アラブストリートは、19世紀頃、アラブやブギスの商人たちが、香料、コーヒー豆、砂金、真珠などを運び込み、
商業の町として栄えました。
今では、インド系やマレー系が目立つようになりましたが、アラブストーリートは、シンガポールのイスラム教の
重要な拠点となっています。
サルタン・モスク(Sultan Mosque)
住所:3 Muscat St, シンガポール 198833
時間 | 10:00~12:00、14:00~16:00(金曜:14:30) |
定休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
ブッソーラ・ストリートの突き当りに立つのが、シンガポール最大最古のイスラム教寺院、サルタンモスクです。
この寺院は、1824年、シンガポール初のサルタンであるサルタン・フセイン・シャーのために建設されました。
現在のモスクは、シンガポールで最も古い建築事務所スワン&マクラレン社のデニス・サントリーによって設計されたものです。
さらに、1932年には改築が行われたそうです。
金色のドームは、狭い通りの多いこの一画で、ひときわ大きく美しく見えます。
ムスリムは、庭園内にある水場で全身を清めてから礼拝堂に入ることになっており、男性は、1階の大ホール、
女性は、2階でお祈りをします。
一般の見学者は、靴を脱いでの見学となるが、1階大ホールの中に入ることはできない(周囲の廊下からの見学のみ)
なお、見学に際しては、必ず長ズボンを着用してから入ります。
短パンなどで見学に行くと、緑色のイスラム服を貸してくれるが、数に限りがあるので注意してください。
今回、私の訪問時は、服を貸与してくれる方がなんと日本人でした。
びっくり!!!
1日5回の礼拝があり、最も荘厳なのが、金曜日正午の礼拝です。
この礼拝時間帯は、イスラム教徒以外の入場が禁止されています。
最大で、5000人が同時に礼拝ができるそうです。
アラブストーリーとは、チャイナタウンとは雰囲気が違います。
アラブ・ストリートとブッソーラ・ストリートなどエスニックな雑貨店が並んでいます。
アジア雑貨などのショッピングと合わせて散策するのが御勧めです。
コメント