パタヤと聞くと、
ビーチリゾートやナイトスポットをイメージする人が多いかもしれません。
ただ、少し中心部を離れてローカル食堂へ入ると、
そこには観光地とはまったく違う日常の空気が流れていました。
今回訪れたのは、
ジョムティエンエリアにあるSomtam Jay Phai(ソムタム・ジェーパイ)。
ミシュラン掲載歴もある人気店ですが、
実際に行ってみると、高級レストランというより、
地元の人たちが普段通うリアルなイサーン食堂という雰囲気でした。
目次
Somtam Jay Phai
住所:หน้าธนาคารไทยพาณิชย์, 321/26 ม.12 ถ.ชายหาดจอมเทียน, Muang Pattaya, Bang Lamung District, Chang Wat Chon Buri 20250 タイ
- 営業時間:7:00~15:30
- 定休日:火曜日
店内
店内は半屋外型で、金属テーブルとプラスチック椅子が並ぶシンプルな空間です。
エアコン付きの整ったレストランではありません。
ただ、そのぶん、現地の日常がかなり近い距離で感じられます。


店頭には「MICHELIN 2025」「MICHELIN 2026」の赤いプレートも掲示されています。

厨房では次々とソムタムが叩かれ、炭火では肉や魚が焼かれ続けています。
スタッフの動きも非常に速く、人気店らしい活気がありました。

メニュー
特にソムタム系は種類が非常に豊富で、普通のソムタムタイだけでなく、
塩卵入り、トウモロコシ入り、発酵魚入り、ブルークラブ入りなど細かく分かれています。
さらに、ラープ、炭火焼き肉、ガイヤーン、魚料理、内臓系メニューまで揃っていました。
価格は比較的安く、ソムタム系なら70〜120バーツ前後が中心です。
代表的なメニューは以下の通りです。
| 料理名 | 料金目安 |
|---|---|
| Thai Papaya Salad | 70バーツ |
| Grilled Pork Neck | 150バーツ |
| Larb Moo | 120バーツ |
| Grilled Chicken | 120〜200バーツ |
| Grilled Catfish | 60バーツ |
| Sticky Rice | 10バーツ |
なお、メニュー内にある「Pla Ra(プラーラー)」は、発酵魚系の調味料です。
かなり独特な香りがあるため、初めてなら「No Pla Ra」と伝えたほうが安心です。
また、辛さもかなり本格的なので、「Not spicy」「Little spicy」を伝えると食べやすくなります。





実食|ソムタムタイ・コームーヤーン
今回注文したのは、ソムタムタイ(Thai Papaya Salad)70バーツと、
コームーヤーン(Grilled Pork Neck)150バーツです。
ローカル食堂らしいシンプルな組み合わせですが、実際に食べてみると、
この店の人気理由がかなりよくわかりました。
まずソムタムタイは、見た目以上に香りが強く、ライムの酸味がかなり前に出ています。
青パパイヤはシャキシャキ感が非常に強く、噛むたびに食感がしっかり残ります。
今回は比較的辛さ控えめにしてもらいましたが、
それでもしっかり唐辛子の刺激があります。
ただ、辛いだけではなく、ナンプラーやライムの奥行きがあり、単調な味にはなっていません。
途中でライムをさらに絞ると、酸味が一気に立ち上がり、かなり爽やかな印象に変わります。

そして、特に印象的だったのがコームーヤーンです。
炭火焼きらしい香ばしさが非常に強く、
焼き目の香りだけで食欲がかなり刺激されます。
肉は見た目以上にやわらかく、脂の甘みもしっかり感じられました。
そのまま食べても十分美味しいですが、
横に添えられた辛味ダレにつけると、一気にイサーン料理らしい味になります。
酸味、辛味、塩味が強く、ソムタムとの相性もかなり良かったです。
また、ソムタムの強い酸味と、コームーヤーンの脂のバランスが非常によく、
交互に食べると止まらなくなります。実際、周囲のローカル客も、
ソムタム+炭火焼き肉+もち米という組み合わせで食べている人がかなり多く見られました。


アクセス
Somtam Jay Phaiは、パタヤ中心部から南へ進んだジョムティエンエリアにあります。
店舗があるのは、海沿いを南北に延びるジョムティエン・ビーチ・ロード沿い。
住所には、サイアム商業銀行(Siam Commercial Bank)の向かい側と記載されています。
パタヤ中心部から向かう場合は、
BoltやGrabなどの配車アプリを利用するのが最もわかりやすいでしょう。
目的地に「Somtam Jay Phai」または
「Somtum Je Phai」と入力すれば、店舗前まで移動できます。
料金を抑えたい場合は、パタヤ中心部からジョムティエン方面へ向かう
ソンテウを利用する方法もあります。
ただし、店舗はジョムティエンビーチの南寄りにあるため、
乗車場所や運行ルートによっては途中で乗り換えが必要です。
初めて訪れる場合は、配車アプリのほうが迷いにくいと思います。
ジョムティエンビーチ周辺に滞在している場合は、
ビーチ散策とあわせて立ち寄ることもできます。
営業時間は7:00〜15:30と早く、夕食には利用できません。
昼どきには地元客で混み合うことがあるため、
落ち着いて食べたい場合は少し早めの時間帯がおすすめです。
火曜日は定休日となっているため、
訪問前に最新の営業状況も確認しておくと安心です。
旅の終わりに
パタヤには、観光客が利用しやすいタイ料理店が数多くあります。
しかし、Somtam Jay Phaiで感じられたのは、
旅行者向けに整えられたレストランとは異なる、
地元の日常に近い空気でした。
すり鉢を叩く音、炭火焼きの煙、店内を行き交うスタッフ、
そして辛味と酸味の効いたイサーン料理。
なかでも、シャキシャキとしたソムタムタイと、
炭火の香りが残るコームーヤーンの組み合わせは印象的でした。
ミシュラン掲載店でありながら、店内は気取らず、価格も比較的手頃です。
初めて訪れるなら、ソムタム、炭火焼き肉、もち米を組み合わせて注文すると、
この店らしさを楽しみやすいと思います。
ビーチリゾートやナイトスポットだけではない、
パタヤの生活に近い食文化に触れたい人におすすめしたい一軒です。
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