チャンギ国際空港は、東南アジア有数のハブ空港で、とても大きな空港で利用することも多いと思います。
そして、シンガポールの中心地から約20㎞程度離れいます。
今回は、チャンギ国際空港から市内への行き方をご紹介します。
移動手段として空港から市内中心部に向かうアクセス方法は以下6種類になります。
- MTR(電車)
- タクシー
- Grab
- エアポートシャトルサービス
- 路線バス
- 送迎サービス
個人的は、安くて、簡単に目的地に行けるMRTの利用が一番便利だと思います。
MRT(地下鉄を利用)
チャンギ・エアポート駅は、空港の旅客ターミナル2とターミナル3に直結しています。
シンガポールMRTの切符の種類と買い方
MRTは、切符を購入し、改札を通り乗車するという日本と同じ流れでに乗車しますので、まずは切符を購入します。
MRTで使える切符は以下の3種類。
- スタンダートチケット(Standard Ticket)
- ez-linkカード
- シンガポール・ツーリスト・パス(Singapore Tourist Pass)
スタンダードチケット(Standard Ticket)
基本的にMRTには、日本のような“1回しか使わない切符”というものはありません。
スタンダードチケットとよばれるこの切符も、6回分(30日間有効)つかえるカード型の切符です。
運賃はS$1.5~2.5で、行き先を指定してその都度お金を払うタイプの切符です。
ez-link(イージー・リンク)カード
ez-linkカードとは、MRT・バスでつかえるプリペイド式交通カードです。カード型の切符で、日本のパスモ・スイカなどの様に
改札にかざして使います。
ez-link(イージー・リンク)カードの買い方
ez-linkカードは、各MRT駅のチケット・オフィス、駅のパッセンジャーサービス、セブンイレブンなどで購入できます。
券売機ではなく、有人の窓口で販売されています。
カード代金は、S$12。うち、カード代金がS$5、運賃として使えるのがS$7となっています。
※カード代金のS$5は返金されません。
シンガポール・ツーリスト・パス(Singapore Tourist Pass)
シンガポール・ツーリスト・パスとは、観光客向けにつくられたMRT&バスの乗り放題パスです。
チケットの種類は以下の3種類。パスはその日の各交通機関の営業時間の終了まで有効です。
短期のツーリストは、これが一番便利だと思います。
チケットは、3種類です。
- 1日券:17SGD
- 2日券:24SGD
- 3日券:29SGD
シンガポール・ツーリスト・パスの買い方
シンガポール・ツーリスト・パスは、すべての駅で取り扱いがあるわけではありませんので注意してください。
以下の駅のチケットオフィスで購入できます。詳しくは公式サイトで確認してみてください。
- チャンギ国際空港駅 (Changi Airport)
- オーチャード駅(Orchard)
- チャイナタウン駅(Chinatown)
- シティ・ホール駅(City Hall)
- ラッフルズ・プレイス駅(Raffles Place)
- アン・モ・キオ駅(Ang Mo Kio)
- ハーバーフロント駅(HarbourFront)
- ブギス駅(Bugis)
下の写真が、チャンギ国際空港駅の販売所です。
ここは、OPENが8時からになっているので注意してください。
私の時は、機械が故障しており、販売員が来るまで待機することになりました。
シンガポール・ツーリスト・パスの返金方法
パスを使い終わったら、かならずS$10返金が可能です。
シンガポールには規則がいっぱいあるので注意してください。
特に、下記の4つですが、日本人的には、飲食禁止が忘れがちで、電車の中で思わず飲んでしまいそうになるので要注意!!
- 飲食禁止
- 禁煙
- 危険物持ち込み禁止
- ドリアン持ち込み禁止
運行時間
チャンギ国際空港MRTは、早朝から夜遅くまで運行しているため利用できる時間の幅が広く便利です。
始発 | 終電 |
月曜から土曜 5:31 |
トゥアスリンク駅行き 毎日 23:18 |
日曜・祝日 5:59 |
パシルリス駅行き 毎日 24:06 |
シンガポールMRT(電車)の路線
現在はあるのは10路線。分かりやすくそれぞれ色分けされています。
【緑】東西線(East West Line)
【赤】南北線(North South Line)
【紫】東北線(North East Line)
【黄】サークル線(Circle Line)
【青】ダウンタウン線(Downtown Line)
【茶】トムソン・イーストコースト線(Thomson-East Coast)
【橙】ブキ・バンジャン線
【水色】センカン線
【黄緑】ホンゴル線
【灰色】サントーサ・エクスプレス
まるで、日本の地下鉄のように各エリアへ向かうことができます。
チャンギ国際空港駅は、こんな感じです。
電車の中は、わりとゆったり目です。
乗り換え駅は、こんな感じで、カラーごとにわかりやすくなっています。
MRTを利用すれば、ほとんどのエリアには行くことができます。
あまり歩きたくない人は、MRTとGrabをうまく利用して観光を楽しんでください。
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