世界遺産「バルパライソ」の隣にあるビーニャ・デル・マル(Viña del Mar)は、
チリを代表する高級リゾート地です。
首都サンティアゴから車で約2時間というアクセスの良さから、
週末や休暇になると多くのチリ人が訪れます。
特に南半球の夏にあたる12月から3月は避暑地として人気が高く、
海岸沿いのホテルやレストランは多くの観光客で賑わいます。
美しいビーチや庭園、カジノ、豪華な邸宅が並ぶことから
「ガーデンシティ(Ciudad Jardín)」とも呼ばれており、
隣接する港町バルパライソとはまた異なる洗練された雰囲気を楽しめます。
今回は、そんなビーニャ・デル・マルで訪れた海沿いのレストラン
「CLUB ARABE(クラブ・アラベ)」を紹介します。
CLUB ARABE
住所:Av. Marina 50, Viña del Mar, Valparaíso
電話番号:+56 32 266 4461
営業時間:不明
営業日:不明
公式URL:http://www.clubarabevina.cl/portal/
CLUB ARABEについて
ビーニャ・デル・マルの海岸沿いを散策していると、
観光名所であるウルフ城(Castillo Wulff)の少し手前に、ひときわ存在感のある建物が見えてきます。
それがCLUB ARABEです。
一見するとレストランには見えず、
まるでヨーロッパの貴族の館のような優雅な建築が印象的です。
チリには19世紀末から20世紀初頭にかけて中東地域から多くの移民が渡来しており、
アラブ系コミュニティは現在でも大きな存在感を持っています。
CLUB ARABEという名称からも分かるように、アラブ文化とのつながりを感じさせる施設です。
重厚感のある建物の中で食事を楽しむことができ、
ビーニャ・デル・マルの海岸沿いでもひときわ目を引く存在となっています。

館内へ入ると外観の重厚さとは対照的に落ち着いた雰囲気のレストランが広がり、
窓の向こうには太平洋の景色が広がります。
ビーニャ・デル・マルらしい開放感のあるロケーションも魅力のひとつです。

ピスコサワーで乾杯
まず注文したのは、南米旅行では欠かせないカクテル「ピスコサワー」です。
ピスコはブドウを原料とする蒸留酒で、
ペルーとチリの両国で国民的なお酒として親しまれています。
アルコール度数は40度前後とかなり高めですが、
レモン果汁やシロップ、卵白などを加えて作られるピスコサワーは驚くほど飲みやすく、
爽やかな酸味とフルーティーな香りが特徴です。
南米を旅していると何度も出会う定番の一杯ですが、
海を眺めながら味わうピスコサワーは格別でした。
飲みやすいためついペースが上がってしまいますが、
後からしっかり効いてくるので飲み過ぎには注意が必要です。

新鮮なウニを堪能
チリは世界有数の海産物大国として知られ、ウニや貝類、魚介類が豊富に水揚げされます。
日本向けに輸出されるウニも多く、品質の高さで知られています。
今回いただいたウニは身が大きく、濃厚な甘みが印象的でした。
サンティアゴの中央市場でもウニを食べましたが、海辺のリゾート地で味わう新鮮なウニはまた格別です。
シンプルな味付けだからこそ素材の良さが際立ち、海の恵みを存分に感じることができました。

魚介の旨味が詰まったスープ
続いて注文したのは魚介のスープです。
チリ沿岸部では様々なシーフードスープが親しまれており、
貝類や魚介類の旨味を活かした料理が多く見られます。
こちらのスープも魚介の出汁がしっかり効いており、
サンティアゴやイースター島で食べたものとはまた違った味わいでした。
鮮度の良い魚介類が使われていることが伝わってくる一品で、
旅の疲れも癒やされるような優しい味です。
シーフード好きであれば満足できるレストランだと思います。

海を眺める絶好のロケーション
レストランの目の前には太平洋が広がっています。
夕方になると海岸線が美しく染まり、波の音を聞きながらゆっくり食事を楽しむことができます。
ビーニャ・デル・マルは高層ホテルや高級マンションが並ぶ近代的なリゾート都市ですが、
海辺にはどこか落ち着いた雰囲気も残っています。
旅の終盤に訪れたこともあり、この景色を眺めながらの食事は特別な時間となりました。

ビーチ周辺を散策
レストランから少し歩くと海岸沿いのビーチがあります。
ヤシの木が並ぶ遊歩道や整備された海岸線は、南米屈指のリゾート地らしい雰囲気です。
夏季には多くの観光客で賑わいますが、私が訪れた時は比較的落ち着いており、
ゆっくり散策を楽しむことができました。
バルパライソの歴史的な街並みとは異なり、
ビーニャ・デル・マルは開放的で洗練された海辺の町という印象です。
世界遺産観光と合わせて訪れることで、チリ中部沿岸の異なる魅力を楽しめると思います。




アクセス
CLUB ARABEはビーニャ・デル・マル中心部の海岸沿いに位置しています。
観光名所であるウルフ城(Castillo Wulff)のすぐ近くにあり、海岸通りを散策しながら徒歩で訪問できます。
サンティアゴからは長距離バスで約2時間。
バスターミナルからはタクシーや配車アプリを利用すると便利です。
バルパライソ観光と組み合わせて訪れる旅行者も多く、日帰りでも十分に楽しめます。
旅の終わりに
ビーニャ・デル・マルのCLUB ARABEは、
美しい太平洋の景色を眺めながら新鮮なシーフードを味わえるレストランでした。
歴史ある建物の雰囲気も素晴らしく、
観光だけではなく食事そのものが旅の思い出になります。
世界遺産バルパライソのカラフルな街並みを楽しんだ後は、
ぜひビーニャ・デル・マルにも足を延ばしてみてください。
同じ海岸沿いの都市でありながら雰囲気は大きく異なり、
チリ中部の多彩な魅力を感じることができます。
旅の最後に海を眺めながら味わったピスコサワーとシーフードは、
今でも印象に残るひとときとなっています。
世界遺産バルパライソ観光の際には、ぜひビーニャ・デル・マルにも立ち寄り、
海辺のリゾートらしいゆったりとした時間を楽しんでみてください。
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