マハダの北西10㎞にあり、死海からの高低差だと1200mもあり、山頂からエルサレムの街が一望できる
ネポ山を紹介します。
ネポ山 (Jabal Nebo)
住所:
基本情報
入場時間 | 夏期:8:00~18:00 冬期:8:00~16:00 |
定休日 | 無休 |
入場料金 | 2JD |
*1JD=150円程度
ネポ山の入口です。
ネポ山を語るうえで、モーゼは欠かせません。
モーゼは、旧約聖書に登場する紀元前16~13世紀に活躍した人物で、映画「十戒」でも有名です。
そして、この地は、モーゼが亡くなった場所でもあります。
こちらがモーゼの記念碑です。
現在は、キリスト教のフランシスコ会が管理しています。
下の写真は、ローマ教皇故ヨハネ・パウロ2世が2000年に訪問した時の記念碑。
そして、平和の象徴として植えられたオリーブの木。
山頂にある青銅の蛇は、イタリアの芸術家ジョヴァンニ・ファントーニにより制作されました。
コンセプトとして、民数記21章4-9節でモーゼが荒野で作った青銅の蛇とイエスが磔刑にされた
十字架(ヨハネ3章14節)を象徴としているそうです。
パレスチナ高原は、ガスがかかることが多いらしく、私の行った時も綺麗にみれませんでしたが、
天気が良いとエルサレムやエリコなども見えるそうです。
奇跡の山 ネポ山を訪れる前に是非、「十戒」を見てから訪れと感慨深いですよ。
私が訪問した時は、フランシスコ修道院が修復中で見れませんでしたが、
4世紀頃の遺構もみられるようなので是非、モーゼの足跡を辿ってみてください。
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