アテネ・アクロポリス完全ガイド|パルテノン神殿から古代アゴラまで巡る観光ルート

アテネの観光
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アテネを歩いていると、街のあちこちから丘の上のアクロポリスが見えてきます。
遠くからでも存在感がありますが、実際に近づくと、
ただ有名な遺跡を見る感覚では終わりません。

古代ギリシャの政治、信仰、芸術がひとつの丘に重なっていて、
歩くほどにアテネという都市の厚みが伝わってきます。

今回は、世界遺産「アテネのアクロポリス」を中心に、
共通券でめぐりやすい周辺遺跡もあわせてご紹介します。

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アテネのアクロポリス(Acropolis)

1987年にユネスコ世界文化遺産に登録。

アテネの市街地にそびえる丘、アクロポリスは、「高い丘の上の都市」を意味し、
古代ギリシャの栄光を象徴する場所です。

紀元前15世紀頃には都市建設とともに砦として築かれ、
紀元前5世紀には第二次ペルシア戦争の勝利を機に、
町の守護女神アテナの聖域として丘全体が大規模に整備されました。

パルテノン神殿をはじめとする建築群は、古典期ギリシャの美意識と技術を今に伝える存在で、
アテネ観光の中心であると同時に、西洋文明の原点に触れられる世界遺産でもあります。

世界遺産に選ばれた背景

アテネのアクロポリスが高く評価されているのは、古代ギリシャ文明の思想、
宗教、建築、美術がきわめて高い水準で結びついた場所だからです。

特にパルテノン神殿、エレクティオン神殿、アテナ・ニケ神殿、前門などは、
古典建築の理想形として後世のヨーロッパ建築に大きな影響を与えました。

ひとつの丘の上に、都市国家アテネの誇りと信仰、民主政の時代の文化的成熟が凝縮されている点に、
この世界遺産の大きな価値があります。

歴史背景

アクロポリスは、もともとは防衛拠点としての性格を持っていましたが、
時代が進むにつれて宗教的、象徴的な中心へと変わっていきました。

とくに紀元前5世紀、名将ペリクレスの時代に大規模な再建が進み、
現在よく知られるアクロポリスの姿の基礎が築かれます。
その後はローマ時代、ビザンツ時代、オスマン時代を経ながら用途を変え、
神殿、教会、モスク、要塞として使われてきました。

破壊や略奪を受けた歴史もありますが、それでもなお丘の上に立つと、
古代から続くアテネの時間が今も街全体を見下ろしているように感じられます。

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観光施設紹介

基本情報

古代遺産 営業時間 休日 入場料 共通券
アクロポリス 8:00~:00 無休 20€(夏期)
10€(冬期)
30€(5日間有効、冬期は、15€)
古代アゴラ 8:00~20:00 無休 8€(夏期)
4€(冬期)
ローマの時代のアゴラ 8:00~20:00 無休 6€(夏期)
3€(冬期)
ハドリアヌスの図書館 8:00~20:00 無休 4€
オリンピエイオン 8:00~20:00 無休 6€(夏期)
3€(冬期)
ケラミコス 8:00~20:00 冬期の月曜 8€(夏期)
4€(冬期)
リケイオン 8:00~20:00 無休 4€(夏期)
2€(冬期)

*もし、チケットを買うなら共通券を買うのが絶対お得なのでこちらをお勧めします。

下が共通券です。入場時にバーコードを読んで入ります。

 

チケット販売所の前には、下の案内版があります。

アテネのアクロポリスのチケット販売所です。
いつもかなり混んでいます。

*共通券を買うならアクロポリスは混んでいるので他の6ヵ所どこで購入しても値段は、
変わらないので他で買うことをお勧めします。
朝はアクロポリス、日差しが強くなる時間帯は博物館や図書館跡、夕方は古代アゴラ側へ回ると歩きやすいです。

アクロポリス(Acropolis and Slopes)

住所:Athens 105 58 ギリシャ

アクロポリスは、「上の都市」を意味しており、高さ70m、全周約800mの石灰岩の丘の上に建っています。
西側が唯一の参道となっているギリシャの聖域で、
坂道を上がるにつれて、ただの遺跡ではなく神域へ近づいていく感覚が強まります。

