アゼルバイジャン共和国の玄関口となる
ヘイダル・アリエフ国際空港(Heydar Aliyev International Airport)。
世界遺産「城壁都市バクー」をはじめ、
近未来的な高層ビル群やカスピ海沿いの美しい景観を目指して、
多くの旅行者がこの空港を利用します。
初めて訪れる国では、空港から市内への移動方法が気になるところです。
私も実際にバクーを訪れた際、空港バス(Aero Express)を利用して市内へ移動しましたが、
料金が安く、乗り方も分かりやすいため、
旅行者にとって非常に利用しやすい交通手段だと感じました。
今回は、ヘイダル・アリエフ国際空港からバクー市内へのアクセス方法と、
空港バスの利用方法を紹介します。
ヘイダル・アリエフ国際空港(Heydar Aliyev International Airport)
住所:Baku, Azerbaijan
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 空港名 | ヘイダル・アリエフ国際空港 |
| IATAコード | GYD |
| 所在地 | バクー郊外 |
| 市内までの距離 | 約20〜25km |
| 主な移動手段 | 空港バス・タクシー・配車アプリ |
バクー空港と市内の位置関係
ヘイダル・アリエフ国際空港は、バクー中心部の北東側に位置しています。
空港から旧市街(イチェリ・シェヘル)周辺までは約20〜25km。
道路状況にもよりますが、市内中心部まではおおむね30〜40分程度で到着します。
バクーは旧市街やフレームタワーなどの歴史地区と、近代的な高層ビル群が共存する都市です。
そのため空港から市内へ向かう途中には、
旧ソ連時代の建物と最新の都市開発エリアが混在する独特の景観を見ることができます。
バクー市内への主な移動手段
ヘイダル・アリエフ国際空港から市内へは複数の移動手段があります。
空港バス
最も安価で利用しやすい方法です。
市内中心部の28 May駅まで直行するため、初めての旅行者にもおすすめです。
Bolt
アゼルバイジャンではBoltが広く利用されています。
料金も比較的安く、英語が通じなくても目的地を指定できるため便利です。
空港タクシー
到着ロビーから利用できます。
荷物が多い場合は便利ですが、空港待機タクシーは料金が高めになる傾向があります。
バス利用前に必要な「BakıKart」
バクー観光で地下鉄やバスを利用するなら、ICカード「BakıKart」を購入しておくのがおすすめです。
地下鉄、市内バス、空港バスの多くで利用されており、日本のSuicaやPASMOに近い存在です。
現金での直接支払いは基本的にできないため、到着後すぐに購入しておくと安心です。
BakıKartの購入場所
空港では到着後すぐに購入できます。
第1ターミナル到着ロビー
入国審査と税関を通過した後の到着エリアに設置されています。
両替所やSIMカード販売カウンターの近くにあるため見つけやすいでしょう。
空港バス乗り場付近
到着ロビーを出た先にも販売機があります。
空港バス利用者の多くはこちらで購入しています。

BakıKartの料金体系
BakıKartはカード本体代とチャージ金額で構成されています。
カード基本情報
- カード発行手数料:2 AZN
- 有効期限:長期利用可能
- 払い戻し:不可
チャージ
購入時に運賃分以上をチャージします。
利用するたびに残高から自動で引き落とされます。

バクー公共交通機関の運賃
バクーの公共交通機関は距離に関係なく定額制です。
空港バス
1.30 AZN
空港から28 May駅まで一律料金です。
市内バス
0.40 AZN
乗車ごとに課金されます。
地下鉄(メトロ)
0.50 AZN
改札入場時に課金されます。
何駅乗っても同額です。
他の移動手段との料金比較
| 移動手段 | 料金目安 |
|---|---|
| 空港バス | 1.30 AZN |
| Bolt | 約15〜25 AZN |
| 空港タクシー | 約25〜30 AZN |
空港バスを初めて利用する場合は、
- BakıKart発行:2 AZN
- 空港バス運賃:1.30 AZN
合計3.30 AZN程度になります。
それでも日本円換算で300円前後と非常に安価です。
空港バス(Aero Express)の運行ルート
Aero Expressは空港と市内中心部を結ぶ専用バスです。
主な停車駅
- ヘイダル・アリエフ国際空港
- Koroglu駅
- 28 May駅(終点)
28 May駅は地下鉄と鉄道が接続するバクー最大級の交通拠点です。
旅行者の多くがここを起点に市内観光を始めます。

