タイに行ったら是非足り寄りたい!!　安くて美味しいお勧めの店をエリア別に紹介します。

世界三大スープの一つに数えられるトムヤムクン、世界で最も美味しい食べ物に選ばれたカレーや、あっさり味から
こってり味まで楽しめる麺類など、”辛い”と思われがちなタイ料理ですが、様々な種類があり、
その味の中には”酸味”や”甘み”などが加わり、独特の美味しさを作り出しています。
今回は、バンコク・パタヤを中心に紹介していきます。

是非食べたいお勧めタイ料理
タイ料理で覚えておくと便利な単語はこれ！！
タイのグルメMAP

是非食べたいお勧めタイ料理

スープ＆カレー

トムヤンクン（ต้มยำกุ้ง）

トムヤムクンの意味は、「トム」は煮る、「ヤム」は混ぜる、「クン」はエビのことで、
エビ入りトムヤムスープという意味で、あり鶏ガラベースのスープにえびの殻とレモングラス・バイマックルー・プリッキーヌ・カー
などの香辛料を入れて煮て、ナンプラー・マナオ（タイの果物でライムの一つ）の果汁・チリインオイルなどで味を調え、
えびの身とふくろ茸を入れ、煮えたらパクチーを加えて完成です。
中国の「ふかひれスープ」とフランスの「ブイヤベース」とともに3大スープと呼ばれています。

トムヤムクンはエビ（クン）を使っていますが、トムヤムスープにはバリエーションがたくさあり、
使われる具材によって呼び方が変わります。

トムヤムガイ：鶏のトムヤムスープ
トムヤムプラー：魚肉のトムヤムスープ
トムヤムプラームック：イカのトムヤムスープ
トムヤムムー：豚のトムヤムスープ
トムヤムタレー：シーフードのトムヤムスープ

トムヤムクンには2種類のスープがあり、スープがやや白く濁っている『トムヤムクンナームコン』
スープがクリアに澄んでいる『トムヤムクンナームサーイ』で味は違っており、ナームコンは、こってり
ナームサーイは、あっさり味になっています。

下の写真は、こってり味のナームコンです。

（SUDAのトムヤムクム）

（Ban Khun Maeのトムヤムクン）

マッサマンカレー（แกงมัสมั่น）

マッサマンカレーは、タイ南部のイスラム教を信仰している人々が食べていたもので、
主に鶏肉、牛肉や羊肉などで作られ、その他の食材として、ココナッツミルク、
炒った落花生かカシューナッツ、ジャガイモ、人参、玉ねぎ、ローリエ、カルダモン、シナモン、
八角、パームシュガー、エビの魚醤(シュリンプペースト、唐辛子、タマリンドのソースが加えらた
濃厚なコクとほんのり甘みを感じるカレーです。
マッサマンとは、「イスラム教」のという意味です。

アメリカの情報サイト『CNNGo』が「世界で最もおいしい50種類の食べ物（World’s 50 most delicious foods）」
という企画の中で第1位に選んだことから世界中で注目を集めらています。

（Queen of Curryのマッサンカレー）

ご飯

カオマンガイ(ข้าวมันไก่）

カオマンガイは、「カオ」はご飯、「ガイ」は鶏肉を意味で、ニンニクが効いた鶏のダシとご飯、
柔らかい鶏肉の組み合わせは世界中で愛されていて、中国の「海南鶏飯」など、カオマンガイに似た料理がアジア各国にあります。

（Go-Ang Kaomunkai Pratunamのカオマンガイ）

(Jub Jub Khao Man Kaiのカオマンガイ)

ガパオライス（กะเพรา）

ガパオライスは日本語で「バジル炒めご飯」です。
日本では鶏肉を使用したものが一般的ですが、タイでは鶏肉だけではなく豚肉、魚介など様々な食材が使用されます。
バジルの香と唐辛子の刺激が食欲を進めます。

（BAAN KANYAのガパオライス）

(名無し食堂のガパオライス）

カオ・カー・ムー（ข้าวขาหมู）

華風に煮込んだ豚肉や豚足をご飯の上にかけた『豚足煮込みご飯』です。
とろみが濃厚でコラーゲンたっぷりなので美容と健康にもばっちり

（ターミナル21のカオ・カ・ムー）

麺類

パッタイ（ผัดไทย）

タイ風の焼きそばで、米粉で作った麺を鶏肉・えび・厚揚げ・もやしなどの具材とともに炒め、
ナンプラー・砂糖・タマリンドなどを使って甘酸っぱく味つけたものです。
仕上げに砕いたピーナッツやパクチーを散らし、マナオ（タイの果物でライムの一つ）の果汁をしぼりかけます。