丘の上にはパルテノン神殿やエレクティオン神殿が並び、
斜面には劇場や音楽堂が残っていて、
信仰だけでなく芸術や都市生活とも結びついていたことがよく分かります。

アテネの市街地を見渡す開放感も大きな魅力で、

古代遺跡の迫力と現代都市の広がりを一度に味わえる場所です。

ヘロド・アッティコス音楽堂(Herod Atticus Odeon)

紀元161年にアテネの政治家で大富豪のヘロド・アッティコスが建設し、市民に寄贈した音楽堂です。
斜面にある32段の階段が客席になり、古代の観劇空間のスケールを実感できます。

現在でもフェスティバル等に利用されていて、遺跡でありながら今も舞台芸術の場として生きているところに、
この場所ならではの奥行きがあります。

南斜面を歩いていると、石の観客席と舞台空間が自然に地形へ溶け込み、
アクロポリスが信仰だけでなく文化の中心でもあったことがよく伝わってきます。

ディオニソスの劇場(Dionysus Theatre)

紀元前6世紀に建造されたギリシャ最古の劇場跡です。

酒と演劇の神ディオニソスにちなんで名づけられ、
紀元前4世紀に木造から大理石へ改築され、1万7000人を収容できたとされています。

いまは遺構として静かに残っていますが、客席の形や舞台空間を見ていると、
悲劇や喜劇が上演され、人々が同じ物語を共有していた時代の熱気が想像できます。

アクロポリス観光では神殿群に目が向きがちですが、
この劇場を見ると、アテネが芸術都市でもあったことがよく分かります。

前門(Propylaia)

紀元前5世紀に建築家ムネスクレスによって設計された、アクロポリスの正式な玄関口です。
中央楼を挟んで左に北翼、右に南翼の建物が組み合わさり、門の柱にはドリス式、内部にはイオニア式の柱が並んでいます。
ただの出入口ではなく、聖域へ入る気持ちを切り替える建築としてよくできていて、
坂を上がってここに近づく時間そのものが印象に残ります。

異なる様式を組み合わせた構成や、丘の地形に合わせたつくりを意識すると、
アクロポリス全体の格がここから始まっていることがよく分かります。

パルテノン神殿(Parthenon)

民主政治を築いた名将ペリクレスのもと、カリクラテスが設計し、フェイディアスが総指揮をとり、
15年の歳月を費やして紀元前432年に完成した神殿です。

内部の神室には、金と象牙を用いた高さ12mのアテネ像が設置されていたとされ、
外側には46本の柱が並んでいました。

彫刻像の一部は、現在、新アクロポリス博物館や大英博物館に保存されています。

実際に目の前に立つと、写真で見慣れた神殿なのに想像以上に大きく、修復の跡も含めて長い歴史を感じます。
現在は内部立ち入り禁止です。

エレクティオン神殿(Erechtheion)

紀元前408年に完成した神殿です。

伝説上の王エレクテウスの館とされ、複数の祭神を合祀した建物で、
パルテノン神殿の力強さとは違う、繊細で静かな美しさが印象に残ります。

少女像そのものに目が行きますが、複雑な信仰の重なりを持つ神殿という点も、この建物の面白さです。

北側にはイオニア式円柱、南側にはカリアディデスと呼ばれる6人の少女像を柱とした柱廊が張り出しています。
この6人の少女像の実物は、アクロポリス博物館と大英博物館に保存されていて、
5体がアクロポリス博物館、1体が大英博物館にあります。

アテナ古神殿(Old Temple of Athena)

紀元前6世紀のアルカイック期に建設されましたが、紀元前480年にペルシア軍によって破壊されました。
後のパルテノン神殿以前に、この丘がすでに重要な宗教空間だったことを物語る存在です。

当時、社殿内にあったトリトンと戦うヘラクレスなどの破風彫刻像は、現在アクロポリス博物館に展示されています。
現地では遺構が控えめに見えるぶん、想像力が必要な場所ですが、
古い時代の層を意識すると、アクロポリス全体が単一の時代の遺跡ではないことがよく分かります。

