ウズベキスタン屈指の観光都市・サマルカンド。
レギスタン広場をはじめ、見どころがコンパクトに凝縮された街で、ここだけでも十分に旅は成立します。
しかし、日程に少し余裕がある方なら、隣国タジキスタンへの小旅行も十分可能です。
実際、サマルカンドからタジキスタン西部の町・ペンジケントまでは、国境を越えても半日あれば到達できます。
本記事では、
サマルカンド → タジキスタン(ペンジケント)への移動方法と注意点を、
実体験をもとに詳しく解説します。
①サマルカンド市内 → カフタルホナ・ターミナルへ
タジキスタン国境へ向かう場合、まず目指すのがカフタルホナ・ターミナル(Kaftarxona terminal) です。
カフタルホナ・ターミナルとは?
サマルカンド市内南東部にあるローカル向けの交通拠点で、
国境方面への乗合車(主にダマス)が集まっています。
アクセス
- 出発地:レギスタン広場周辺
- 距離:約4km
- 所要時間:約10分
- 移動手段:タクシー / Yandex Go が便利
▶ 市内移動は料金も安く、言葉が通じなくても地図を見せれば問題ありません。
⓶カフタルホナ・ターミナル → タジキスタン国境(ジャルテパ)
バスではなく「ダマス」が基本
バスターミナルという名前から路線バスを想像しがちですが、実際に使われているのは「ダマス」と呼ばれる乗合バンです。
ダマスとは?
- ウズベキスタンで一般的な乗合バン
- 元は韓国製の軽バンが語源と言われています
- 国境ルートでは定番の移動手段
ターミナル内では、運転手たちが「タジキスタン!」「グラニッツァ(国境)」「タモージニャ(イミグレーション)」「ジャルテパ!」
などと叫びながら客引きをしています。
料金の目安
- 最初の提示:10ドル前後
- 交渉後:5ドル程度まで下がることが多い
▶ 交渉は前提。複数の車を見比べるのがコツです。
所要時間
- 距離:約40km弱
- 所要:約50分
※途中で乗り降りが頻繁にあり、直行ではありません。


車内は、軽のバンなので、こんな感じです。

乗車して国境の町ジャルテパまで、直行で行くと思いきやなんども乗り降りするのでびっくりでした。
③ ウズベキスタン出国 → タジキスタン入国
正直に言います。かなり大変です。
この陸路国境越えは、時間も体力も想像以上に消耗します。

ウズベキスタン側
- エアコンなし
- 待ち時間:約20分以上
タジキスタン側
- 待ち時間:30分以上
- 審査官は1〜2名のみ
- 私の時は50人以上が列を作っていました
▶ 夏場は特に過酷なので、水・帽子必須です。
両替について
タジキスタン側に両替カウンターありますが、時間帯によっては閉まっているため注意
④ 国境 → ペンジケント市内へ
無事に入国すると、すぐに乗合タクシーの勧誘があります。
移動情報
- 距離:約20km
- 所要時間:約20分
- 行き先:ペンジケント・バザール周辺が基本
私はチャーター気味に交渉しましたが、料金は非常に安く、交渉の余地ありです。
降車ポイント
町を東西に貫く幹線道路 Rudaki通り 沿いなら、任意の場所で降ろしてもらえます。
▶ 事前に少額のタジキスタン・ソモニを用意できると安心。
ペンジケント市内の目印
イスマイル・ソモニ記念碑
タジキスタン建国の父を称えるモニュメントで、市内のランドマーク。

ペンジケント・バザール
ローカル感満点の市場でタクシーの集まる重要拠点です。
帰路の足を確保するなら必ず覚えておくべき場所です。


帰路の注意点
- 市内では流しのタクシーが非常に捕まりにくい
- 帰りのタクシーは必ずバザール前で確保するのが鉄則
国境へ戻った後も、サマルカンド行きのダマスは複数台ありますが、一番奥(遠く)に停まっている車の方が料金が安い傾向があります。
サマルカンド滞在に余裕がある人・ 国境越えのローカル体験をしてみたい人・ ペンジケントやサラズム遺跡に興味がある人には
非常に面白いルートです。
国境を越えて文化が切り替わる瞬間を体感できるこのルートは、間違いなく記憶に残る旅になるはずです。

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