ギリシャに行ったらぜひ体験してみたいことのひとつがエーゲ海クルーズです。
一般的なエーゲ海クルーズは、サントリーニ島やミコノス島、ロドス島、クレタ島などを
数日かけて巡るものが多く、ギリシャ神話の舞台や世界遺産を訪れることができます。
しかし、本格的なクルーズとなると最低でも3〜4泊は必要です。
私の場合はアテネやデルフィ、ペロポネソス半島などギリシャ本土も周遊したかったため、
限られた日程の中でエーゲ海の雰囲気だけでも味わえないかと思い参加したのが、
アテネ発の日帰りクルーズツアーでした。
今回参加したのは、
ポロス、ヒドラ、エギナ日帰りクルーズツアー(ランチ付き)
です。
英語が苦手な方や一人旅で参加を検討している方の参考になればと思い、実際の流れや注意点をまとめてみました。
エーゲ海1日クルーズ(イドラ・ポロス・エギナ島)
ちなみに、現地のエージェントは、クルーズの運行事業者名は「PLATINUM CRUISES」です。
金額は、100€程度です。ベルトラでは、103€です。
下記は、ベルトラに記載されているスケジュールになります。
| スケジュール | 内容 |
| 06:45-07:30 | ホテルお迎え (時間は目安です) |
| 08:10 | アテネ郊外の港発 |
| 10:15 | ポロス島着 (島内散策:約1時間) |
| オリーブや緑濃い松の木に囲まれる小さな島ポロス。潮風が心地よいのどかな島です。 丘一面に建つオレンジ屋根の家々はやっぱり可愛い♪ 丘の上からは、蒼色に煌めくエーゲ海の絶景を見渡せます。 |
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| 11:15 | ポロス島発 |
| 船内でバイキングランチ <メニュー例> グリークサラダ・ドルマダーキア・オーブンチキン・魚オリーブオイル焼き ミックスピラフ・パスタ・デザート等 |
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| 12:30 | イドラ島着 (島内散策:約1時間30分) |
| 車やバイクの乗り入れが禁止されているイドラ島は、のんびり散策するのにぴったりの島。 「芸術の島」とも呼ばれるイドラ・タウンでは、アーティスとたちの お店を覗きながらお土産探しも楽しいですよ。 |
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| 14:00 | イドラ島発 |
| 16:00 | エギナ島着 (島内散策:約2時間) |
| ミニクルーズで最後に訪れるのは、神殿や遺跡、修道院など見どころいっぱいのエギナ島。 パステルカラーの家並みが続く路地裏散策も楽しみの一つです。 ピスタチオの特産地としても有名なので、ジャムやクリームなど ピスタチオ製品購入するならぜひこちらで♪ |
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| 18:00 | エギナ島発 |
| 19:15 | アテネ郊外の港着 |
| 20:00-21:00 | ホテルお送り (時間は目安です) |
実際は時間がかなり前後する
まず最初に伝えておきたいのが、
スケジュール通りには進まない
ということです。
アテネ市内は慢性的な渋滞があり、
送迎バスも10〜15分程度遅れることは珍しくありません。
私もシンタグマ広場近くの集合ホテルで待っていましたが、15分以上遅れて到着しました。
予約後に届く案内メールには、
「5分以上遅れても来ない場合は連絡してください」と記載されていました。
実際、周囲にいた参加者らしき人たちが一斉に電話をしていました(笑)。
最初は不安になりますが、多少遅れることを前提に考えておいた方が良いと思います。
港へ移動
送迎バスに乗車すると約20〜30分で港へ到着します。
Sailing Marina Tzitzifies-Kallithea pier 3
住所:Leof. Poseidonos, Kallithea 176 74 Greece

バスを降りると番号入りのチケットが渡されます。
この番号は帰りに利用する送迎バスの番号になります。
私の場合は4号車でした。
帰りに必要になりますので無くさないようにしてください。
その後、誘導に従って歩いていくと乗船するクルーズ船が見えてきます。



