世界三大仏教のひとつ!!世界遺産「ボロブドゥール寺院遺跡群」を散策してみた。~ボロブドゥールエリア~

ジャワ島の観光
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世界には、世界三大仏教遺跡群と呼ばれている遺跡があります。

今回、ご紹介するのは、インドネシアのジャワ島にある「ボロブドゥール遺跡」で
ジャカルタから約42㎞の所のケドウ盆地の中にあり、空港から約1時間30分程度の場所にあります。

ジャカルタ市内や空港からなら下記のツアーなど利用すると無駄なく世界遺産を堪能できますので参考まで。

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ボルブドゥール寺院は、世界遺産に登録されています。

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ボロブドゥール寺院遺跡群 (Borobudur Temple Compounds)

1991年 ユネスコ文化遺産に登録

1814年、当時のジャワ島副総督のラッフルズによって発見されたボロブドゥール寺院遺跡群。
8~9世紀にかけてこの地に仏教文化が栄えた頃のものと推定され、仏教建築の最高峰といわれています。
1972年から国際的な協力のもと10年の歳月をかけて修復工事が行われました。

ボロブドゥール寺院 (Candi Borobudur)

住所:Jl. Badrawati, Kw. Candi Borobudur, Borobudur, Kec. Borobudur, Magelang, Jawa Tengah, インドネシア

基本情報

時間 6:00~17:00
定休日 無休
料金 US25$

下はチケットです。


ボロブドゥール遺跡は、海抜269mのケドウ盆地に小高い盛土をし、表面に彫られた無数の石を積み上げて造られています。
この遺跡は、1814年に、イギリスの提督ラッフルズにより発見され、その後、オランダ政府により修復が始まり現在に至っています。

下の写真は、世界遺産の看板で、1991年に世界文化遺産に指定されました。

高さ34.5m、最下部の基壇は、正方形の1辺が123mもあります。
構造は、自然の丘に盛土をして、その上に、23㎝で統一されたブロックを200万個を積み重ねています。
遺跡は、下部に6層の方形、上部には、2層の円檀があります。

旧基壇

煩悩にとらわれた人間の姿が160枚のレリーフに描かれています。
現在は、補強の石組により一部しか見られません。

「羨望」・「ねたみ」といった俗世間の悪因因果を説いた「醜悪な顔」のレリーフが描かれています。

下の文字が、遺跡に唯一残る古代ジャワ語の文字「カウイ文字」が彫られています。
この発見により建築年がわかったそうです。

第一回廊

1460枚のレリーフがあり、第一回廊は、2段に分かれ、上段には、仏伝図「方広大荘厳教」のよるブッダの生涯が
初転法論までが彫られています。

下段には、釈迦の全盛を寓話で説いた「本生譚」が描かれています。

釈迦が現世に生みだされ、生まれてすぐに7歩踏み出す場面

中央の右に摩耶夫人。左に王子が7本の蓮華の上を上を歩く姿が彫られています。

釈迦がまだ、悟る前に、現世に悩み、城を出ると老人に会う場面

第2~4回廊

善財童子(スダーナ)が発心し53人の善知識(賢者)を訪問する旅(華厳経入法界品)が彫られています。
回廊のレリーフは、大乗仏教の教えを説くためのものです。

第1~3円檀

釣鐘型のストゥーパが3層構造で72基規則的に並んでおり、一体ずつ釈迦牟尼仏が安置されています。
最内層の第3円檀ストゥーパの切窓と他の2層の窓の形が違い、外側の2層の窓は、◇形になっており
不安定な俗界を表しており、最内層は、□形の窓となっており、安定した世界を表しています。

下の写真は、外側の2層にあるストゥーパなので、切窓は、◇型です。

下の写真は、最内層にあるストゥーパなので、窓は、□形です。

半壊したストゥーパからは、釈迦牟尼像が露出して見えています。

ちなみに、インドネシア人の話では、格子の隙間から腕を伸ばして、中の仏像に見て男性は、右手の薬指、
女性は、右の足を触ると願いが叶ういう言い伝えもあるそうです。

大卒塔婆

円檀の中央には、穴がない完璧な状態を合わすストゥーパが置かれています。
この大卒塔婆の周りを時計周りに3週すると祈願が成就されると言われています。

ボロブドゥール遺跡の様子をレリーフ中心に動画でまとめてみました。
よろしければ覗いてみてください。

ラッフルズが、インドネシアのジャングルの中で、朽ち果てた寺院を見た時は、どんな感じだったのでしょうか?
アンコールワット・バガンと仏教遺跡を見てきましたが、レリーフを含め見るべきところがたくさんあります。
インネシアに訪れた際には、是非立ち寄ってみてください。


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