ベトナムの世界遺産一覧|全9件を紹介【2026年最新版】アクセス・モデルコースも解説

アジア・オセアニアの世界遺産
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南北に細長く伸びるベトナムは、
約2,000kmにわたる海岸線と豊かな自然に恵まれた国です。

長い歴史のなかで中国文化の影響を受けながら独自の王朝文化を築き、
近代にはフランス統治時代の文化も取り入れながら、
地域ごとに異なる街並みや伝統を育んできました。

ベトナムには、エメラルドグリーンの海に無数の奇岩が浮かぶハロン湾をはじめ、
阮朝の都として栄えたフエ、国際貿易港の面影を残すホイアン、
チャンパ王国の聖地ミーソンなど、歴史と自然の両方を楽しめる世界遺産が点在しています。

北部にはハロン湾やチャンアンの雄大な自然、
約1,000年にわたり政治の中心となったタンロン皇城があり、
中部にはフエの王宮やホイアンの古い町並み、
ミーソン聖域など、ベトナムの歴史を伝える文化遺産が集まっています。

2025年には、ベトナム仏教の歴史を伝える
イエン・トゥー=ヴィン・ギエム=コン・ソン、キエップ・バック遺跡群が新たに登録され、
ベトナムの世界遺産は文化遺産6件、自然遺産2件、複合遺産1件の合計9件となりました。

私もこれまでに、ハロン湾、タンロン皇城の中心区域、
チャンアンの景観複合体、フエの建造物群、
ホイアンの古い町並み、ミーソン聖域を訪れました。

北部では石灰岩の奇峰が連なる壮大な景観に出会い、
中部では王朝文化や交易都市、チャンパ王国の歴史に触れるなど、
地域によってまったく異なるベトナムの魅力を感じることができました。

この記事では、ベトナムに登録されている世界遺産全9件を一覧で紹介するとともに、
世界遺産の分布、実際に訪れた世界遺産、
まだ訪れていない世界遺産、アクセス方法、
モデルコース、ベストシーズンについて詳しく紹介します。

実際に訪れた世界遺産については、
現地の様子や見どころをまとめた個別記事へのリンクも掲載しています。

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ベトナムの世界遺産一覧

世界遺産 登録年 種別
フエの建造物群(Complex of Hué Monuments) 1993年 文化遺産
ハロン湾(Ha Long Bay) 1994年 自然遺産
ホイアンの古い町並み(Hoi An Ancient Town) 1999年 文化遺産
ミーソン聖域(My Son Sanctuary) 1999年 文化遺産
フォンニャ=ケバン国立公園(Phong Nha-Ke Bang National Park) 2003年 自然遺産
タンロン皇城の中心区域(Central Sector of the Imperial Citadel of Thang Long – Hanoi) 2010年 文化遺産
胡朝の城塞(Citadel of the Ho Dynasty) 2011年 文化遺産
チャンアンの景観複合体(Trang An Landscape Complex) 2014年 複合遺産
イエン・トゥー=ヴィン・ギエム=コン・ソン、キエップ・バック遺跡群
(Yen Tu – Vinh Nghiem, Con Son, Kiep Bac)
2025年 文化遺産

ベトナムの世界遺産はどこにある?

