世界遺産「アテネのアクロポリス」とその周辺遺跡を散策してみた。

アテネの観光

古代世界の中心地 ギリシャ。
そんな古代の繁栄を象徴するアテネ。

そして、アテネと言えば
アクロポリスのパンテオン神殿を
想像する人も多いと思います。

そんな世界遺産アテネのアクロポリスを中心に
その周辺の遺跡をご紹介します。

アテネのアクロポリス
(Acropolis)

古代遺産営業時間休日入場料共通券
アクロポリス8:00~:00無休20€(夏期)
10€(冬期)
30€(5日間有効、冬期は、15€)
古代アゴラ8:00~20:00無休8€(夏期)
4€(冬期)
ローマの時代のアゴラ8:00~20:00無休6€(夏期)
3€(冬期)
ハドリアヌスの図書館8:00~20:00無休4€
オリンピエイオン8:00~20:00無休6€(夏期)
3€(冬期)
ケラミコス8:00~20:00冬期の月曜8€(夏期)
4€(冬期)
リケイオン8:00~20:00無休4€(夏期)
2€(冬期)

*もし、チケットを買うなら共通券を買うのが
絶対お得なのでこちらをお勧めします。

下が共通券です。入場時にバーコードを読んで入ります。

 


チケット販売所の前には、下の案内版があります。

アテネのアクロポリスのチケット販売所です。
いつもかなり混んでいます。

*共通券を買うならアクロポリスは混んでいるので
他の6ヵ所どこで購入しても値段は、変わらないので
他で買うことをお勧めします。

アクロポリス
(ACROPOLIS AND SLOPES)

アクロポリスは、「上の都市」を
意味しており高さ70m、
全周約800mの石灰岩の丘の上に
建っており、西側が唯一の参道と
なっているギリシャの聖域となっています。

ヘロド・アッティコス音楽堂
(Herod Atticus Odeon)

紀元161年にアテネの政治家で
大富豪のヘロド・アッティコスが
建設し、市民に寄贈した音楽堂です。
斜面にある32段の階段が客席になり、
500人近くが座れたそうです。
現在でも、フェスティバル等に
利用されています。

ディオニソスの劇場
(Dionysus Theatre)

紀元前6世紀に建造された
ギリシャ最古の劇場跡です。
酒と演劇の神ディオニソスに
ちなんで名づけられました。
前4世紀に木造から大理石に改築され、
1万7000人収容できたそうです。

前門
(Propylaia)

紀元前5世紀に建築家ムネスクレスに
よって設計され中央楼を挟んで左に北翼、
右に南翼の建物が組み合わさっており、門の柱には、
ドリス式、内部には、イオニア式の柱が並んでいます。

パルテノン神殿
(Parthnon)

民主政治を築いた名将ペリクレスのもと、
カリクラスが設計し、
フェイディアスが総指揮をとり、
15年の歳月を費やして紀元前432年に完成した。

内部は、神室には、金と象牙を用いた
高さ12mのアテネ像が設置されていた。

外側には、46本の柱で囲まれ、
破風と呼ばれる正面と裏面の屋根の
三角部分には、大きな彫刻像が
置かれていたそうです。

なお、彫刻像の一部は、
新アクロポリス博物館や大英博物館に
保存されています。

東側が正面で、前室、神室、乙女の間、
後室があったそうです。
現在は、内部は立ち入り禁止です。

エレクティオン神殿
(Erechtheion)

紀元前408年に完成。
北側にはイオニア式円柱、
南側には、カリアディデスと
呼ばれる6人の少女像を
柱とした柱廊が張り出している。

この6人の少女像はの実物は、
アクロポリス博物館と大英博物館に保存されている。

伝説上の王エレクテウスの館とされ、
複数の祭神を合祀した。

紀元前86年、ローマの独裁者スッラにより
焼かれたが再建されたそうです。

少女像のうち5体が、アクロポリス博物館で、
1体が、大英博物館に保存されています。

アテナ古神殿
(Old Temple of Athena)

紀元前6世紀のアルカイック期に建設されたが、
紀元前480年にペルシア軍によって破壊された。
当時、社殿内にあった、トリトンと戦う
ヘラクレスなどの破風彫刻像は、現在
アクロポリス博物館に展示されています。

展望台
(Belvedere)

丘の東端にある展望台は、
国旗掲揚台になっています。

展望台の眺めは格別です。
アテネで一番高い丘の
リカヴィトスの丘もよく見えます。

アグリッパの台座
(Pedestal of Agrippa)

紀元前2世紀、ベルガモン王の馬車像を設置する
台座として造られ、その後は、
アウグストゥス帝の婿アグリッパの
像が置かれていたそうです。

アテナ・ニケ神殿
(Temple of Athena Nike)

紀元前424年に完成した、
別名「翼なき勝利(ニケ)の女神」
と呼ばれるイオニア式の柱が美しい神殿です。

上部の彫刻装飾は、東側がオリンポスの神々
他の3面がペルシア戦争の様子を表している。

古代アゴラ
(ANCIENT AGORA)

