エジプトと言えばピラミッドや王家の谷など世界中の人を魅了する世界遺産がたくさんあります。
そして、ギリシャの歴史学者ヘロドトスの「エジプトはナイルの賜物」という言葉は有名ですね。
そんな古代エジプト文明を育んだナイル川をディナーしながら楽しむことができるクルーズ船が出ています。
また、本場のベリーダンスや伝統的なタンヌーラダンスを見ながらビュッフェスタイルでの食事を楽しむことができます。
所要時間も2時間程度なので、とても楽しいツアーです。
下記にツアーなど紹介されているので是非参考してみてください。
ナイルディナークルーズ (Nile Dinner Cruise )
基本は、カイロ市内であれば、ホテルに迎えに来てくれて、乗船できます。
いろいろなツアーがあり、値段も結構まちまちみたいですね。
ツアーもいろいろな会社から出ているようです。
基本、ビュッフェスタイルで自由に食事をテーブルに持ってきて、ベリーダンスやタンヌーラダンスを
鑑賞し、空いた時間で、船上からナイル川越しの夜景を見る感じです。
ベリーダンス ( Belly dance)
中東およびその他のアラブ文化圏で発展したダンス・スタイルで、ベリーダンスの起源は古く、一説によると紀元前の壁画からも
舞を踊る女性の姿が描かれていたと言われています。
そのルーツはエジプトにあり、古代から長い長い年月をかけて伝承されてきました。
ベリーダンスのベリー(belly)とはお腹を指し、直訳すると「腹踊り」と訳せるように、使用されるほとんどの基本的な
ステップやテクニックは、体の部分ごとに分かれた円運動で、腹筋を回転させバランスをとりながら踊っていることに由来しています。
タンヌーラダンス
タンヌーラとはトルコのイスラーム神秘主義(スーフィズム)メヴレヴィー教団の旋回舞踊セマーを
元にエジプト風にアレンジされた旋回舞踊のことです。
スカートをはいた男性が音楽に合わせてひたすらくるくる回ります。本来は、回転によって陶酔することで、神に近づくことを目的としていたそうです。エジプト版は、預言者ムハンマドを賛えるの歌を朗誦する中で旋回する儀式的なスーフィー旋舞を
エンターテイメントたっぷりアレンジがされています。
下の動画は、トルコでメヴレヴィー教団の旋回舞踊を見てきた動画です。
エジプトのタンヌーラとはだいぶ違いこちらは宗教色が強いですね。
ちなみに、下のブログは、私がセマー舞踊の聖地 トルコのメブラーナ寺院を訪問したものです。
エジプトのタンヌーラの衣装は非常にカラフルです。
夜のナイル川は気温もこごちよくとても美しい夜景を見ることができます。
2時間と短いツアーですが、短期間の旅行などの方には非常にお勧めなツアーです。
ナイル川の悠久の流れを是非感じてみてください。
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