ベトナムの世界遺産は、北部と中部を中心に分布しています。

北部には、ハロン湾やチャンアンの景観複合体などの雄大な自然や、
約1,000年にわたり王都として栄えたタンロン皇城などがあり、自然と歴史の両方を楽しめます。

中部には、阮朝の都・フエや国際貿易港として発展したホイアン、チャンパ王国の宗教都市ミーソン聖域など、
ベトナムの歴史や文化を代表する世界遺産が集まっています。

現在、南部にはユネスコ世界遺産は登録されていないため、
世界遺産を巡る旅行では北部と中部を組み合わせるルートが一般的です。

北部ベトナム

北部には、ハロン湾、タンロン皇城の中心区域、チャンアンの景観複合体、
胡朝の城塞、イエン・トゥー=ヴィン・ギエム=コン・ソン、キエップ・バック遺跡群があります。

首都ハノイを拠点にすれば、タンロン皇城は市内観光とあわせて訪れることができ、
ハロン湾やチャンアンへも日帰りまたは1泊2日でアクセスできます。

一方、胡朝の城塞やイエン・トゥー遺跡群は主要都市から少し離れているため、
時間に余裕を持った旅程を組むのがおすすめです。

中部ベトナム

中部には、フエの建造物群、ホイアンの古い町並み、
ミーソン聖域、フォンニャ=ケバン国立公園があります。

ダナンを拠点にすれば、ホイアンやミーソン聖域は日帰りで訪れることができ、
フエへも鉄道やバス、車でアクセスできます。

フォンニャ=ケバン国立公園はクアンビン省に位置し、
ドンホイやフォンニャ村を拠点に洞窟群を巡るのが一般的です。

地域ごとに特色が大きく異なるため、旅の日数や目的に合わせて周遊ルートを組むのがおすすめです。

実際に訪れたベトナムの世界遺産

私はこれまでに、北部のハロン湾、タンロン皇城の中心区域、
チャンアンの景観複合体と、中部のフエの建造物群、
ホイアンの古い町並み、ミーソン聖域を訪れました。

海上に奇岩が浮かぶ自然景観、歴代王朝の政治拠点、国際貿易港として栄えた旧市街、
チャンパ王国の宗教遺跡など、それぞれの世界遺産はまったく異なる歴史と景観を持っています。

北部では壮大な自然と長い王朝の歴史を感じ、
中部ではベトナム最後の王朝や東西交易、ヒンドゥー教文化の痕跡に触れることができました。

ここでは、実際に訪れたベトナムの世界遺産を、現地で感じた印象とあわせて紹介します。

ハロン湾(Ha Long Bay)

ハロン湾は、ベトナム北東部のトンキン湾に広がる世界自然遺産です。

エメラルドグリーンの海に約1,600もの石灰岩の島や奇岩が浮かび、
その幻想的な景観からベトナムを代表する観光地として知られています。

長い年月をかけて海水や雨水に浸食された石灰岩が、塔のような岩山や洞窟、
入り江を形成し、クルーズ船からは水墨画を思わせる風景を眺めることができます。

湾内にはティエンクン洞窟やスンソット洞窟などがあり、
クルーズの途中で洞窟見学やカヤック体験を楽しめるコースも用意されています。

ハノイから日帰りツアーでも訪れられますが、夕方や早朝のハロン湾まで楽しみたい場合は、
船内またはハロン市内で1泊するのがおすすめです。

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タンロン皇城の中心区域 (Central Sector of the Imperial Citadel of Thang Long – Hanoi)

タンロン皇城は、ハノイ中心部に残る歴代王朝の王宮跡です。

11世紀初頭に李朝が都をタンロンへ移して以降、
約1,000年にわたってベトナム北部の政治や軍事の中心として機能してきました。

敷地内には端門、敬天殿跡、後楼、北門などが残り、
それぞれの建造物から王朝時代の都市構造や歴史を知ることができます。

皇城の西側にあるホアン・ジエウ18番地遺跡では、
発掘調査によって李朝、陳朝、黎朝、阮朝など複数の時代の建物跡や井戸、瓦、陶磁器が発見されています。

実際に歩いてみると、華やかな王宮建築が残る場所というよりも、
発掘された遺構を通して歴代王朝の重なりを読み解く世界遺産だと感じました。

ハノイ旧市街やホーチミン廟からも近く、市内観光と組み合わせやすい世界遺産です。

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チャンアンの景観複合体(Trang An Landscape Complex)

チャンアンの景観複合体は、ベトナム北部のニンビン省に広がる世界複合遺産です。

切り立った石灰岩の奇峰、川、湿地、洞窟、寺院、古代都市の遺跡が一体となった景観が評価され、
ベトナムで唯一の世界複合遺産に登録されています。

観光の中心となるのは手漕ぎボートで巡る川下りで、船頭が小さな舟を漕ぎながら、
岩山の間を流れる川や天井の低い洞窟へ案内してくれます。

周辺には、10世紀から11世紀にかけて丁朝と前黎朝の都となったホアルー古都もあり、
自然景観とベトナム王朝の歴史を一度に楽しめます。

私が訪れた際は、静かな水面を進む舟の周囲に切り立った岩山が連なり、
ハロン湾とは異なる内陸部ならではの景観を楽しむことができました。

ハノイから日帰りで訪れることもできますが、タムコックやニンビン周辺に宿泊すると、
ホアルーやムア洞窟などもゆっくり巡れます。

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フエの建造物群(Complex of Hué Monuments)