アゴラとは「人が集まる所」という意味で、
古代ギリシャでは市場や集会場などの
公共の場を意味し、
政治・宗教・文化的施設が集中していたそうです。

古代アゴラのチケット販売所です。

ヘファイストスの神殿
(Temple of Hephaistos)

ギリシャ国内で最も原型を残している神殿で、
建築時期は、パルテノオン神殿とほぼ同時期の
紀元前450~440年頃のものと言われている。

最近の調査により、
火と鍛冶を司るへファイストスを
祀った神殿ということがわかったそうです。

中央柱廊
(Midle Stoa)

長さ約120m、幅約15mの柱廊で
市場があった場所です。

アグリッパの音楽堂
(Odeon of Agripa)

紀元前15世紀頃、ローマの将軍アグリッパが
建造した2階建ての音楽堂。

当時は、1000人もの収容できたが、
ゲルマン民族の侵入により267年に焼失してしまった。
現在では、巨人とトリトン像の一部が見られます。

アギイ・アポストリ教会
(Church of Agii Apostoli)

かつては、ニンフの神殿があった場所に、
紀元1000年頃に創建された
ビザンチン様式のキリスト教会。
中央ドームには、イエスを描いた
17世紀のフレスコ画が見られます。

アタロスの柱廊
(Stoa of Attalos)

遺跡の中で、ただひとつ完全に復元された建造物。
長さは、約115m、幅20mの2階建てで、
建築様式は典型的なギリシャの柱廊で、
1階の外側には45本のドリア式列柱が並び、
中間には、22本のイオニア式列柱が並んでいる。
2階は、外側にイオニア式、中間には、
エジプト式棕櫚柱頭の列柱が配置されている。

1953年に再建され、現在は、
古代アゴラ博物館として利用されています。

ローマのアゴラ
(ROMAN AGORA)

ローマ時代初期(紀元前1世紀~紀元後2世紀)の
アゴラで古代アゴラの約100m東に
カエサルとアウグストゥスの寄贈により新設されたもの。

東西112m、南北96mの敷地の中には、大理石でできた
八角形の風の神の塔が見られる。

風の神の塔には、
八方向に風神のレリーフが刻まれています。

ハドリアヌスの図書館
(HADRIAN’S LIBRARY)

紀元132年、ローマ皇帝ハドリアヌスにより
建造された図書館。
全長122m、幅82mの大規模な施設で、
池を配した中庭を中心に柱廊が四方を囲み、
東側に図書室や読書室があったらしい。

ゼウス神殿
(OLYMPIEION)

オリンポスの最高神ゼウスに捧げられた神殿。
紀元前6世紀後半に僭主ペイシストラトスにより
着工されたが、僭主政崩壊により中断された。

およそ650年跡にハドリアヌスにより完成された。
建設当時は、計104本ものコリントス式の
柱が並んでいたが、現在では、
15本しか残っていない。

下の写真は、チケット販売所です。

現在は、16本中、15本が建っていて
1本が倒れています。

ハドリアヌスの門
(Hadrian’s Arch)

アテネの復興に尽力したハドリアヌス帝を
称えて建てられた門で、高さ約18m、幅13.5m。

ケラミコス
(KERAMEIKOS)

紀元前12世紀頃~紀元前1世紀頃までの
アテネ人の古代墓地だった場所で、
このあたりには、当時多くの陶工が住んでいて
ケラミコスがセラミック(陶器)の語源になったそうです。

敷地内にあるケラミコス博物館には、
墓石や陶器など墓地から発掘された
品々が展示されています。

ケラミコスの入口です。

ケラミコス博物館は、見事な彫刻が
展示されていて見ごたえあります。

リュウケイオン
(LYKEION)

アテネの東郊外に所在した
アポロン・リュケイオス神殿が
あった神域であり、
アカデメイア、キュノサルゲスと並ぶ、
代表的な体育場の所在地であった。

ソクラテスは、アリストテレスが
ここで教えたところから、
彼の哲学学校の名にも使われるようになり、
のちには多くの国で
学校を指す語として用いられたそうです。

入口は、こんな感じです。
結構わかりづらいので注意してください。

今回は、共通券で廻ることができる
7カ所を紹介してきました。

この共通券は、5日有効ですので、
時間のある方は、見ごたえ十分ですので
夏場は非常に暑いのでゆっくり見ることをお勧めします。

さて、ギリシャを旅するとギリシャ神々の話が
いろいろな形で登場してきます。

そのため、事前にギリシャ神話を学んでから
旅行すると非常に遺跡や博物館が楽しめます。

ただ、ギリシャ神話は非常にわかりづらく
本を読んでも理解できない部分があります。

そこでご紹介するのは、里中満智子さんの漫画で
全8巻ある「マンガ・ギリシャ神話」です。
漫画なので非常にわかりやすく体系的に
なっているのでお勧めです。

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