展望台(Belvedere)

丘の東端にある展望台は、現在は国旗掲揚台にもなっています。
原稿にある通り、ここからの眺めは格別で、アテネで一番高い丘のリカヴィトスの丘もよく見えます。

神殿を見て歩く時間が続く中で、ここに立つと視界が一気に開け、
古代都市が築かれた地形の意味も感じやすくなります。

石造の聖域を巡ったあとに、風を受けながら街を見下ろすこの時間が、
アクロポリス観光の印象をやわらかくまとめてくれます。

アグリッパの台座(Pedestal of Agrippa)

紀元前2世紀、ベルガモン王の馬車像を設置する台座として造られ、
その後はアウグストゥス帝の婿アグリッパの像が置かれていたそうです。

遺構としては派手ではありませんが、アクロポリスが古典ギリシャ時代だけでなく、
ヘレニズム時代やローマ時代にも意味を持ち続けたことを示しています。

参道付近にあるため通り過ぎやすいものの、こうした記念物を見ると、
アクロポリスが時代ごとに新しい権力や記憶を重ねてきた場所だったことが見えてきます。

神殿群だけでなく、こうした脇役的な遺構にも目を向けると、丘全体の歴史が立体的になります。

アテナ・ニケ神殿 (Temple of Athena Nike)

紀元前424年に完成した、別名「翼なき勝利(ニケ)の女神」と呼ばれるイオニア式の柱が美しい神殿です。
上部の彫刻装飾は、東側がオリンポスの神々、ほかの三面がペルシア戦争の様子を表しているとされます。

規模は大きくありませんが、アクロポリス入口近くに建ち、最初に目に入りやすい建物のひとつです。
前門や城壁とあわせて見ると、聖域であると同時に防衛拠点でもあったアクロポリスの性格がよく分かり、
小さくても強い印象を残す神殿です。

古代アゴラ (ANCIENT AGORA)

アゴラとは「人が集まる所」という意味で、古代ギリシャでは市場や集会場などの公共の場を意味し、
政治、宗教、文化的施設が集中していたそうです。

アクロポリスが聖なる丘なら、古代アゴラは人びとの日常と政治の現場だった場所で、
両方を見ることでアテネの立体感が増します。

観光では神殿のような華やかさは控えめですが、
広い敷地を歩いていると、古代都市の輪郭がじわじわ見えてきます。

遺構の間を歩くと、ここが単なる空地ではなく、
都市の息づかいが集まっていた場所だったことが自然に伝わります。

古代アゴラのチケット販売所です。

ヘファイストスの神殿 (Temple of Hephaistos)

ギリシャ国内で最も原型を残している神殿のひとつです。
建築時期は、パルテノン神殿とほぼ同時期の紀元前450〜440年頃のものといわれています。

最近の調査により、火と鍛冶を司るヘファイストスを祀った神殿ということが分かったそうです。
緑の中に静かに建っていて、近づくと柱の一本一本がよく見え、派手さよりも完成度の高さが印象に残ります。
古代アゴラのなかでも、建築の美しさをもっとも実感しやすい見どころです。

中央柱廊 (Midle Stoa)

長さ約120m、幅約15mの柱廊で、市場があった場所です。
アゴラの遺跡は神殿に比べると印象がぼやけやすいのですが、この長い柱廊の規模感を見ると、
古代アテネの公共空間がどれほど大きかったのかがよく分かります。

石の基礎だけでも空間の輪郭がしっかり残っていて、
政治や商業が身近な距離で混ざり合っていた都市の空気が見えてくる場所です。
派手な遺跡ではありませんが、古代都市の実際の機能を想像しやすい見どころです。

アグリッパの音楽堂 (Odeon of Agrippa)

ローマの将軍アグリッパが建造した2階建ての音楽堂です。
当時は1000人もの収容ができたそうですが、ゲルマン民族の侵入により267年に焼失してしまいました。
現在では、巨人とトリトン像の一部が見られ、失われた建築の規模を想像させてくれます。

古代アゴラの中では少し見落としやすいものの、ローマ時代のアテネが文化施設を充実させていたことが分かる遺構で、
ギリシャの都市にローマ的な要素が重なっていく変化も感じられます。

