ベネズエラは、滝の宝庫です。
プエルト・オルダスとサンタ・エレナを結ぶ国道10号線の
キロメトロ・オチェンタイオーチョ㎞88地点からサンタエレナにかけて
グラン・サバナと呼ばれており、このエリアには、いくつもの滝が点在しています。
このエリア一体は、世界遺産に登録されています。
カナイマ国立公園 (Canaima National Park)
1994年 ユネスコ自然遺産に登録
総面積約3万km²の国立公園。四国の約1.6倍の広さの熱帯雨林地帯に、風雨によって削られた約20億年前の地層が、
100以上のテーブルマウンテンとなって残り、原始的な特徴を持つ固有の動植物が生息し、独自の生態系を形成しています。
ちなみに、グラン・サバナに住むことが許されているのは、ペモン族だけで
この地で、自給自足の生活をしているそうです。
今回は、カナイマ国立公園内にあるいくつかの滝を紹介します。
下の地図が全体の距離感です。
ハスぺの滝 (Jasper Creek)
住所:Carretera Troncal Nº 10, Km. 273, La Gran Sabana, Estado Bolívar, Venezuela, Bolívar, ベネズエラ
ハスペとは碧玉のことで石英の一種で、このあたりは酸化鉄を多分に含んでおり色は赤茶色をしています。
この赤い石は、宝石の1種で、英国企業が削ってもっていた、ひっかき傷が至るころにあります。
足元は非常に滑りやすいので注意してください。
ユルニアの滝 (Salto Yuruani)
段差は、ないもののワイド感がある滝です。
川の水の色もこのエリア特有のタンニン酸が多く含まれています。
パチェコの滝 (Salto Pacheco)
パチェコの滝は、他の滝とちょっち違い水が綺麗な感じがします。
この滝のポイントは、ずばり飛び込むことができます。
写真の左側の岩かたジャンプできます。
高さは、2mくらいで、水深もかなりあるのでとても気持ちがいいです。
ただ、水着になる注意点として、このあたりはプリプリという蚊みたいな虫がたくさんいます。
刺されると痛痒く、そして、跡が残るので注意してください。
アポンワオの滝 【チナクの滝】 (Salto Aponwao)
住所:Gran Sabana, ベネズエラ
アポンワンの滝に行くには、川をボートを使っていかなければなりません。
グラン・サバナで最大の落差115m、幅も70mもあります。
なんとなくカマの滝にも似てますね。
ただ、こちらの方がスケールはでかいです。
今回は、4ヵ所の滝の様子を動画にまとめてみました。
ベネズエラに来てからいろんな滝を見てきました。
規模は、かなり小さいのですがマイナスイオンを浴びまくりな感じです。
ツアーは、最初に小ぶりの滝を見せて、最後に真打のエンジェル・フォールという
感じが多いと思います。
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