大地震後の都市計画より生まれ変わったタシケント新市街を探索してみた。

タシケントの観光
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人口約290万人を超えるウズベキスタン随一の都会であるタシケントは、およそ2000年前からオアシス都市として
栄え、11世紀頃からタシケント(石の町)と呼ばれることになりました。
しかし、そうした面影もロシア・ソ連時代、そして、1966年の大地震によりほとんどが崩壊してしまい
古い建物がほとんどなくなってしまいました。
その後、都市計画により近代的な街に生まれ変わりました。
今回は、そんな新市街地を中心にご紹介します。

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ナヴォイ・オペラ劇場(Navoi Opera)

住所:Moustafa Kamoul Atatürk, Bukhara Street 28, 100029, Tashkent, ウズベキスタン

1947年建造のオペラ劇場で、1500人も収容で、ウズベキスタンの伝統的詩人アリシェール・ナヴォイ聖誕500年を
記念して建てられました。
第二次世界大戦後のシベリヤ抑留捕虜となった日本兵がここに送られ、建設に従事したことで知られています。
劣悪な環境の中で、手を抜くこと懸命に働く日本兵の姿に当時のウズベキスタンの人々は心を打たれた、
建物の南側には、日本人が建設に従事したことを示すプレートが飾られています。
1966年に、タシケント大地震があり、町は、壊滅的なダメージを受けたのですが、この建物は壊れることなく
市民の避難場所として利用されたそうです。

下の写真が日本兵の功績を称えるレリーフです。
カリモフ大統領の指示により、あえて、「日本兵」でなく、「日本国民」という言葉が用いれています。

アミール・ティムール博物館(Amir Timur Museum)

住所:Амир Темур шоҳ кўчаси 1, 100000, Тоshkent, Toshkent, ウズベキスタン

時間 10:00~18:00
定休日 無休
料金 25,000スム・写真:40,000スム

ティムール広場の南側にあるイスラーム風の青いキューポラが印象的な円形の建物で、1996年、カリモフ大統領が、
ティムール生誕660年を記念して、「アミール・ティムール年」を宣言し、その象徴としてオープンさせました。
ティムールの業績をたたえる展示が数多くあり、ティムール帝国の地図やティムールの家系図などが宝飾品と並んで
展示されています。

ティムールに関する模型も展示されています。

アミール・ティムール広場(Amir Temur Square, Amir Timur Square)

住所:Амир Темур шоҳ кўчаси 4, Тоshkent, Toshkent, ウズベキスタン

1882年のロシア・トルキスタン時代に開かれ、1917年のロシア革命後は、革命広場と命名されて
スターリン像が置かれていました。
しかし、1991年ウズベキスタンが独立した際に、ウズベキスタンの英雄であるティムールの名前の
広場に改名し、スターリン像を撤去し、新たにティムール像を設置しました。

タシケントテレビタワー(Tashkent Television Tower)

住所:Амир Темур шоҳ кўчаси 109, Тоshkent, Toshkent, ウズベキスタン

時間 10:00~20:00
定休日 無休
料金 見学ツアー:40,000スム

市街の北にある高さ375mのテレビ塔で、120mの所までのぼって市街を一望することができます。
ただし、大きな荷物は、入口で預けなければならいので注意してください。
展望台は、ゆっくり回転するレストラン(45分で1一回転)もあり、塔の南側一帯は、大きなプールのあるアクアパークと
タシケントランド遊園地になっています。

タシケントの新市街は、戦後に建てられた比較的新しい建築物が多いです。
駅からも近いので、散歩がてらに歩くと調度いいかもしれません。

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