アギイ・アポストリ教会 (Church of Agii Apostoli)

かつては、ニンフの神殿があった場所に、紀元1000年頃に創建されたビザンチン様式のキリスト教会です。
中央ドームには、イエスを描いた17世紀のフレスコ画が見られます。

古代ギリシャの遺跡の中に中世キリスト教の空間が自然に溶け込んでいて、
アテネの歴史が古代で止まっていないことがよく分かります。

規模は大きくありませんが、石造の静かな佇まいが美しく、古代アゴラの中で少し空気が変わる印象深い建物です。

アタロスの柱廊 (Stoa of Attalos)

遺跡の中で、ただひとつ完全に復元された建造物です。

長さは約115m、幅20mの2階建てで、建築様式は典型的なギリシャの柱廊となっています。
1階の外側には45本のドリア式列柱、中間には22本のイオニア式列柱が並び、
2階は外側にイオニア式、中間にはエジプト式棕櫚柱頭の列柱が配置されています。

1953年に再建され、現在は古代アゴラ博物館として利用されていて、古代の柱廊空間を体感しやすい場所です。

ローマのアゴラ (ROMAN AGORA)

住所:Polignotou 3, Athens 105 55, Greece

項目 内容
時間 8:00〜20:00を目安に季節変動
定休日 無休を基本に祝日・季節運営で変更あり
料金 単独券または共通券対象

ローマ時代初期、古代アゴラの約100m東に、カエサルとアウグストゥスの寄贈により新設されたアゴラです。
東西112m、南北96mの敷地の中には、大理石でできた八角形の風の神の塔が見られます。

古代アゴラと比べると全体に整然とした印象があり、時代が変わることで都市空間の性格も変化したことが感じられます。
周辺の街並みの中に遺跡が残っているので、観光中にふっと古代が現れるような感覚もこの場所の魅力です。

風の神の塔(Tower of the Winds)

風の神の塔には、八方向に風神のレリーフが刻まれています。
規模は大きくありませんが、八角形のかたちが独特で、
神殿とは違うローマ時代の実用的な建築文化を感じさせます。

ローマのアゴラの中でも特に目を引く存在で、細部を見ると風神表現にも個性があり、
神話と実用が一緒になっているところに古代地中海世界らしい面白さがあります。
建築好きの方なら、ここは意外に長く足を止めたくなる場所だと思います。

ハドリアヌスの図書館 (HADRIAN’S LIBRARY)

住所:Areos 3, Athens 105 55, Greece

項目 内容
時間 8:00〜20:00を目安に季節変動
定休日 無休を基本に祝日・季節運営で変更あり
料金 単独券または共通券対象

紀元132年、ローマ皇帝ハドリアヌスにより建造された図書館です。
全長122m、幅82mの大規模な施設で、池を配した中庭を中心に柱廊が四方を囲み、
東側に図書室や読書室があったらしいとされています。

現在は遺構が中心ですが、敷地の広さを見るだけでも、
ここが単なる書庫ではなく、学問と文化のための壮大な複合施設だったことが伝わってきます。

にぎやかな市街地の中にありながら、歩いていると空間がふっと開け、ローマ時代のアテネの豊かさが感じられる場所です。

ゼウス神殿 (OLYMPIEION)

住所:Athens 105 57, Greece

項目 内容
時間 8:00〜20:00を目安に季節変動
定休日 無休を基本に祝日・季節運営で変更あり
料金 単独券または共通券対象

オリンポスの最高神ゼウスに捧げられた神殿です。
紀元前6世紀後半に僭主ペイシストラトスにより着工されましたが、僭主政崩壊により中断されました。
その後、およそ650年後にハドリアヌスにより完成されたとされ、
建設当時は計104本ものコリントス式の柱が並んでいたそうです。

下の写真は、チケット販売所です。

現在は、16本中15本が立ち、1本が倒れた姿で残り、広い敷地の中にそびえる列柱がアテネの空によく映えます。

ハドリアヌスの門(Hadrian’s Arch)

