スペイン・アンダルシア地方を代表する観光都市グラナダ。
世界遺産アルハンブラ宮殿を目当てに訪れる旅行者が多い街ですが、
実はグラナダはスペイン有数の美食の街としても知られています。
市内には数多くのバルやレストランがあり、
地元料理やアンダルシア料理を気軽に楽しむことができます。
今回紹介するのは、グラナダ中心部にある老舗レストラン
Chikito(チキート)です。
歴史ある店内には著名人の写真が数多く飾られ、
地元の人々だけでなく観光客にも人気のお店です。
私もアルハンブラ宮殿をじっくり見学した後に訪れましたが、
名物のオックステール煮込みをはじめ、本格的なグラナダ料理を楽しむことができました。
Chikito
住所:
- 電話番号:958 223 364
- 営業時間:12:30~16:30、17:30~23:30
- 定休日:水曜日
- 公式URL:http://www.restaurantechikito.com/
Chikitoについて
Chikitoはグラナダ中心部のカンピージョ広場に面した老舗レストランです。
20世紀初頭から営業を続ける歴史ある店として知られ、
スペインを代表する詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカをはじめ、
多くの文化人や芸術家が集った場所としても有名です。
店内に入ると壁一面に著名人の写真が飾られており、
この店が長年にわたり地元で愛されてきたことが伝わってきます。
観光客向けのレストランというよりは、地元の人々も利用する落ち着いた雰囲気のお店で、
グラナダの伝統料理をゆっくり味わうことができます。
実食|オックステールの煮込み
アルハンブラ宮殿を歩き回った後だったこともあり、まずは冷えたスペインビールで喉を潤します。
観光後の一杯は格別です。

グラナダには数多くの伝統料理がありますが、Chikitoでぜひ注文したいのがオックステール煮込みです。
名物オックステールの煮込み
グラナダの伝統料理の中でも特におすすめなのが、
ラボ・デ・トロ(Rabo de Toro)
と呼ばれるオックステールの煮込みです。
じっくり時間をかけて煮込まれた牛の尾肉は驚くほど柔らかく、
フォークだけで簡単にほぐれるほどです。
価格は18.5ユーロとスペインのバル料理としてはやや高めですが、
一口食べれば納得の美味しさでした。
濃厚なソースには肉の旨味がしっかり溶け込んでおり、
パンとの相性も抜群です。
アルハンブラ宮殿を歩き回った後だったこともあり、
疲れた体に染み渡るような味でした。

キノコ料理もおすすめ
こちらはキノコのソテー。
シンプルな料理ですが、香ばしく炒められたキノコとチーズの相性が抜群でした。
スペイン料理というと生ハムや肉料理に注目が集まりがちですが、
このような素材の味を活かした料理も非常にレベルが高いと感じます。
ワインやビールのお供としてもおすすめです。

アルハンブラ宮殿観光後の至福の時間
朝からアルハンブラ宮殿を見学し続けると、気付けばかなりの距離を歩いています。
壮麗なナスル朝宮殿やヘネラリフェ庭園を見学した後、
伝統的なレストランで美味しい料理とお酒を楽しむ時間はまさに至福のひとときでした。
十字架祭(Día de la Cruz)に遭遇
私が訪れた5月3日は、
ディア・デ・ラ・クルス(Día de la Cruz)
と呼ばれるグラナダの伝統的なお祭りの日でした。
日本語では「十字架祭」とも呼ばれています。

十字架祭の起源は17世紀にまで遡るといわれています。
現在では市内各地で花や装飾品で彩られた十字架が展示され、その美しさを競い合うイベントとなっています。
Chikitoでも見事な装飾が施されていました。

街中がお祭りムード
この日は街全体がお祭り一色でした。
広場ではコーラス隊による歌が披露され、多くの人が足を止めて聞き入っています。
さらにフラメンコ風の華やかな衣装を身にまとった人々が街中を歩き回り、
普段のグラナダとはまったく違う雰囲気でした。
夜遅くまでイベントが続き、
地元の人々も観光客も一緒になって祭りを楽しんでいます。
偶然とはいえ、この日に訪れることができたのは幸運でした。
ゴールデンウィーク期間中にスペイン旅行を計画している方は、
ぜひ日程を合わせて訪れてみてください。



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