フエの建造物群は、ベトナム中部のフエに残る阮(グエン)朝の王宮や皇帝陵、
寺院などからなる世界文化遺産です。

1802年に阮朝が成立してから1945年まで、
約140年にわたりベトナム最後の王朝の都として栄えました。

中国・北京の紫禁城を参考に造られた王宮を中心に、
王族や皇帝ゆかりの建築が現在も数多く残されています。

王宮(大内)には午門や太和殿、紫禁城などがあり、
城壁や堀に囲まれた壮大な景観から、当時の王朝の繁栄を感じることができます。

郊外にはカイディン帝陵やミンマン帝陵など、
それぞれ異なる建築様式を持つ皇帝陵が点在しているのも特徴です。

華やかな装飾と静かな庭園が調和し、王朝文化の奥深さを感じられる世界遺産でした。

フエはダナンから鉄道やバスで約2~3時間とアクセスしやすく、
中部ベトナムを代表する歴史都市として人気があります。時間に余裕があれば王宮だけでなく、
香江(フオン川)沿いに点在する皇帝陵もあわせて訪れるのがおすすめです。

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ホイアンの古い町並み(Hoi An Ancient Town)

ホイアンの古い町並みは、16〜17世紀に国際貿易港として繁栄した歴史都市です。

当時は日本、中国、ポルトガル、オランダなど各国の商人が行き交い、
東西交易の拠点として大きく発展しました。その名残は現在も旧市街に残る町家や寺院、
集会所、日本橋(来遠橋)などに見ることができます。

黄色い壁の建物が続く旧市街には、カフェや雑貨店、仕立て店が並び、
昼間は歴史ある街並みを散策し、夜になると無数のランタンが灯る幻想的な景色へと変わります。
ベトナムでも特に人気の高い観光地の一つです。

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ミーソン聖域(My Son Sanctuary)

ミーソン聖域は、ベトナム中部の山間部に残るチャンパ王国最大の宗教遺跡です。

4世紀から13世紀頃にかけて建設され、ヒンドゥー教の神シヴァを祀る聖地として発展しました。
レンガ造りの祠堂や塔が森の中に点在し、
東南アジアを代表するヒンドゥー教遺跡として高く評価されています。

遺跡では、チャンパ独自の建築技術によって造られた赤レンガの塔群を見ることができ、
アンコール遺跡とは異なる素朴で神秘的な雰囲気を感じられます。

現在も修復作業が続けられており、失われた建築技術の研究も進められています。

ベトナムの歴史だけでなく、かつて中部で栄えたチャンパ王国の文化に触れられる貴重な世界遺産です。
ダナンやホイアンから半日〜日帰りで訪れることができるため、ホイアン観光と組み合わせる旅行者も多く見られます。

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まだ訪れていないベトナムの世界遺産

私はこれまでに、ベトナムに登録されている9件の世界遺産のうち6件を訪れました。

一方で、まだ訪れていない世界遺産も、それぞれ自然や歴史、
宗教文化を語るうえで欠かせない貴重な場所ばかりです。巨大な洞窟群を擁する国立公園や、
中世王朝の城塞、ベトナム仏教の精神文化を伝える新しい世界遺産など、
次回のベトナム旅行ではぜひ訪れてみたいと思っています。

ここでは、まだ訪れていない3つの世界遺産を紹介します。

まだ訪れていないベトナムの世界遺産(3件)を見る

フォンニャ=ケバン国立公園(Phong Nha–Ke Bang National Park)

約4億年前に形成されたアジア最古級のカルスト地形が広がる世界自然遺産です。

園内には300以上の洞窟や地下河川が確認されており、
世界最大級の洞窟として知られるソンドン洞窟(Hang Son Doong)をはじめ、
フォンニャ洞窟やティエンソン洞窟など多彩な自然景観が残されています。
希少な動植物も数多く生息し、地質学・生態学の両面で高く評価されています。

