世界最長で落差は、979mを誇り、そのため、落下途中に霧状になってしまい
水が下まで流れず、滝つぼがないというエンジェル・フォール。
そのため、滝の真下は、絶えず霧が降り注いでいます。
エンジェル・フォールは、水量の多い6月~11月頃にボートで滝の下まで
行くことができ、そして、この時期だけ展望台へ行くことができます。
今回は、エンジェル・フォールをボートを使って展望台までの流れをご紹介します。
エンジェル・フォール (Saltlo Angel)
住所:Parque Nacional Canaima, Canaima 8001, Bolívar, ベネズエラ
旅行会社からもらった全体のツアー行程表です。
カナイマ湖 出発 (Canaima laguna)
エンジェル・フォールを目指すには、早朝AM5:00に出発します。
辺りは、まだ非常に暗いです。
まずは、ボートに乗ってマユーバ島を目指します。
途中、見た朝焼けは格別の風景です。
そして、湖は反射するテプイがなんとも神秘的です。
マユーバ島上陸 (Isla La Mayupa)
50分位でマユーバ島に到着します。
ここは、草原地帯のような雰囲気で、トラクターに乗って移動します。
目の前には、いくつものテプイが見えてきます。
個人的には、ドラクエに出てくる山の上にあるラスボスの城を思い出しました。
カラオ川を北上 (Rio Carao)
マユーバ島からオルケディア島へ向かいます。
空も完全に明るくなり、晴れ渡った空。
そして、霧に包まれたテプイ。
最高のロケーションです。
オルケディア島上陸 (Isla La Orquidea)
地図で行くと下記な感じです。
ジャングル過ぎてわかりづらいですが、拡大する島です。
乾季でこられるのは、ここまでになります。
この島で、トイレ休憩(といっても外)と朝食を食べました。
そして、ここからチュルン川に移動します。
チュルン川を北上(Rio Churun)
川も狭くなります。
そして、ペモン人がコカ・コーラ―と表現する水の色。
この色は、ジャングルに生い茂る植物から出るタンニンが雨水によって川に流れ込み
このような色になっているそうです。
ラトンシート島( Isla Ratonseat)
オルケディア島からおよそ2時間で、最後の島、ラトンシート島からエンジェル・フォールが見ることができます。
そして、ここから、展望台までは、ジャングルの中を1時間30分程度歩きます。
ライメの展望台 (Observatorio Laime)
展望台に向かう場合、乾季の場合は、先ほど記載したようにオルケディア島までしかボートが来れず
雨季の場合は、ラトンシート島のジャングルウォークが厳しい場合があります。
なので、展望台に行くことは結構ハードルが高いみたいです。
まさに、世界一の秘境で見る絶景です。
出発してから6時間近くかかりました。
そして、滝つぼはありませんでした。
滝から流れる水が霧状になっているのがよくわかりますね。
ここまで来るのどれだけの時間を費やしたでしょう。
世界三大瀑布には、入ってませんが、見るべき滝としてはNo.1ではないでしょうか?
とにかく、展望台から景色は絶景でした。
そして、帰りは、同じ道を帰るので、ホテルの到着することには真っ暗になっています。
だいたい12時間くらいのツアーだと思います。
今回のエンジェル・フォール展望台までの道を動画でまとめてみました。
是非、ご覧ください。
なかなか行くのも難しく、天候に左右されてしまうことも多いですが
秘境好きなら絶対チャレンジして欲しい場所です。
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