スペインの首都であるマドリッド。
観光都市としてはバルセロナほど見どころが多いわけではありませんが、美術館巡りをするには絶好の場所です。
そんなマドリッドの町は、東西5㎞を中心に観光地が集中しているため移動しやすいです。
まずは、セントロと呼ばれる旧市街の中心にある王宮を紹介します。
歴史を遡ると古くは、マイリットと呼ばれる要塞が建っていたそうです。
その後、1734年のクリスマスに焼失したハプスブルク家の宮殿跡に、現在の王宮が建設されました。
建設を命じたのはブルボン朝初代国王フェリペ5世で、
1764年頃に完成したといわれています。
150m四方の建物の中に約2700の部屋があり、
現在でも国王主催の公式行事や外国要人の歓迎式典などに利用されています。
スペイン国王の公邸は郊外のサルスエラ宮殿にありますが、
王宮は今なおスペイン王室の象徴的な存在となっています。
王宮 (Palacio Real de Madrid)
住所:Calle Bailén, s/n, 28071 Madrid, Spain
| 時間 | 4月~9月 10:00~20:00 10月~3月 10:00~18:00 |
| 定休日 | 休業日:1月1日、6日、5月1日、12月25日/午後3時より閉店 12月24日、31日 |
| 料金 | 14€ |
| 公式URL | https://entradas.patrimonionacional.es/es-ES/informacion-recinto/6/palacio-real-de-madrid |
下記が、王宮のチケットです。
マドリッドを代表する観光地だけあって、シーズン中はチケット売り場に行列ができることもあります。
私が訪れた時も多くの観光客が訪れていました。
確実に見学したい場合は、公式サイトから事前予約しておくと安心です。

スペイン王室の象徴 マドリッド王宮
王宮の外観はまさに王都マドリッドのシンボルです。
白い花崗岩と石灰岩で造られた壮麗な建物は、どこから見ても圧倒的な存在感があります。
約2700室を持つ王宮はヨーロッパ最大級の規模を誇り、
バッキンガム宮殿やエリゼ宮殿を上回る大きさです。
現在も国賓を迎える公式行事などで使用されており、
単なる歴史的建造物ではなく現役の王宮として機能しています。
広場から見上げる姿は非常に美しく、スペイン王国の繁栄を今に伝えているようでした。



豪華絢爛な王宮内部
王宮の中は、残念ながら撮影禁止です。
これぞヨーロッパの宮殿ですね。
内部へ足を踏み入れると、大理石や金箔、豪華なシャンデリアで彩られた空間が広がります。
一般公開されているのは一部だけですが、
それでも見学ルートはかなり長く、スペイン王室の栄華を感じることができます。
また、現在も公式行事に利用されているため、
単なる博物館ではなく現役の王宮であることも大きな特徴です。


王宮の中には、「護衛の間(Salon de Alabarderos)」「列柱の間(Salon de Columnas)」、
そしてヴェルサイユ宮殿の鏡の間を参考に造られたといわれる「王座の間(Salon del Trono)」などがあります。
特に王座の間は赤いベルベットと豪華な装飾が印象的で、スペイン王国の威厳を象徴する部屋となっています。
残念ながら写真は撮れませんが、見学後も強く印象に残る空間でした。

王宮前広場とアルムデナ大聖堂
王宮正面には広大なアルメリア広場が広がっています。
式典などが行われる場所でもあり、
正面から眺める王宮は左右対称の美しい姿を見せてくれます。
観光客も多く、マドリッドを代表するフォトスポットのひとつです。
また、王宮のすぐ隣にはアルムデナ大聖堂があります。
アルムデナ大聖堂は1993年にローマ教皇ヨハネ・パウロ2世によって献堂された比較的新しい大聖堂で、
スペイン王室とも関わりの深い教会です。
時間があれば王宮とあわせて見学するのがおすすめです。
王宮西側から眺めるマドリッド
西側のアーチは、どこかトレドを想像させますね。
正面の重厚な雰囲気とは異なり、こちら側は開放感のある景色が広がっています。
王宮は高台に建っているため、マンサナレス川方面まで見渡すことができます。
私が訪れた日は天気にも恵まれ、マドリッドの街並みをゆっくり眺めることができました。
美術館巡りの合間に立ち寄っても十分満足できる景色です。


アクセス
マドリッド王宮は旧市街中心部に位置しており、徒歩での観光が便利です。
地下鉄を利用する場合は、
地下鉄2号線・5号線「Ópera駅」から徒歩約5分が最寄り駅となります。
また、
・マヨール広場 徒歩約10分
・サン・ミゲル市場 徒歩約10分
・プエルタ・デル・ソル 徒歩約15分
と周辺の主要観光スポットが徒歩圏内に集まっています。
私も旧市街を散策しながら訪れましたが、マドリッド観光のスタート地点としてもおすすめです。
旅の終わりに
マドリッド王宮は、スペイン王室の歴史と栄華を今に伝えるヨーロッパ屈指の宮殿です。
豪華な内装や歴史的な部屋の数々はもちろん、
高台から眺めるマドリッドの景色も見どころのひとつです。
プラド美術館やソフィア王妃芸術センターなどの美術館巡りとあわせて訪れれば、
スペインの文化と歴史をより深く感じることができるでしょう。
マドリッドといえば美術館のイメージが強いですが、
スペイン王国の歴史に触れるなら王宮は外せない観光スポットです。
ぜひ足を運び、かつて世界帝国として栄えたスペインの面影を感じてみてください。

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