ギリシャといえば、オリンピック発祥の地である古代オリンピアを思い浮かべる人が多いでしょう。
古代オリンピック発祥の地については、
「世界遺産オリンピア遺跡観光ガイド」でも詳しく紹介しています。

しかし、現在のオリンピックにつながる「近代オリンピック」が誕生した場所は、
アテネにあるパナティナイコ・スタジアム(Panathenaic Stadium)です。
私は残念ながら見学時間に間に合わず内部へ入ることはできませんでしたが、
スタジアムの外観だけでも十分な迫力があり、オリンピックの歴史を感じることができました。
今回は、近代オリンピック発祥の地として知られるパナティナイコ・スタジアムを紹介します。
パナティナイコ・スタジアム (Panathinaiko Stadium)
住所:Leof. Vasileos Konstantinou, Athina 116 35 Greece
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 8:00~19:00(冬季は17:00まで) |
| 定休日 | 無休 |
| 入場料 | 大人10ユーロ前後(変動あり) |
| 電話番号 | +30 210 752 2984 |
※料金・営業時間は変更される場合があります。
パナティナイコ・スタジアムの歴史
パナティナイコ・スタジアムの起源は紀元前330年頃までさかのぼります。
アテネの守護神アテナを讃える「パンアテナイア祭」の競技会場として建設されました。
その後、紀元2世紀頃にローマ時代の大富豪であり政治家でもあったヘロデス・アティコスによって
大規模な改築が行われ、白い大理石を使用した壮大な競技場へと生まれ変わります。
しかし時代の流れとともに競技場は使用されなくなり、
長い年月の間に土の中へ埋もれてしまいました。
19世紀後半になるとギリシャ独立後の文化復興の機運が高まり、
実業家ゲオルギオス・アヴェロフの資金援助を受けて発掘と再建が進められます。
建築家エルンスト・ツィラーらの監修により古代の姿を再現し、
1896年には記念すべき第1回近代オリンピック大会が開催されました。
現在もアテネマラソンのゴール地点として利用されており、
オリンピックとの深い関わりを今に伝えています。

ゲオルギオス・アヴェロフ像
スタジアム入口付近には、再建資金を提供した実業家ゲオルギオス・アヴェロフの銅像があります。
近代オリンピック開催の立役者ともいえる人物であり、ギリシャでは非常に高く評価されています。
スタジアムを訪れた際には、ぜひこちらも見学してみてください。

世界最大級の大理石スタジアム
パナティナイコ・スタジアム最大の特徴は、観客席のほぼ全体が白い大理石で造られていることです。
現在の競技場は、
- 全長約204m
- 幅約33m
- 収容人数約68,000人
という規模を誇ります。
白く輝く観客席は非常に美しく、青空とのコントラストも見事です。
古代競技場の雰囲気を残しながらも近代オリンピックの歴史を感じられる、世界でも貴重なスポーツ遺産となっています。

日本語オーディオガイドも利用可能
スタジアム内部の見学ではオーディオガイドを利用できます。
日本語にも対応しているため、オリンピックの歴史やスタジアムの見どころを詳しく学びながら見学できます。
また内部には、
- オリンピック関連展示
- 聖火リレー資料
- 表彰台
- トラックエリア
などもあり、実際に競技場へ降りることができます。
表彰台に立って記念撮影をする観光客も多く、人気のフォトスポットになっています。


アクセス
パナティナイコ・スタジアムはアテネ中心部に位置しており、シンタグマ広場から徒歩でもアクセスできます。
地下鉄利用
地下鉄2号線・3号線「Syntagma(シンタグマ)」駅
徒歩約15分
徒歩
シンタグマ広場からヴァシリシス・ソフィアス通りを南東へ進み約15分。
途中にはザッピオン庭園や国立庭園があり、アテネの街歩きを楽しみながら向かうことができます。
パナティナイコ・スタジアムは、古代ギリシャの競技場であると同時に、
1896年の第1回近代オリンピック開催地として世界的に有名なスポットです。
白亜の大理石で造られた美しいスタジアムは、オリンピックファンだけでなく歴史好きにもおすすめです。
私は見学時間に間に合わず内部へ入ることはできませんでしたが、
外観を眺めるだけでも近代オリンピック誕生の舞台に立ったような気分になりました。
古代オリンピック発祥の地も訪れたい
近代オリンピックの原点がパナティナイコ・スタジアムなら、
そのルーツはペロポネソス半島にある世界遺産オリンピア遺跡です。
実際に訪れると、古代競技場やゼウス神殿跡が残り、オリンピック誕生の歴史をより深く感じることができます。
▶ 世界遺産オリンピア遺跡観光ガイド



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