エフェソス遺跡から2~3㎞の場所にあるアルテミス神殿。
この神殿は、紀元前2世紀頃にフィロンが書いた「世界の7つの景観」に選ばれたもので,
古代地中海地方に存在した巨大建築物を指しています。
ちなみに、7つとは、
- ギザの大ピラミッド
- バビロンの空中庭園
- エフェソスのアルテミス神殿
- オリンピアのゼウス像
古代オリンピックの発祥地!! 世界遺産「オリンピアの古代遺跡」を散策してみた。ペロポネソス半島の西部にありオリンピック発祥の地であるオリンピア。 神話によると、この地は、古くから「聖なる森アルティスの礼拝地」として知られています。 古代オリンピックの第1回大会は、紀元前776年に開催されました。 伝染病の蔓延に困った... - ハリカルナッソスのマウンソロス霊廟
- ロドス島の巨像
- アレクサンドリアの大灯台
今回は、エフェソスのアルテミス神殿をご紹介します。
アルテミス神殿 (Temple of artemis)
住所:Atatürk, Park İçi Yolu No:12, 35920 Selçuk/İzmir, トルコ
豊穣の女神キベレとアルテミス女神が同一視され紀元前7世紀頃から豊穣の女神アルテミス神殿が建立されました。
この神殿は、建築期間は、約120年、高さ19m、直径1.2mの円柱が127本もある大規模建築物です。
残念ながら262年にゴート族により破壊されてしまいその後は、6世紀には、石材が運び出され、
現在では、柱1本が残るだけとなってしまった。
この神殿内には、黄金や宝石で飾られた高さ15mのアルテミス像が奉られていたそうです。
この場所に壮大な神殿があったなんて想像つきませんね。
ちなみに、神殿の模型は、イスタンブールのミニチュアパークにあるそうです。
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