ペロポネソス半島北東部に位置するナフプリオン(Nafplion)は、
美しい海と歴史的な街並みが調和したギリシャ有数の港町です。
古代遺跡で知られるミケーネやエピダウロス観光の拠点としても人気があり、
ギリシャ独立後には一時的に首都となった歴史も持っています。
アルゴリコス湾(Argolic Gulf)に面した旧市街には石畳の路地やベネチア様式の建物が並び、
沖合には要塞のあるブルジ島、背後の丘にはパラミディ城跡がそびえています。
今回はペロポネソス半島周遊中に立ち寄ったナフプリオンの見どころを紹介します。
ナフプリオン (Nafplion)
住所:Nafplio 211 00, Argolis, Greece
詳しい観光情報は、ナフプリオンをご覧ください。
ナフプリオンとは?
ナフプリオンはアテネから約140km、ペロポネソス半島北東部に位置する港町です。
古代から重要な港として発展し、
ビザンツ帝国、ヴェネツィア共和国、オスマン帝国による支配を経て発展してきました。
1821年に始まったギリシャ独立戦争後には、1834年までギリシャ王国最初の首都となっています。
現在は歴史的建造物と美しい海岸線が残る人気観光地として知られ、
多くのギリシャ人が休暇で訪れるリゾート地となっています。

ブルジ島 (Bourtzi)
住所:Bourtzi Castle, Nafplio Harbor, Nafplio 211 00, Greece
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 8:30~17:00 |
| 定休日 | 祝日 |
| 入場料 | 要確認 |
| アクセス | ナフプリオン港からボートで約5分 |
ナフプリオン港の沖合約500mに浮かぶ小さな島です。
島の中央にはベネチア共和国が1473年に建設した要塞が残されており、
かつては港を防衛する重要な拠点として利用されていました。
オスマン帝国時代には監獄として使用されたこともあり、
ナフプリオンの歴史を語る上で欠かせない存在です。
現在ではナフプリオンを代表する景観のひとつとなっており、
港から眺める姿は絵葉書のような美しさがあります。
私が訪れた際は時間の都合で上陸できませんでしたが、
海に浮かぶ要塞の姿はナフプリオン観光のハイライトでした。


パラミディ城跡 (Palamidi)
住所:Palamidi Fortress, Nafplio 211 00, Greece
| 定休日 | 無休(但し、祝日は除く) |
| 時間 | 8:00~19:00(夏期) 8:00~16:30(冬期) |
| 料金 | 4€ |
ナフプリオン旧市街の南側にそびえる標高216mの丘の上には、巨大な要塞「パラミディ城跡」があります。
1715年にヴェネツィア共和国によって完成した城塞で、ギリシャ国内でも保存状態の良い要塞建築のひとつとして知られています。
ギリシャ独立戦争では、ギリシャ軍がオスマン帝国軍から奪還した重要な戦略拠点となりました。
城内には複数の砦や礼拝堂が残されており、頂上からはナフプリオン旧市街やアルゴリコス湾を一望できます。
999段の階段
パラミディ城跡の名物として知られるのが、旧市街から続く石段です。
一般的には「999段の階段」と呼ばれています。
実際の段数については諸説ありますが、かなりの急勾配で体力を使います。
現在は城跡近くまで車道が整備されているため、体力に自信がない方は車やタクシー利用がおすすめです。


リオ・アンディリオ橋(Rio–Antirrio Bridge)
住所:(リオ側):Rio, Patras 265 04, Greece
住所:(アンディリオ側):Antirrio 300 20, Greece
全長:2,883m
ペロポネソス半島をドライブしていると、ギリシャ最大級の橋であるリオ・アンディリオ橋を見ることができます。
正式名称は「チャリラオス・トリクピス橋(Charilaos Trikoupis Bridge)」。
コリンティアコス湾に架かる全長約2.9kmの巨大な斜張橋で、
2004年のアテネオリンピック開催直前に完成しました。
それまでフェリーに頼っていたペロポネソス半島とギリシャ本土を結ぶ交通事情を大きく改善した重要なインフラです。
橋の周辺には美しい海岸線が広がり、ドライブ中でもその迫力ある姿を楽しめます。


アクセス
アテネからナフプリオン
レンタカー
- 所要時間:約2時間
- 距離:約140km
- アテネから高速道路A8(Olympia Odos)とA7(Moreas Motorway)経由
長距離バス(KTEL)
- アテネ・キフィソスバスターミナル発
- 所要時間:約2時間10分
- 本数も比較的多く日帰り観光も可能
ナフプリオンからブルジ島
- ナフプリオン港から観光ボート利用
- 所要時間:約5分
パラミディ城跡
- 旧市街から徒歩約20〜30分
- 車・タクシーでもアクセス可能
ナフプリオンは、古代遺跡が多いペロポネソス半島の中でも特に雰囲気の良い港町です。
沖合に浮かぶブルジ島、丘の上のパラミディ城跡、
美しい旧市街と海辺の景色が見事に調和しており、ギリシャ人にも人気のリゾート地となっています。
私自身は立ち寄り程度の滞在でしたが、街を歩いているだけでも居心地が良く、
もっとゆっくり滞在してみたいと感じました。
ミケーネやエピダウロス遺跡を訪れる際には、ぜひナフプリオンにも足を延ばしてみてください。

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