1917年に始まる現在のイギリスのウィンザー王朝。
ウィンザー王朝は、第一次世界大戦中の1917年、ジョージ5世は敵国ドイツの領邦であるザクセン=コーブルク=ゴータ公国の名が
冠された家名を避け、王宮のあるウィンザー城にちなんでウィンザー家と改称したことに始まり、現在に至っています。
本来は、特例的に、王家は姓を用いないとの先例を覆してウィンザーを同家の姓としても定められました。
今回、ご紹介するバッキンガム宮殿は、ウィンザー王朝の現当主であるエリザベス女王の公邸となっています。
バッキンガム宮殿 (Buckingham Palace)
住所:Buckingham Palace, London, SW1A 1AA
基本情報
時間 | 9:30~17:15(最終入門) |
定休日 | 7月末から9月末の10週間ほど(女王陛下が避暑のため、スコットランドに滞在する夏の期間のみ) |
料金 | 大人:25£(約3872円) 学生&60歳以上:22.8£(約3532円) 身障者&17歳以下:14£(約2168円) 5歳以下:無料 |
公式URL | https://www.royal.uk/royal-residences-buckingham-palace |
*1£(ポンド)=154円相当
バッキンガム宮殿の歴史
通常は、女王が開催する多くの公式イベントやレセプションに使用されていますが、バッキンガム宮殿の
ステートルーム(19室)が、毎年夏に一般公開されており、レンブラントやルーベンスなど絵画や彫刻など
ヨーロッパ中の最高級ともいえる貴重な家具や磁器など、王室ならではの貴重な美術品の数々が見ることができます。
衛兵交代式 (Changing the guard)
イギリスの名物である衛兵交代式は、4月から7月までは毎日1回、他の月では2日に1回ずつ
午前11時30分(日曜日は10時。大雨の日は中止)に行われます。
近衛歩兵隊はグレナディアガーズ (Grenadier Guards) 、コールドストリームガーズ (Coldstream Guards) 、
スコッツガーズ (Scots Guards) 、アイリッシュガーズ (Irish Guards) 、ウェルシュガーズ (Welsh Guards) の
5つの連隊があり、特に王の誕生日に挙行される最も派手な交代式を、トルーピング・ザ・カラー (Trooping the Color) と言います。
衛兵交代式の起源
衛兵の前身でる警備連隊は、亡命したチャールズ2世を守るために1656年に上げられた最初の警備員と主権者のための
個人的なボディーガードを提供するために結成されました。
高度な訓練を受けた将校と兵士で構成され、彼らはイギリス陸軍の最も古いユニットの一つであり、17世紀以来、
英国の兵士を含むほぼすべての主要な紛争で大きな役割を担ってきました。
衛兵交代の儀式は、もともと1689年までロンドンの主権者の官邸であったホワイトホール宮殿で行われ、
その後、裁判所がセントジェームズ宮殿に移ったとき、式典はそこで行われました。
ビクトリア女王が1837年にバッキンガム宮殿に引っ越した後、女王の警備員はセントジェームズ宮殿に残り、
今日のようにバッキンガム宮殿を守る分離を行いました。
メインセレモニーはバッキンガム宮殿で行われています。
Commander05によるPixabayからの画像
イギリスの風景としてよく見られるバッキンガム宮殿の衛兵交代式。
残念ながら私は見ることができませんでしたが、是非、見てみたいイギリスの伝統的は風景です。
コメント