ハノイ旧市街を歩いていると、
至るところから炭火で肉を焼く香りが漂ってきます。
その中でも、昼時になると特に強烈な熱気に包まれているのが、
今回紹介する「Bun Cha Dac Kim(ブンチャー ダックキム)」です。
観光客向け有名店という印象を持つ人も多いですが、
実際に訪れてみると、地元客・観光客・Grab配達員まで入り乱れ、店の前は常に混雑状態。
赤い看板も非常に目立っており、
「ハノイで有名なブンチャー店」として長年支持され続けている理由がよく分かる空気感でした。
Bun Cha Dac Kim
住所:1 P. Hàng Mành, Hàng Gai, Hoàn Kiếm, Hà Nội, ベトナム
- 電話番号:+842438287060
- 営業時間:9:00~21:00
- 定休日:無休
ハノイ名物「ブンチャー」とは?
ブンチャー(Bún Chả)は、ハノイを代表するローカル料理のひとつです。
細い米麺「ブン(Bún)」を、炭火で焼いた豚肉や肉団子、
香草、そして甘酸っぱいヌックマムベースのつけダレと一緒に食べる料理。
ベトナム料理というとフォーをイメージする人が多いですが、
実際にハノイを歩いてみると、地元の人たちが昼食としてブンチャーを食べている光景をかなり頻繁に見かけます。
オバマ元大統領がハノイ訪問時に食べた料理としても有名になり、現在では「ハノイ名物の代表格」として知られる存在です。
1996年創業の人気老舗店
Bun Cha Dac Kimは、1996年創業のブンチャー専門店。
旧市街中心部という立地もあり、
現在ではハノイを代表する有名店のひとつになっています。
特に昼時間帯はかなり混雑しており、店頭では肉を焼く煙が立ち込め、
スタッフが猛烈な勢いで料理を運び続けています。
いわゆる落ち着いた名店というより、ローカル食堂の勢いをそのまま大型化したような空気感。
ハノイ旧市街らしい雑多さも強く残っています。

店内は、次から次へとお客さんが訪れ、厨房も客席もかなり活気があります。

店内
正面から見ると、「思ったより狭い?」と感じますが、
実際には建物の奥に細長く続いており、さらに3階席まであります。
ただし、各フロアともかなりコンパクト。
ローカル食堂らしい密集感があり、ピーク時間帯は相席になることもあります。
階段もやや急なので、大きな荷物を持っている場合は少し注意が必要です。
一方で、回転はかなり早いため、多少並んでいても意外とすぐ案内される印象でした。

メニュー
メニューは比較的シンプル。
基本的には、
・通常ブンチャー
・春巻き付きコンボ
・上位セット
など数種類に分かれています。
価格帯は65,000〜110,000ドン前後で、観光エリア中心部としては比較的標準的な価格帯です。

実食|ブンチャー
70,000ドンの通常ブンチャー。
ブン(米麺)、焼肉、つけダレ、大量の香草と野菜がセットになっています。
実際に運ばれてくると、かなりボリュームがあります。
特に香草類が多く、肉料理を食べながら大量の葉物を一緒に食べる、ベトナム料理らしい感覚がかなり強くありました。

まず印象的だったのが、炭火焼きされた豚肉の香ばしさです。
薄切り肉と肉団子の両方が入っており、特に肉団子は脂の旨みがかなり強め。
甘酸っぱいヌックマムベースのタレとの相性も非常に良く、米麺を浸して食べると止まらなくなります。
タレは比較的甘め。
日本人にもかなり食べやすい味付けで、酸味はそこまで強くありません。
また、卓上の唐辛子やニンニクを追加すると、味がかなり変化します。
途中から少し辛味を足すと、最後まで飽きずに食べやすい印象でした。

ネム・クァ・ベーも人気
今回は注文しませんでしたが、この店では「Nem Cua Be(ネム・クァ・ベー)」と呼ばれる
カニ肉入り揚げ春巻きも人気です。
通常の揚げ春巻きよりサイズ感が大きく、外側がかなりパリパリ系。
周囲を見ると注文率はかなり高く、特にコンボメニューを頼んでいる人はほぼ付けていました。
複数人で行くなら、追加してシェアするのもかなり良さそうです。

アクセス
Bun Cha Dac Kimは、ハノイ旧市街中心部に位置しています。
ホアンキエム湖から徒歩5〜10分ほど。
ハノイ大聖堂周辺からも歩いてアクセス可能で、
旧市街観光の途中に立ち寄りやすい立地です。
周辺は細い路地が多く、昼頃になるとかなり混雑します。
Grab利用の場合、店の目の前まで車が入れないこともあるため、
少し歩く前提で考えておくと安心です。
ハノイで定番のブンチャーを食べるならハノイには無数のブンチャー店があります。
その中でも、Bun Cha Dac Kimは、「まず一度は行ってみる価値がある定番店」
という立ち位置だと感じました。
観光客向けとして有名になった店ではありますが、実際にはローカル感もかなり強く、
店内の熱気や雑多さも含めて、ハノイの昼食文化を体感できる一軒です。
多少の混雑や慌ただしさはありますが、それも含めてハノイ旧市街らしい空気。
炭火焼きの香りと、甘酸っぱいタレに浸したブンを味わいながら、
ぜひ本場のブンチャーを体験してみてください。

コメント