ロンドンを訪れたら必ず訪れたい観光スポットが、大英博物館(British Museum)です。
世界最大級の博物館として知られ、
古代エジプトやメソポタミア文明をはじめ、
中国、日本、インド、ギリシャ、ローマなど世界各地の貴重な文化財が集められています。
館内には有名なロゼッタ・ストーンやラムセス2世の巨像、
イースター島のモアイ像などが展示されており、一日では見切れないほどの規模を誇ります。
私もロンドン滞在中に訪れましたが、
まさに「世界の歴史を一度に巡ることができる博物館」だと感じました。
今回は、世界中の至宝が集まる大英博物館をご紹介します。
- 大英博物館 (British Museum)
- 大英博物館の歴史
- 大英博物館の展示物は?
- 大英博物館の見どころ
- グレート・コート(Great Court)
- ロゼッタ・ストーン(The Rosetta Stone) Room 4
- ラムセス2世の巨像(Colossal Statue of Ramesses II) Room 4
- ネレイデス・モニュメント(Nereid Monument) Room 17
- イースター島のモアイ像(Hoa Hakananai’a) Room 24
- ルイスのチェス駒(Lewis Chessmen) Room 40
- エジプトのミイラ(Mummies) Room 62~64
- 大英博物館へのアクセス
- 旅の終わりに
大英博物館 (British Museum)
住所:Great Russell St, London WC1B 3DG イギリス
| 時間 | 土曜~木曜日10:00~18:00 金曜:10:00~20:30 |
| 定休日 | 1月1日、12月24日~26日 |
| 料金 | 無料(寄付:2~5£程度) |
| オーディオガイド:7ポンド 言語:10か国 英語、韓国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、アラビア語、ロシア語、日本語、中国語 |
|
| 公式URL | 大英博物館 (britishmuseum.org) |
大英博物館の歴史
大英博物館は1753年に設立され、1759年に一般公開された世界最古級の国立博物館です。
その起源は医師・博物学者として知られるハンス・スローン卿のコレクションにあります。
スローン卿は約65,000点にも及ぶ収集品を国家へ寄贈し、その保管・展示施設として博物館の設立が決定されました。
さらにコットン図書館やハーレー家の蔵書も加えられ、モンタギュー邸を利用して一般公開が始まります。
19世紀になると収蔵品が急増し、現在も大英博物館のシンボルとなっている
円形閲覧室(ラウンド・リーディング・ルーム)が建設されました。
現在では約800万点もの収蔵品を誇り、世界最大級の博物館として知られています。
大英博物館の展示物は?
世界最大級の博物館の一つで、古今東西の美術品や書籍、考古学資料など約800万点が収蔵されています。
(常設展示されているのは約15万点)。
収蔵品は美術品や書籍のほかに、考古学的な遺物・標本・硬貨やオルゴールなどの工芸品、
世界各地の民族誌資料など多岐に渡ります。
ちなみに、世界4大博物館と呼ばれているエルミタージュ美術館約300万点、メトロポリタン美術館約150万点、
ルーブル美術館約50万点と比較しても、大英博物館の収蔵数の多さが際立っています。
大英博物館の見どころ
グレート・コート(Great Court)
館内へ入ると最初に目に入るのがグレート・コートです。
2000年に完成したガラス屋根の巨大な中庭で、ヨーロッパ最大級の屋内広場ともいわれています。
中央にはかつて図書館として利用されていた円形閲覧室があり、多くの観光客が記念撮影をしています。
まずはここで館内マップを確認してから見学を始めるのがおすすめです。
ロゼッタ・ストーン(The Rosetta Stone) Room 4
大英博物館で最も有名な展示物です。
1799年、ナポレオンのエジプト遠征中にロゼッタ(現在のラシード)で発見されました。
碑文には
・ヒエログリフ(神聖文字)
・デモティック(民衆文字)
・古代ギリシャ語
の3種類の文字が刻まれていました。
1822年にジャン=フランソワ・シャンポリオンが解読に成功し、古代エジプト文明研究の大きな転換点となりました。
現在でも大英博物館で最も人気の高い展示のひとつです。

ラムセス2世の巨像(Colossal Statue of Ramesses II) Room 4
古代エジプトを代表するファラオ、ラムセス2世の巨大な胸像です。
高さ約2.7m、重さ約7トンを超える花崗岩製で、紀元前13世紀頃に制作されたと考えられています。
その圧倒的な存在感は、古代エジプト王権の強大さを感じさせます。
ロゼッタ・ストーンの近くに展示されているため、あわせて見学したい展示物です。
写真がないので、下の写真は、メンフィス遺跡にあるラムセス2世の巨像です。

ネレイデス・モニュメント(Nereid Monument) Room 17
現在のトルコ南西部にあった古代都市クサントスの王墓です。
紀元前4世紀頃に建設されたと考えられており、ギリシャ神殿を模した美しい建築様式が特徴です。
柱の間に海の精ネレイデス像が配置されていることから、この名前で呼ばれています。
ギリシャ建築と小アジア文化が融合した貴重な遺構として知られています。

イースター島のモアイ像(Hoa Hakananai’a) Room 24
館内でも特に人気の高い展示のひとつです。
このモアイ像は1868年にイースター島から英国海軍によって持ち帰られ、
ビクトリア女王へ献上された後、大英博物館へ寄贈されました。
高さ約2.4mの玄武岩製で、背面には鳥人信仰に関連する彫刻が残されています。
近年はラパ・ヌイ(イースター島)の先住民による返還要求でも注目を集めています。
イースター島については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。



ルイスのチェス駒(Lewis Chessmen) Room 40
1831年にスコットランドのルイス島で発見された中世のチェス駒です。
セイウチの牙とクジラの歯から作られており、12世紀頃のノルウェー文化を伝える貴重な遺物として知られています。
独特な表情を持つ駒が特徴で、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』の魔法使いチェスのモデルとしても有名です。

moonietunesによるPixabayからの画像
エジプトのミイラ(Mummies) Room 62~64
大英博物館を訪れる多くの人が楽しみにしている展示です。
館内には数多くのミイラや棺が展示されており、古代エジプト人の死生観や埋葬文化を学ぶことができます。
保存状態の良いミイラも多く、3000年以上前の人物の姿を間近で見ることができます。
エジプト文明に興味がある方には必見の展示エリアです。

大英博物館へのアクセス
ロンドン地下鉄を利用するのが最も便利です。
地下鉄
Tottenham Court Road駅
徒歩約8分
Holborn駅
徒歩約8分
Russell Square駅
徒歩約10分
ロンドン中心部に位置しているため、主要観光地からもアクセスしやすくなっています。
旅の終わりに
大英博物館は世界最大級の博物館であり、
古代エジプトからギリシャ、ローマ、中国、日本、イースター島まで、人類の歴史を一度に体感できる場所です。
ロゼッタ・ストーンやラムセス2世の巨像、モアイ像など世界的に有名な展示物も多く、
ロンドン観光では外せないスポットといえるでしょう。
入館料は無料なので、半日でも一日でも自分の興味に合わせて楽しめます。
ロンドンを訪れる際は、ぜひ世界屈指の博物館を体感してみてください。

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