ネパール旅行で一度は食べておきたい料理と言えば、やはり「ダルバート」です。
カレーのようでカレーではなく、毎日食べても飽きない家庭料理。
実際、ネパールを旅していると、現地の人たちが朝昼晩と普通に食べている姿を何度も見かけます。
そんなネパール定食を、観光客でも気軽に楽しめる人気店が、
今回紹介する「Thakali Bhanchha Ghar」です。
タメル地区の中心部にありながら、ローカル感もしっかり残っており、
「ネパールらしい食事をちゃんと体験したい」という人にはかなりおすすめの一軒でした。
タカリ・バンチャ・ガル(Thakali Bhanchha Ghar)
住所:Chaksibari Marg, काठमाडौं 44600 ネパール
- 電話番号:4701910
- 営業日:無休
- 営業時間:10:00~15:30、17:30~22:00
タメル地区の細い通り沿いにありますが、
店舗はビルの2階にあるため、少し見落としやすい立地です。
階段を上がると、正面に店名の看板が見えてきます。
観光客エリアにある店ですが、実際に訪れてみると、欧米系バックパッカーだけではなく、
地元ネパール人らしき利用客も多く、「観光客専用店」という空気ではありませんでした。

店内
店内はそれほど広くありません。
ただ、木目調をベースにした落ち着いた内装で、
ローカル食堂特有の雑多感はそこまで強くなく、
初めてネパール料理に挑戦する人でも入りやすい雰囲気です。
個人的に、ネパールのレストランには「茶色」のイメージがあります。
レンガ色の壁
木製テーブル
少し暗めの照明
そしてスパイスの香り
この店もまさにそんなネパールらしい空気があり、
タメルの喧騒を少し忘れながら食事ができます。


メニュー
メニューには、
ネパール料理定番のモモ、チョウメン、トゥクパなどが並びます。
ベジタリアン向けメニューも多く、
ネパールらしく「ベジ」「ノンベジ」が明確に分かれているのも特徴です。
ただ、この店でやはり人気なのは、
ネパール式定食「タカリセット(ダルバート)」。
周囲を見ても、多くの人が銀色のプレートに並んだダルバートを食べていました。
タカリとは、ネパール西部の山岳地帯に暮らす「タカリ族」の食文化をベースにした料理スタイルで、
比較的スパイスのバランスが良く、外国人旅行者にも食べやすいことで知られています。






実食|タカリ・スペシャルセット
まず注文したのは、
ネパールを代表するビール「ネパールアイス・ストロング」。
ネパールのビールは大瓶が基本で、
東南アジアのような小瓶文化とは少し違います。
標高の高いネパールで飲むビールは意外と酔いが回りやすく、
ダルバートとの相性もかなり良いです。

そして、今回注文したメインが、タカリ・スペシャルセット(Rs.750)。
大きな金属プレートの中央にバート(ご飯)。
周囲に小皿状で複数のおかずが並びます。
見た目以上にボリュームがあり、
運ばれてきた瞬間、「これがネパールの定食か」とテンションが上がります。
ネパール料理は、ターメリック、クミン、コリアンダーなどを使ったスパイス料理が基本。
インド料理と似ていますが、実際に食べてみると、油や香辛料が比較的控えめで、
より家庭料理感が強い印象でした。
写真で説明すると
- ダル(Dhal)・・・ レンズ豆やひよこ豆を煮込んだスープ
- マス(Masu)・・・ 肉料理でチキンカレーみたいなもの。
- ダビ(Dahi)・・・ ヨーグルト
- アスチャール(Achar)・・・スパイスやトマトで味つけた薬味や漬物
- サーグ(Saag) ・・・青菜の炒め物で、からし菜やホウレンソウが使われています。
- タルカリ(Talkari) ・・・ジャガイモ、カリフラワー・ニガウリ・オクラなどが使われています。
- バート(Bhat) ・・・白米やディロと呼ばれるトウモロコシやシコクビエなどの粉を熱湯でゆでたもの


そして、ネパールのダルバート最大の特徴が、おかわり文化。
ご飯やダル、おかず類が無くなると、
店員さんが追加を持ってきてくれるスタイルです。
まるで「わんこそば」のように次々補充されるので、
食べ盛りの旅行者でもかなり満腹になります。
実際、トレッキング文化が根付くネパールでは、
「しっかり食べる」が重要視されていることもあり、
ダルバートはエネルギー補給食としての側面も強く感じました。
アクセス
Thakali Bhanchha Gharは、
カトマンズ観光の中心地・タメル地区にあります。
タメル中心部から徒歩圏で、
観光途中のランチやディナーにも立ち寄りやすい立地です。
トリブバン国際空港からは、車で約20〜30分前後。
ただし、カトマンズは渋滞が非常に激しいため、
時間帯によっては大きく変動します。
配車アプリ「Pathao」や「InDrive」を利用すると比較的便利です。
また、タメル周辺は細い路地が多く、
車が奥まで入れないこともあるため、
最後は少し歩く前提で考えておくとスムーズです。
ネパールを旅していると、豪華なレストランより、
こういう“毎日食べる料理”の方が記憶に残ることがあります。
ダルバートは決して派手な料理ではありません。
しかし、
豆の優しい味、
スパイスの香り、
少しずつ味を混ぜながら食べる感覚。
それら全部を含めて、
「ネパールの日常」を体験できる料理だと思います。
タメルでネパール料理をしっかり味わいたいなら、
Thakali Bhanchha Gharはかなりおすすめできる一軒です。

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