胡朝の城塞(Citadel of the Ho Dynasty)

14世紀末に胡朝の初代皇帝・胡季犛(こ・きらい)によって築かれた城塞です。

巨大な石材を精密に積み上げた城壁は東アジアでも優れた石造建築として知られ、
中世ベトナムの都市計画や軍事技術を伝えています。
現在も高さのある城門や城壁が良好な状態で残されており、2011年に世界文化遺産へ登録されました。

イエン・トゥー=ヴィン・ギエム=コン・ソン、キエップ・バック遺跡群 (Yen Tu – Vinh Nghiem, Con Son, Kiep Bac)

2025年に登録された、ベトナムで最も新しい世界文化遺産です。

クアンニン省、バクザン省、ハイズオン省にまたがる寺院や修行場、歴史遺跡から構成され、
13世紀に成立したベトナム独自の仏教宗派「竹林禅派(チュックラム禅)」の発祥と発展を今に伝えています。
山岳信仰と仏教文化が融合した精神文化を象徴する貴重な遺産です。

ベトナム世界遺産へのアクセス

ベトナムの世界遺産は北部と中部に集中しており、
ハノイとダナンを拠点にすると効率よく巡ることができます。

北部ではハノイからハロン湾やチャンアンへ、
中部ではダナンからホイアンやミーソン聖域、フエへアクセスしやすく、
公共交通機関や現地ツアーも充実しています。

フォンニャ=ケバン国立公園や胡朝の城塞など一部の世界遺産は主要都市から距離があるため、
レンタカーや貸切車、現地ツアーを利用するとスムーズです。

世界遺産 拠点 アクセス 所要時間
ハロン湾 ハノイ バス・リムジンバス・ツアー 約2.5~3時間
タンロン皇城の中心区域 ハノイ タクシー・Grab・徒歩 旧市街から約10~15分
チャンアンの景観複合体 ハノイ/ニンビン 鉄道・バス+タクシー 約2~2.5時間
フエの建造物群 フエ/ダナン 鉄道・バス・車 ダナンから約2.5~3時間
ホイアンの古い町並み ダナン 車・Grab・シャトルバス 約40~50分
ミーソン聖域 ダナン/ホイアン 現地ツアー・車 ホイアンから約1時間
フォンニャ=ケバン国立公園 ドンホイ 車・バス 約45~60分
胡朝の城塞 タインホア 車・タクシー 約1時間
イエン・トゥー遺跡群 ハノイ 車・ツアー 約2.5~3時間

北部ベトナムのアクセス

ハノイはベトナム北部最大の交通拠点で、
タンロン皇城は市内観光とあわせて徒歩やGrabで気軽に訪れることができます。

ハロン湾やチャンアンへは日帰りツアーも数多く催行されており、
時間を有効に使いたい方にはツアー利用がおすすめです。イエン・トゥー遺跡群へは公共交通機関も利用できますが、
貸切車や現地ツアーの方が効率よく巡れます。

中部ベトナムのアクセス

ダナン国際空港を利用すれば、ホイアンやミーソン聖域へのアクセスは非常に便利です。
ホイアンへはGrabやシャトルバス、ミーソン聖域へは半日ツアーが人気です。

フエへは鉄道やバスでも移動できますが、ハイヴァン峠を越える景色を楽しめる貸切車もおすすめです。
フォンニャ=ケバン国立公園はドンホイを拠点に訪れるのが一般的で、1泊以上の日程を組むとゆっくり観光できます。

ベトナム世界遺産モデルコース

ベトナムの世界遺産は北部と中部に集まっているため、
旅行日数に応じてエリアを絞ると効率よく巡ることができます。

短期間なら北部または中部だけを巡り、
1週間以上あれば国内線を利用して両方のエリアを組み合わせるのがおすすめです。

5〜6日コース【初めてのベトナム】

ルート

ハノイ → タンロン皇城 → ハロン湾 → チャンアン → ハノイ

初めてベトナムを訪れる方におすすめのモデルコースです。
世界自然遺産のハロン湾と世界複合遺産チャンアンに加え、ハノイの歴史を伝えるタンロン皇城を巡ることで、
ベトナムの自然と歴史をバランスよく楽しめます。