運行本数と所要時間
運行間隔
約20分間隔(時間帯により異なる)
所要時間
約30〜40分
深夜帯も運行しているため、遅い時間帯の到着でも利用しやすいのが特徴です。

実際に乗ってみた感想
空港を出るとすぐ近くにバス乗り場があります。
案内表示も分かりやすく、初めてでも迷うことはありませんでした。

大型スーツケースは車内前方の荷物スペースへ置くことができます。
乗車時にカードリーダーへBakıKartをタッチするだけで利用でき、下車時の操作は不要です。

車内は新しく清潔感があり、座席も快適でした。
USB充電ポートも設置されており、スマートフォンの充電ができるのも旅行者にはありがたいポイントです。

28 May駅とは?
空港バスの終点である28 May駅(28 May Metro Station)は、
バクー観光の拠点となる重要な交通ターミナルです。
地下鉄1号線・2号線が接続しており、
隣接するバクー中央駅からは国内各地への鉄道も発着しています。
名称の「28 May」は、
1918年5月28日にアゼルバイジャン民主共和国が独立を宣言した歴史的な日付に由来しています。
現在のアゼルバイジャンにとっても象徴的な場所のひとつです。

28 May駅から主要観光地へのアクセス
| 行き先 | 移動方法 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 旧市街(イチェリ・シェヘル) | 地下鉄 | 約10分 |
| 噴水広場 | 徒歩または地下鉄 | 約10分 |
| バクー・ブルバール | 徒歩+市内バス | 約15分 |
| フレームタワー | 地下鉄+徒歩 | 約20分 |
| バクー中央駅 | 徒歩 | 約5分 |
旧市街観光の玄関口として便利
多くの旅行者が訪れる世界遺産「城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔」は、
地下鉄を利用すれば簡単にアクセスできます。
そのため空港到着後は、まず28 May駅へ移動し、地下鉄へ乗り換えるルートが最も効率的です。
私も実際にこの方法で旧市街へ向かいましたが、移動が非常にスムーズでした。
ヘイダル・アリエフ国際空港からバクー市内への移動は、仕組みさえ理解してしまえばとてもシンプルです。
下の写真は、バクー・ブルバールです。

アクセス
ヘイダル・アリエフ国際空港 → 28 May駅
- Aero Express利用:約30〜40分
- 運賃:1.30 AZN
ヘイダル・アリエフ国際空港 → 旧市街(イチェリ・シェヘル)
- Aero Express+地下鉄
- 所要時間:約45〜60分
- 総額:約1.80 AZN
ヘイダル・アリエフ国際空港 → フレームタワー
- Aero Express+地下鉄+徒歩
- 所要時間:約60分
旅の終わりに
ヘイダル・アリエフ国際空港からバクー市内への移動は、仕組みさえ理解してしまえば非常に簡単です。
特に空港バス(Aero Express)は料金が安く、
運行本数も多いため、初めてバクーを訪れる旅行者にとって最も利用しやすい交通手段といえるでしょう。
費用を抑えたい方は空港バス、荷物が多い方や深夜到着の場合はBoltやタクシーを利用するなど、
旅のスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
私も実際に空港バスを利用しましたが、乗り方はシンプルで車内も快適でした。
バクー観光のスタートをスムーズにするためにも、到着後はまずBakıKartを購入し、
空港バスを活用してみてください。
世界遺産の旧市街やカスピ海沿いの美しい景観が待つバクーの旅を、安心して始められるはずです。


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