テルアビブというと、地中海沿いの洗練された都市というイメージを持つ人も多いと思います。
しかし実際に旅行してみると、テルアビブは想像以上の物価の高さに驚かされます。
レストランで普通に食事をすると4,000〜5,000円近くかかることも珍しくありません。
特に観光客が集まるテルアビブ中心部では、
「できるだけ食費を抑えたい」と感じる旅行者も多いはずです。
そんな時に重宝するのが、市場のローカルファストフード。
今回紹介するのは、
テルアビブ最大級のローカル市場「カルメル市場(Carmel Market)」にある、
チュニジア系ストリートフードの人気店「Burika Center」です。
実際に利用してみると、
・テルアビブでは比較的リーズナブル
・市場らしいローカル感
・北アフリカ系ユダヤ料理文化
・揚げたてのブリック
・ボリューム十分の軽食
を気軽に楽しめる、イスラエルの日常飯という印象でした。
Burika Center
住所:HaCarmel St 42, Tel Aviv-Yafo, イスラエル
- 時間:10:00~19:00
- 定休日:土曜日
カルメル市場の通りを歩いていると、
ひときわ大きな声で客引きをしている屋台が見えてきます。
それが「Burika Center」。
市場全体に響くような威勢の良い声が印象的で、
ローカル市場らしい活気を感じられる店です。
ここで提供されているのが、
チュニジア名物料理「ブリック(Brik/Burika)」。
北アフリカ地域で広く食べられている伝統料理で、
薄い春巻き状の生地に具材を包み、油で揚げて食べる料理です。
特にチュニジアでは有名な国民食のひとつで、
オスマン帝国時代から続く歴史ある料理として知られています。
さらに面白いのが、
結婚時には花嫁の母親が花婿へブリックを振る舞う文化があること。
中に入った半熟卵をこぼさないよう、
手づかみで吸うように食べるのが伝統的なスタイルとも言われています。
イスラエルらしい“ピタサンド化”
今回訪れたBurika Centerの特徴は、
揚げたブリックをそのまま食べるのではなく、
ピタパンに挟んで提供している点です。
イスラエルのピタ文化と北アフリカ系ユダヤ料理が融合した、
まさにイスラエルらしいファストフードスタイル。
具材は複数種類から選択可能です。
・Egg Burika(卵)
・Potato Burika(ジャガイモ)
・Mixed Burika(卵&ジャガイモ)
・Lamb Burika(ラム・卵・ジャガイモ)
・Maragez Burika(ホットソーセージ)
・Complete Burika(全部入り)
など、かなり種類も豊富。
さらに、
チュニジア系ドーナツ「スフィンジ(Sfinj)」も販売されていました。
市場のローカルスイーツらしい雰囲気があり、
食後のおやつにも良さそうです。


メニューと価格
メニューを見ると、
左側が「Pita(ピタサンド)」、右側が「Burika単体」の価格になっています。
主なメニュー
- Egg Burika(卵)・・・25 / 15 NIS
- Potato Burika(ジャガイモ)・・・25 / 15 NIS
- Mixed Burika(卵&ジャガイモ)・・・25 / 18 NIS
- Lamb Burika(ラム・卵・ジャガイモ)・・・39 / 32 NIS
- Maragez Burika(ホットソーセージ)・・・39 / 32 NIS
- Burika Complete(全部入り)・・・49 / 42 NIS
- 3 Sfinj Doughnut・・・10 NIS
- Mineral Water・・・7 NIS
- Beer・・・15 NIS
イスラエルの物価を考えると、かなりリーズナブルな価格帯です。
テルアビブ中心部でこの価格で食事できる場所は、実際かなり貴重だと感じました。

実食|Mixed Burika
今回注文したのは、「Mixed Burika(卵&ジャガイモ)」。
価格は25NIS前後で、日本円換算でも600〜700円程度。
テルアビブ中心部の外食としては、かなり安い部類です。
注文後はすぐに調理され、数分で提供。
揚げたてのブリックは非常に香ばしく、外側はサクサク。
中にはホクホクのジャガイモと卵が入っており、
見た目以上にボリュームがあります。
ピタパンとの相性も良く、片手で食べられるため、
市場散策しながら食べ歩きするのにもぴったり。
重すぎず、軽すぎず、旅行中のランチとしてかなり優秀でした。
そして個人的に強烈だったのが、パッケージに描かれていたカダフィー大佐。
中東・北アフリカ圏らしい独特のセンスというか、
なんとも言えないシュールさがあります。
こういうローカル感も、海外市場飯の面白さだと思います。
カルメル市場で感じる多民族イスラエル
実際にカルメル市場を歩いてみると、
イスラエルという国が、本当に多様な移民文化で成り立っていることを実感します。
ユダヤ系だけでも、
・東欧系
・中東系
・北アフリカ系
・旧ソ連系
など背景が非常に幅広く、
食文化にもその多様性が色濃く反映されています。
ブリックのような北アフリカ料理を、
テルアビブの市場で気軽に食べられるのも、
移民国家イスラエルらしい面白さのひとつです。
高級レストランだけでなく、こうしたローカル市場飯を体験すると、
イスラエル旅行はかなり面白くなると思います。


アクセス
Burika Centerは、
テルアビブ中心部「カルメル市場(Carmel Market)」内にあります。
市場はテルアビブでも特に有名なローカル市場で、
観光客でも非常にアクセスしやすい立地です。
徒歩アクセス
- アレンビー通り周辺から徒歩約5分
- ロスチャイルド通り周辺から徒歩約15分
- 海沿いエリアから徒歩圏内
カルメル市場は昼頃が最も活気があり、
食べ歩きやローカルグルメ巡りにも最適です。
ただし、金曜午後〜土曜日は安息日の影響で休業する店も多いため、
訪問は平日〜金曜午前がおすすめです。
イスラエルは物価が高い国ですが、
こうした市場系ファストフードを上手く活用すると、
比較的リーズナブルにローカルグルメを楽しめます。
テルアビブで食費を抑えながら、
イスラエルらしい食文化を体験したい人には、
かなりおすすめできる一軒でした。
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