クルーズ船へ乗船
しばらく歩くと乗船するクルーズ船が見えてきます。
船は3階建てになっています。
1階
- デッキ
- レセプション
- VIPラウンジ
- ラウンジ
2階
- フロントラウンジ
- バックラウンジ
- デッキ
3階
- デッキ
- VIPキャビン
- ブリッジ
乗船時に、
BOARDING & DININGカード
が配られます。
カードには色が付いており、
- 赤
- 黄
- 緑
などのグループごとに昼食時間が分かれています。
私は赤色でした。

船内図は、下記参照願います。

乗船したら席を確保しよう
乗船しても特に案内はありません。
私はとりあえず空いている席に座りました。
しかし、その後どんどん乗客が増えてきます。
窓側や景色の良い席はすぐ埋まってしまうため、
空いている席を見つけたら早めに確保しておくことをおすすめします。
今回は出港予定時刻より15分ほど遅れて出港しました。
オプショナルツアーの案内
出港後しばらくすると、レセプションから1階ラウンジへ集合するようアナウンスがあります。
案内は、
- 英語
- スペイン語
- ギリシャ語
などで行われます。
ちなみに私が参加した時は日本語の説明は一切ありませんでした。
ガイドブックには日本語説明があるような記載もありましたが、実際にはありませんでした。
英語が苦手な方は少し戸惑うかもしれません。
下が1階のラウンジの写真です。

選べるオプショナルツアー
- HYDRA WALKING TOUR(イドラ島)
- AEGINA PANORAMIC TOUR(エギナ島)
- APHAIA & ST.NEKTARIOS EXCURSION(エギナ島)
- SWIMMING TOUR(エギナ島またはアンギストリ島)
私はAPHAIA & ST.NEKTARIOS EXCURSIONを選択しました。
料金は28ユーロでした。
カード払いも可能ですが、支払いカウンターには長蛇の列ができていました。
スムーズに済ませたい方は現金を持参するのがおすすめです。




実際はイドラ島からスタート
ツアー案内では最初にポロス島へ向かうことになっていました。
しかし、実際には最初に到着したのはイドラ島でした。
到着は11時頃。
英語が聞き取れなくても大丈夫
私が一番不安だったのが出港時間でした。
英語のアナウンスが聞き取れず、
「何時に戻ればいいんだろう?」と焦った場面もありました。
しかし実際には、各島で下船すると船の近くに出航時間を示した時計が設置されていました。
英語が苦手な方は、この時計を確認すれば大丈夫です。
このツアーで一番重要なのは、出港時間を確認することだと思います。

イドラ島(Hydra)
イドラ島は3島の中で最も遠く、18〜19世紀に海運業で栄えた島です。
最大の特徴は、
自動車やバイクの乗り入れが禁止されていること。
港には白い建物が立ち並び、青い海とのコントラストが美しく、
まさにエーゲ海らしい風景が広がっています。


ここでこれだけ美しいのですから、
サントリーニ島はどれほど綺麗なのだろうと思ってしまいました。



現在でも荷物の運搬にはロバが使われています。
港を歩いていると、ロバが荷物を運ぶ光景を見ることができ、なんとも風情があります。

観光時間は約1時間30分。
あっという間でした。
ドローンで見るイドラ島
今回の旅行ではイドラ島でドローン撮影も行いました。
港を囲む白い街並みと青いエーゲ海を上空から眺める景色は圧巻です。
これぞエーゲ海という景色です。
白い家並みが湾を囲み、その背後に山が迫る風景は、船上から見るのとはまた違った美しさがあります。
イドラ島を訪れる予定の方はぜひ動画でも雰囲気を感じてみてください。
船内で昼食
船内の食事はビュッフェ形式です。
- グリークサラダ
- ドルマダーキア
- オーブンチキン
- 魚料理
- パスタ
- ライス
- デザート
などが並んでいました。
色別のDININGカードで食事時間が決まっていますが、
席に余裕がある場合は早めに案内してもらえることもあります。
私もラウンジを覗いていたところ、「空いているからどうぞ」
と言われて予定より早く食事することができました。


