ゴール旧市街と要塞|インド洋に残る城塞都市を歩く【スリランカ世界遺産】

南西海岸の観光
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地図で見ると、スリランカは遠い国に見えます。

しかし実際に訪れてみると、この島には
ヨーロッパとアジアが交差した歴史都市が数多く残っています。

その代表が——
南部の港町 ゴール(Galle)。

コロンボから南へ約120km。
青いインド洋に面した半島の先端に、巨大な石造城塞都市が残っています。

オランダ、ポルトガル、イギリスの支配を受けながら形成されたこの街は、
アジアで最も保存状態の良いヨーロッパ型要塞都市の一つ。

城壁の上から見える青い海と白い灯台の景色は、
スリランカでも屈指の美しい景観として知られています。

ここは——
インド洋に残るヨーロッパ城塞都市。

それが
ゴール旧市街と要塞(Old Town of Galle and its Fortifications)です。

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ゴールの旧市街と要塞 (Old Town of Galle and its Fortifications)

1988年 ユネスコ世界文化遺産登録

ゴールとは

ゴールは、古くからインド洋交易の拠点として栄えた港町です。

ポルトガル時代

1505年、ポルトガル人がスリランカへ到達。
ゴールは重要な交易拠点となり、1625年に城塞建設が開始されました。

オランダ時代

1640年、オランダ東インド会社がゴールを占領。
その後、大規模な要塞都市へと拡張されます。

現在残る城壁の多くは
1663年に完成したオランダ要塞です。

この城塞は、

  • 星形要塞(バスティオン)
  • 石造城壁
  • 海防砲台

を組み合わせたヨーロッパ軍事建築の典型例であり、
現在もアジアで最大級の城塞都市として残っています。

住所:Church St, Galle 80000 スリランカ

項目 内容
営業時間 旧市街は常時見学可能
定休日 なし
料金 無料(博物館などは有料)
滞在目安 1.5〜3時間

ゴール旧市街の見どころ

城壁に囲まれた旧市街は、徒歩でゆっくり散策できます。
城壁の長さは約3km。

白壁のコロニアル建築や石畳の路地が続き、
スリランカとは思えないヨーロッパの街並みが広がっています。

ゴール灯台(Galle Lighthouse)

城壁の南端、岬の先端に立つ白い灯台。

高さ 約18m。

現在の灯台は1939年に再建されたものですが、
ゴールの象徴的存在として知られています。

青い空とインド洋を背景に立つ白い灯台は、
スリランカでも特に写真映えするスポットのひとつです。

夕方には美しいサンセットを見ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青い空とインド洋を背景に、白い灯台が美しく映えます。

時計台(Galle Clock Tower)

旧市街北側にある高さ 約25m の時計塔。

1883年に建設されたもので、
英国植民地時代の記念碑として建てられました。

城壁の上からは

・旧市街
・インド洋
・港湾

を一望することができます。

スター要塞(Star Bastion)

ゴール要塞の中でも最も重要な防衛施設。

オランダ時代に築かれた星形の稜堡(バスティオン)で、
海からの侵入を防ぐための砲台が置かれていました。

現在は城壁の上を歩くことができ、
ゴール旧市街のパノラマを楽しめます。

オランダ改革派教会(Dutch Reformed Church)

住所:Church St, Galle

項目 内容
建立 1755年
料金 無料
公開時間 9:00〜16:30

ゴール旧市街で最も歴史ある教会。

内部の床には、
オランダ統治時代の人物の墓石が埋め込まれているのが特徴です。

祭壇には1760年製のパイプオルガンがあり、
当時のヨーロッパ文化の影響を感じることができます。

床には功績者の墓石がびっしりと埋め込まれています。

オールセインツ教会(All Saints Church)

1871年に建てられた英国国教会の教会。

石造ゴシック建築で、
オランダ時代の街並みとは異なる雰囲気を持っています。

静かな礼拝堂で、
観光客も自由に見学できます。

国立海洋考古学博物館(National Maritime Archaeology Museum)

住所:Queen St, Galle

項目 内容
営業時間 9:00〜16:30
定休日 月曜日
料金 約1000LKR(約500円)

もともとはオランダ東インド会社の倉庫だった建物。

スリランカの海洋交易や沈没船の遺物などが展示されています。

スリランカは島国ですが、
意外と海洋史を知る場所が少ないため、
ここは貴重な展示施設です。

ゴール旧市街の歩き方

ゴールは徒歩で十分観光できます。

おすすめの散策ルート

1 時計塔
2 城壁ウォーク
3 灯台
4 旧市街の路地散策
5 教会・博物館

ゆっくり歩いても 約2時間程度 で回れます。

城壁の上は風が強く、
インド洋の景色を眺めながら歩くのがとても気持ちいい場所です。

アクセス(コロンボから)

電車

コロンボ → ゴール

所要時間
約2〜2.5時間

料金
約 200〜600LKR

インド洋沿いを走るため、
スリランカで最も景色が美しい鉄道区間として有名です。

バス

コロンボ → ゴール

所要時間
約 2.5〜3時間

料金
約 400〜800LKR

コロンボ → ゴール

距離
約 120km

所要時間
約 2〜2.5時間

南部高速道路(Southern Expressway)を使うと早く到着します。

ゴール旧市街は、

  • ヨーロッパ型城塞都市
  • インド洋の絶景
  • コロニアル建築

が融合した、スリランカでも特に雰囲気の良い街です。

青い海、白い灯台、石造城壁。
スリランカというより、どこか地中海の街のような景色が広がっています。

スリランカ南部を訪れるなら、
ぜひ歩いてほしい世界遺産の街です。

▶スリランカを含むアジア・オセアニアの世界遺産一覧はこちら

https://weekend-abroad-travelers.com/world-heritage/world-heritage-sites-in-asia-and-oceania/asia-oceania/


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