入場料無料の世界的有名な「大英博物館」を散策してみた。

ロンドンの観光
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ロンドンを訪れた必ず行きたい場場所、世界一所蔵数の多いと言われている大英博物館。

古今東西のエジプト、メソポタミア文明、インド、中国、日本、イースター島のモアイ像まで
世界中の宝物が集まっています。

今回は、世界の叡智がつまった大英博物館をご紹介します。

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大英博物館 (British Museum)

住所:Great Russell St, London WC1B 3DG イギリス

基本情報

時間 土曜~木曜日10:00~18:00
金曜:10:00~20:30
定休日 1月1日、12月24日~26日
料金 無料(寄付:2~5£程度)
オーディオガイド:7€ (1080円)
言語:10か国
英語、韓国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、アラビア語、ロシア語、日本語、中国語
公式URL 大英博物館 (britishmuseum.org)

*1£(ポンド)=154円相当


大英博物館の歴史

大英博物館の起源は、アイザック・ニュートンの後を継いで王立協会会長を務め、古美術収集家として知られた
ハンス・スローンの収集品 6万5352点を2万£で寄贈したことから始まります。
そして、国が所蔵していたコットン卿一族の蔵書と、売りに出ていたハーレー蔵書を合わせて収容する博物館を
設立することが議会により決定されました。
そして、収蔵・展示する建物として、モンターギュ邸が購入され、1759年から一般公開されました。

ちなみに、博物館の設立には、宝くじの売上が充てられたことも有名です。

その後、展示品が増えるにつれて手狭になり、1823年にジョージ4世が父親から相続した蔵書を寄贈したことが契機となってキングズライブラリーが増設された。1857年には6代目館長(主任司書)アントニオ・パニッツィの下で、現在も大英博物館を象徴する建造物となっている円形閲覧室が中庭の中央部に建設されました。

そして、収蔵品の増加に追いつかないため、1881年に自然史関係の収集物を独立させた
自然史博物館がサウス・ケンジントン(英語版)に分館として設立された。

大英博物館の展示物は?

世界最大の博物館の一つで、古今東西の美術品や書籍や略奪品など約800万点が収蔵されている(常設展示されているのは約15万点)。
収蔵品は美術品や書籍のほかに、考古学的な遺物・標本・硬貨やオルゴールなどの工芸品、世界各地の民族誌資料など多岐に渡ります。
ちなみに、世界4大博物館と呼ばれているエルミタージュ博物館は、300万点以上、メトロポリタン美術館が、150万点、ルーブル美術館が、50万点、国立故宮博物院が、70万点と群を抜いて多いのがわりますね。

見るべき展示物

ロゼッタストーン(The Rosetta Stone)Room4

1799年7月15日、ナポレオン・ボナパルトがエジプト遠征を行った際、エジプト遠征中のフランス軍兵士
ピエール=フランソワ・ブシャール大尉によって、エジプトの港湾都市ロゼッタで再発見された石柱。

この碑文には、古代エジプト語の神聖文字(ヒエログリフ)と民衆文字(デモティック)、ギリシア文字の、3種類の文字が
刻まれており、同一の文章が3種類の文字で記述されていると早くから推測され、1822年、ジャン=フランソワ・シャンポリオン
もしくは物理学者のトマス・ヤングによって解読されました。

これによってロゼッタ・ストーンはエジプトのヒエログリフを理解する鍵となり、他の古代エジプト語の記録も解読が可能になった

ラムセス2世の巨像 (Colossal Statue of Rameses 2nd) Room4

古代エジプトの歴史の中で最も有名なファラオ、ラムセス二世。
ラムセス2世の葬祭殿から運ばれたそうです

この大きな胸像は、高さ2.67m、重さが7.25トンもある花崗岩で作られ、紀元前1250年頃の物と推定されています。

写真がないので、下の写真は、メンフィス遺跡にあるラムセス2世の巨像です。

ネレイデスモニュメント(Nereid Monument) Room17

現在のトルコの南部にあった、リュキアの古都サントスを統治していた権力者アルビナスの墓廟。
紀元前400年ごろのもので、ギリシャ神殿を模して造られました。
ネレイデスとは、ギリシャ神話に登場する海の神で、ネレウスの像が柱の間に並んでいるので、
ネレイデスモニュメントと名付けられたそうです。

イースター島のモアイ像(Easter Island Statue)Room24

このモアイは1868年に、英国海軍がイースター島に遠征した際に、現地の人々の許可なく持ちだされ
当時の英国元首だったビクトリア女王に献上し、翌年ビクトリア女王が大英博物館に寄付されました。
そのため、2018年、チリのフェリペ・ワード国有財産相が率いるイースター島先住民たちの一行が大英博物館を訪れ、
公式に返還を求めまています。

写真がなかったので、イースター島のモアイ像をのせておきます。

ルイスのチェス駒(Lewis Chessmen)Romm40

ルイス島で発見されたセイウチの牙で作られたチェス駒です。
駒自大は、78個あり、大英博物館が67個、エディンバラのスコットランド国立博物館が残りの11個を収蔵されています。
映画「ハリーポッターと賢者の石」に登場する魔法使いのチェスのモデルとなり、一躍有名になりました

moonietunesによるPixabayからの画像

ミイラ(mummies) Room64

大英博物館には、6000体ものミイラが保管されているそうです。

とても一日では、見切れない展示物の量です。
入館料は、無料なので時間があればじっくりみることをお勧めいします。


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