7〜8日コース【歴史と文化を満喫】

ルート

ハノイ・タンロン皇城 → ハロン湾 → チャンアン → ダナン → ホイアン → ミーソン聖域 → フエ

北部と中部を一度に巡る、やや移動の多いコースです。
国内線でハノイからダナンへ移動することで、
ベトナムを代表する6つの世界遺産を効率よく訪れることができます。

10〜12日コース【世界遺産をじっくり巡る】

ルート

ハノイ → ハロン湾 → チャンアン → タインホア(胡朝の城塞)→
ドンホイ(フォンニャ=ケバン国立公園)→ フエ → ダナン → ホイアン → ミーソン聖域

主要な世界遺産に加え、胡朝の城塞やフォンニャ=ケバン国立公園まで巡る充実したコースです。
公共交通機関だけでなく貸切車や現地ツアーを組み合わせると、より効率よく観光できます。

2週間以上【ベトナム世界遺産完全制覇】

ルート

ハノイ → イエン・トゥー遺跡群 → ハロン湾 → タンロン皇城 → チャンアン →
胡朝の城塞 → フォンニャ=ケバン国立公園 → フエ → ダナン → ホイアン → ミーソン聖域

ベトナムに登録されている世界遺産全9件を巡るモデルコースです。
各都市で連泊しながら観光すると、移動の負担を減らしつつ、それぞれの世界遺産をじっくり楽しめます。

ベトナム世界遺産を巡るベストシーズン

ベトナムは南北に約2,000kmと細長い国のため、地域によって気候が大きく異なります。

そのため、訪れるエリアに合わせて旅行時期を選ぶことで、
より快適に世界遺産を巡ることができます。

春(3〜4月)

気温・湿度ともに比較的穏やかで、ベトナム全体を旅行しやすい季節です。

ハノイやチャンアン、ハロン湾など北部は過ごしやすく、
中部のフエやホイアンでも雨が少ない日が多いため、
世界遺産巡りには最適なシーズンです。

夏(5〜8月)

北部や南部は高温多湿になりますが、中部は晴天の日が多く、
美しい青空の下で観光を楽しめます。

ハロン湾ではスコールが発生することもありますが、
ホイアンやフエでは写真映えする景色を楽しめる季節です。

秋(9〜11月)

北部では暑さが和らぎ、ハノイやチャンアンなどを快適に観光できます。

一方、中部は台風や大雨の影響を受けることがあるため、
フエやホイアンを訪れる場合は天気予報を確認しておくと安心です。

冬(12〜2月)

北部は涼しく観光しやすい一方、ハノイでは朝晩が冷え込む日もあります。

中部は雨季が終わりに近づき、南部は乾季を迎えるため、
年末年始の旅行にも人気があります。

おすすめの時期

ベトナム北部と中部の世界遺産を一度に巡るなら、
比較的天候が安定する3〜4月がおすすめです。

北部を中心に巡る場合は10〜11月、
中部を中心に巡る場合は2〜8月が旅行しやすい時期です。

旅の終わりに

ベトナムには、壮大な自然が生み出した絶景と、
長い歴史の中で育まれた文化遺産が数多く残されています。

エメラルドグリーンの海に奇岩が浮かぶハロン湾、
歴代王朝の栄華を伝えるフエ、ランタンが彩るホイアン、チャンパ王国の歴史を今に伝えるミーソン聖域など、
それぞれの世界遺産には異なる魅力があり、巡るたびにベトナムという国の奥深さを感じることができます。

私も実際に北部と中部の世界遺産を訪れましたが、地域によって街並みや文化、
食、そして人々の暮らしまで大きく異なり、
一つの国を旅しているとは思えないほど多彩な景色に出会えました。

まだ訪れることができていないフォンニャ=ケバン国立公園や胡朝の城塞、
そして2025年に登録されたイエン・トゥー遺跡群も、
次回のベトナム旅行でぜひ歩いてみたい場所です。

この記事が、これからベトナム旅行を計画している方や、
世界遺産を巡りながらベトナムの歴史や自然に触れたい方の参考になれば幸いです。
ぜひ気になる世界遺産を見つけて、自分だけのベトナムの旅を楽しんでください。

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