town of Goiás)

登録年:2001年(文化遺産)

18世紀の金鉱開発で発展したブラジル内陸部の歴史都市です。
コロニアル建築や教会、石畳の道が昔の姿のまま保存されています。
自然と調和した街並みが高く評価されています。

サン・クリストヴァンのサン・フランシスコ広場 (São Francisco Square in the Town of São Cristóvão)

登録年:2010年(文化遺産)

ブラジルで4番目に古い都市に残る歴史広場です。
教会や修道院、行政施設が整然と配置された美しい都市景観が特徴です。
ポルトガル植民地時代の都市計画を今に伝えています。

旅の終わりに

ブラジルの世界遺産は、壮大な自然と歴史ある街並み、そのどちらも楽しめることが大きな魅力です。

世界三大瀑布の一つに数えられるイグアスの滝や、
白砂と青いラグーンが広がるレンソイス・マラニャンセス、
山と海が織りなすリオデジャネイロの景観など、一度は見てみたい絶景が数多くあります。

一方で、サン・ルイスやサルヴァドール、オウロ・プレトなどには、
ポルトガル植民地時代の街並みや教会が今も残り、ブラジルの歴史や文化を感じることができます。

国土が広いブラジルでは、一度の旅行ですべての世界遺産を巡るのは簡単ではありません。

地域ごとに旅のテーマを決めて訪れることで、
自然や歴史、文化など、ブラジルの多彩な魅力をより深く楽しめるでしょう。

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