ポロス島 (Poros)
続いて訪れたのがポロス島です。
ポロス島は小さな島で、滞在時間は約1時間。
実質的な観光時間は45分程度でした。
港周辺を散策するだけでも十分楽しめますが、
時間があれば丘の上にある時計台からの景色がおすすめです。
エーゲ海とオレンジ色の屋根が広がる風景はとても印象的でした。
なお、後半グループの昼食時間はポロス島からエギナ島へ向かう航海中になります。



エギナ島(Aegina)
最後に訪れるのがエギナ島です。
古代ギリシャ時代にはポリス国家として栄えた歴史ある島です。
私はオプショナルツアーに参加しました。

港で待機しているバスに乗り込み、ピスタチオ畑の中を約20分ほど走ります。
アフェア神殿(Temple of Aphaia)
紀元前6世紀末から紀元前5世紀にかけて建設された神殿です。
32本あった石柱のうち24本が現在も残っています。
アテネ周辺では多くの神殿を見学しましたが、その中でも保存状態は非常に良好でした。
遺跡好きならぜひ見てほしい神殿のひとつです。



エーゲ海を見下ろす高台に建つ姿は本当に絵になります。

神殿前の売店ではピスタチオアイスが販売されていました。
3ユーロほどでしたが、とても美味しかったです。

聖ネクタリオス修道院(Moni Agiou Nektariou)
続いて訪れたのが聖ネクタリオス修道院です。
ネクタリオスは19世紀後半から20世紀初頭に活躍した人物で、
死後にギリシャ正教会から聖人に認定されました。
修道院にはネクタリオスの遺骸が安置されており、
現在でも多くの巡礼者が訪れています。
病人が奇跡的に治癒したという逸話も伝えられているそうです。
2時間の観光時間の中で2か所を巡るため忙しくはありますが、参加して良かったと思える内容でした。




アテネへ帰港
エギナ島での観光を終えると、いよいよアテネへ戻ります。
アテネまでは約2時間ほどの船旅です。
帰りの船内では、2階のフロントラウンジでギリシャ音楽やダンスのショーが行われていました。
多くの乗客が集まり、手拍子をしながら盛り上がっていて、
クルーズの最後を飾るイベントとして楽しんでいる様子でした。
私も最初は見に行こうと思ったのですが、
一日中歩き回ってかなり疲れていたため、空いていた1階ラウンジでのんびり休憩していました。
船旅の最後は、デッキでエーゲ海の景色を眺めながら過ごすのもおすすめです。
今回は20時20分頃に Sailing Marina Tzitzifies-Kallithea pier 3 に到着しました。
到着後は、朝に受け取った番号付きのチケットを確認します。
この番号が帰りの送迎バスの号車番号になっています。
私の場合は4号車でした。
港には複数のバスが停車しているため、チケットを無くしてしまうと少し面倒かもしれません。
無事に4号車へ乗車し、アテネ市内へ向かいます。
帰りは参加者ごとに宿泊エリアの近くで降ろしてくれるため便利でした。
私はシンタグマ広場前で下車し、そのまま徒歩でホテルへ戻りました。
朝から夜まで続く長いツアーでしたが、エーゲ海の島々を巡り、ギリシャらしい風景を満喫できた充実した一日となりました。



ツアー予約はこちら
送迎・昼食付きで日帰りでもエーゲ海の島巡りを楽しめる人気ツアーです。
今回参加したツアーはこちらです。
旅の終わりに
本格的なエーゲ海クルーズは数日必要になりますが、
このツアーなら日帰りでエーゲ海の魅力を体験できます。
イドラ島の白い街並み、ポロス島の穏やかな港町、エギナ島の古代神殿。
それぞれ異なる魅力があり、短時間でも十分満足できました。
英語が苦手な方でも、出港時間だけしっかり確認しておけば問題なく参加できると思います。
ギリシャ旅行の日程が限られている方や、
エーゲ海の雰囲気を気軽に味わいたい方には非常におすすめのツアーです。
ぜひアテネ滞在中にエーゲ海の島々を訪れてみてください。
個人的には、エギナ島のアフェア神殿が予想以上に素晴らしく、
もし再び参加する機会があっても同じオプショナルツアーを選ぶと思います。
サントリーニ島やミコノス島ほど有名ではありませんが、日帰りでも十分にエーゲ海らしい風景を楽しむことができました。
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