アテネの復興に尽力したハドリアヌス帝を称えて建てられた門で、高さ約18m、幅13.5mとされます。
ゼウス神殿の近くに立ち、古代ギリシャの聖域にローマ皇帝の威信が重ねられたことを象徴するような存在です。

車道の近くにあるため通り過ぎやすいのですが、神殿とあわせて見ると、このエリアの見学がぐっと立体的になります。
都市の境界や象徴を示す建築としての役割も感じられ、写真にも残しやすい見どころです。

ケラミコス(Kerameikos)

住所:Ermou 148, Athens 105 53, Greece

ケラミコスの入口です。

紀元前12世紀頃から紀元前1世紀頃までのアテネ人の古代墓地だった場所です。
このあたりには当時多くの陶工が住んでいて、ケラミコスがセラミックの語源になったそうです。

アクロポリス周辺の華やかな神殿群とは異なり、ここには静かで少し内省的な空気が流れています。
派手な観光地ではありませんが、都市の外縁にあった墓地を歩くと、古代アテネの生活と死生観が見えてくる場所です。

ケラミコス博物館(Kerameikos Museum)

敷地内にあるケラミコス博物館には、墓石や陶器など墓地から発掘された品々が展示されています。
原稿にある通り、見事な彫刻が展示されていて見ごたえがあります。

屋外遺跡だけでは分からない細部の文化や葬送習慣を補ってくれるので、
遺跡と博物館をあわせて見ると印象がより深まります。
落ち着いた展示空間で、神殿巡りとは違う静かな時間を過ごせるのも魅力です。

リュウケイオン(Lykeion)

住所:Rigillis, Athens 106 75, Greece

項目 内容
時間 8:00〜20:00を目安に季節変動
定休日 無休を基本に祝日・季節運営で変更あり
料金 単独券または共通券対象

入口は、こんな感じです。
結構わかりづらいので注意してください。

アテネの東郊外に所在したアポロン・リュケイオス神殿があった神域であり、
アカデメイア、キュノサルゲスと並ぶ代表的な体育場の所在地でした。

アリストテレスがここで教えたところから、彼の哲学学校の名にも使われるようになり、
のちには多くの国で学校を指す語として用いられたそうです。

入口は原稿の通り少し分かりづらく、遺構自体も控えめですが、
哲学や教育の歴史に関心がある方にはかなり面白い場所です。
大きな神殿の迫力とは違い、知の風景としてアテネを感じられる遺跡になっています。

アクセス

一般的な玄関口はアテネ国際空港です。
空港からアテネ中心部までは、地下鉄3号線や空港バス、タクシーで向かいやすく、
所要はおおむね40分前後が目安です。

アクロポリスへは地下鉄2号線のAcropoli駅、
またはMonastiraki駅、Thissio駅周辺から歩くルートが分かりやすいです。

古代アゴラ、ローマのアゴラ、ハドリアヌスの図書館は旧市街散策と組み合わせやすく、
ゼウス神殿やハドリアヌスの門も徒歩でつなぎやすい範囲にあります。

現地で当日券を購入することもできますが、アクロポリス周辺は時間帯によってかなり混み合います。
できるだけスムーズに入りたい方は、事前予約できるチケットを使っておくと安心です。

▶アテネのアクロポリス入場チケット(オプションの音声ガイドツアー付き)

暑い時期や短期滞在で効率よく回りたい方は、半日ツアーの利用も選択肢になります。
世界遺産アクロポリスとアテネ市内観光半日ツアー<午前/アテネ発>

アテネを歩き終えて

今回は、共通券でめぐりやすいアクロポリスと周辺遺跡をご紹介してきました。
実際に歩いてみると、アテネはパルテノン神殿だけを見る街ではなく、
劇場、広場、図書館、墓地、哲学の場まで重なり合う、非常に厚みのある都市だと感じます。
ギリシャ神話を少し学んでから訪れると、遺跡や博物館の楽しさはさらに深まります。
事前に流れをつかんでおきたい方は、
里中満智子さんの「マンガ・ギリシャ神話」のような読みやすい入門書を旅前に読んでおくのも面白いと思います。

世界は思ったより近い。
そんな感覚を、アテネでは古代の石の上を歩きながら何度も思い出させてくれます。

HIS

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