(ティップサマイのパッタイ）

カオソーイ（ข้าวซอย）

チェンマイでよく見かけるカレースープと卵麺のラーメンで、トッピングに揚げた麺がのっており食感も面白いです。
好みで、玉ねぎやライムをプラスしても美味しいです。

(アル―ン・ライのカオソーイ）

鍋

チムチュム（จิ้มจุ่ม）

チムチュムは、「チム」は「つける」と「チュム」は「浸す」を意味するチュムの組み合わせで「浸してつける」の意味で、
茶色の土鍋を使い、肉やシーフード、内臓、野菜、ハーブなどの具を煮て食べるイサーン式の鍋料理です。
ナンプラーやレモングラス、生姜などで味付けをした、透明なあっさりスープで軽く煮込みます。

肉類はタレに漬け込まれているので、タレごと鍋に投入し、しゃぶしゃぶみたいに食べます。

(CHANGNOYのチムチュム）

シーフード（魚介類）

プー・パッ・ポン・カレー　(ปูผัดผงกะหรี่)

主に、タイで食べられている蟹を使ったシーフードカレーで、材料は、蟹、カレー、ライスの他には、
ココナッツミルク、鶏卵、トウガラシなどが用いられ、ぶつ切りにした蟹をカレーソースで炒めた後に、
とき卵を加えて卵とじされています。

（ソンブーンのプー・パッ・ポン・カリー）

肉料理

ガイヤーン（ไก่ย่าง）

ガイヤーンは東北部イサーン地方発祥の料理で、「ガイ」は「鳥」で「ヤーン」は「炙り焼き」という意味で
特性の甘いタレにつけた鳥の炭火焼です。
これは、ビールにピッタリです。

(SAVAIJAI Rsetautantのガイヤーン）

ガイトート（ไก่ทอด）

ガイトートとは『ガイ（鶏）』『トート（揚げる）』という意味でタイ風のフライドチキンです。
タイのガイトートは甘辛チリソースや漬けダレをつけて食べるのがタイ流です。

(ソイ・ポロ・フライドチキンのガイトード）

コームーヤーン（คอหมูย่าง）

豚喉肉のグリルで、軟らかくジューシに仕上がっており、ピリ辛ソースにつけて食べます。

(Khao Tom Prajanbanのコームーヤーン）

(CHANGNOYのコームーヤーン）

ガイ・ホー・バイトーイ(ไก่ห่อใบเตย）

パンダンの葉で包んだ鶏のから揚げで、下味をつけた鶏肉をパンダンリーフの香がついて風味豊かです。

(SUDAのガイホーバイトーイ）

サラダ

ソムタム（ส้มตำ）

ソムタムは、「ソム」は「酸っぱい」で「タム」には「搗（つ）く」という意味で
ソムタムはラオスやタイで食べられる青いパパイヤを使ったサラダのイーサーンの料理です。

(SUDAのソムタム）

(Puang keawのソムタム)

ヤム・ウン・セン (ยำวุ้นเส้น)

タイ風の春雨サラダで、エビやイカなどのシーフードに加え、ライム汁でさっぱりとした味です。
ただ、唐辛子がかなり入っており、かなりの激辛です。

(名無し食堂のヤム・ウン・セン）

タイ料理で覚えておくと便利な単語はこれ！！

調理法
炒める	バット
強火で焼く	パオ	茹でる・煮る	トム
煮込む	トム・ファイ	蒸す	ヌン
揚げる	トート	和える	ヤム
生の	ティップ	火の通った	スック
辛い	ペット	甘い	ワーン

食材
肉	ヌア	牛（肉）	（ヌア）ウア
豚（肉）	（ヌア）ガイ	アヒル（肉）	（ヌア）ペット
卵	カイ	魚	ブラー
貝	ホーイ	エビ	クン
カニ	プー	イカ	ブラームック
魚介類	タレ―	野菜	バック
ごはん	カオ	スープ	ゲーン