バンコクから日帰り|光が差し込むカオ・ルアン洞窟と王の丘プラ・ナコーン・キリ【ペッチャブリー】

タイの観光
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タイにはまる人は多い。

バンコク、アユタヤ、パタヤ——
気がつけば王道観光地は一通り回ってしまった、という人も少なくないはずです。

そんな“タイ2周目以降”の旅におすすめしたいのが、
バンコクから南へ約160kmの ペッチャブリー。

王族ゆかりの歴史都市でありながら、観光客はまだ比較的少なく、
日帰りでも十分に楽しめる穴場です。

本記事では、

  • バンコクからのアクセス方法(※2018年訪問時の体験をベース)
  • カオ・ルアン洞窟の見どころ
  • プラ・ナコーン・キリ歴史公園の歩き方
  • 実際にかかった費用・時間
  • 日帰りモデルプラン

を、実体験ベースで解説します。

基本ルート:タイ国鉄 南本線利用

この情報は、2019年当時の様子、読み物としてご覧ください。

※現在は、クルンテープ・アピワット中央駅(Krung Thep Aphiwat Central Terminal)」発着へ移行しています。
最新の出発駅・時刻は必ずタイ国鉄(SRT)公式サイトで確認してください。

ペッチャブリー駅まで行き、そこからカオルアン洞窟へ往復トゥクトゥクをチャーターするのが一般的です。

▶ タイ国鉄公式サイト
https://www.railway.co.th

当時の様子をご覧ください。

階段を登ると、国鉄バンコク駅のチケット販売所が見えてきます。

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切符購入(2019年当時の様子)

階段を登ると、国鉄バンコク駅のチケット販売所が見えてきます。
「ALL TRAIN TICKET」と書かれたカウンターに並んでチケットを購入しました。

ペッチャブリー駅に向かう電車は、下記になります。
タイ国鉄のHPで検索することができます。
タイ国鉄

下の写真が、国鉄バンコク駅からペッチャブリー駅の時間です。

上記の写真からもわかるようにペッチャブリー駅に日帰りで戻る場合は、下記の組み合わせから選ぶことになります。

  • バンコク駅~ペッチャブリー駅
    8:05~10:40(Special Express)
    9:20~12:34(Ordinary)
  • ペッチャブリー駅~バンコク駅
    15:09~19:00(Ordinary)
    16:47~19:45(Special Express)

この2種類のタイプですが、値段がぜんぜん違います。
Spacial Expressは、388バーツOrdinaryは、34バーツ下のチケットみればわかりますが金額にして10倍も違います。

なので、ペッチャブリーに何時間いるかを考えてチケットを選んでください。

私は、ならべく現地の時間を多くとりつつ、コストも意識しながら選びました。

  • バンコク駅~ペッチャブリー駅
    8:05~10:40(Spacial Express)
  • ペッチャブリーペッチャブリー駅~バンコク駅
    15:09~19:00(Ordinary)

さて、チケットを購入したので列車に乗り込みます。

チケットに書いてある43番に並びます。

電車が来たら乗り込みます。

私のチケットには、Car2-Seat61の記載があるので2号車の61番の席に移動します。

タイの列車は普通に遅れます。
私の時は、20分以上も出発が遅れました。

車内のリアル(Special Express)

  • 指定席(私のチケットは Car2–Seat61)
  • 冷房がかなり強い(Tシャツ1枚だと寒い/羽織り必須)
  • 途中、軽食が2回ほど出る(味は期待しない方がいい)

そして重要なのが、遅延。

タイの列車は普通に遅れます。
私の時は出発が20分以上遅れ、到着も50分以上遅れました。

味は、期待しない方がいいです。
中身は、カレーと煮卵でした。

ペッチャブリー駅→カオ・ルアン洞窟(交渉ポイント)

駅を出ると「洞窟までソンテウをチャーターしないか?」と声をかけられます。

最初は 往復+現地待機で300B と言われましたが、
相場は 往復200B前後 と聞いていたので交渉。

私は 200B でチャーターしました。

※カオ・ルアン洞窟は片道約2km。歩けなくはないですが、日帰りなら時間が削られます。
チャーターが無難です。

 

カオ・ルアン洞窟 (Khao Luang Cave)

住所:Thongchai, Mueang Phetchaburi District, Phetchaburi 76000 タイ

基本情報

時間 8:30~16:00まで
定休日 無休
料金 無料 参拝料(任意)を設置された寄付箱を入れる。

 洞窟の成り立ちと歴史背景

カオ・ルアン洞窟は、古くから瞑想の場として利用されてきました。

19世紀、ラーマ4世(モンクット王)がこの場所を気に入り、整備・修復を行います。
その後、ラーマ5世が王族のために仏像を奉納。

つまりここは、

  • 自然の鍾乳洞
  • 王室ゆかりの信仰空間
  • 仏教寺院

この三要素が重なった特別な場所です。

洞窟内には200体以上の仏像が安置されています。

② 洞窟の構造

入口から内部までは階段で約27m下降します。

内部は一つの大空間ではなく、いくつかの空洞が連なった構造です。

大きく分けると:

  1. 入口エリア(比較的明るい)
  2. 中央の大空間(黄金仏が並ぶ)
  3. 奥の暗いエリア(静寂の空間)

天井には自然の穴があり、そこから光が差し込みます。
この「天窓」が、この洞窟最大の特徴です。

 

鍾乳洞がなんとも神秘的な雰囲気を醸し出しています。

さらに階段で下に降りると広いスペースが広がっています。

黄金の仏像が幾重にも並んでいます。

4mの黄金仏

中央空間に鎮座する黄金の仏像。
ラーマ5世がラーマ4世のために建立したと伝えられています。

自然の岩肌と黄金の対比が印象的です。

15mの涅槃像

横たわる巨大な涅槃仏。
洞窟の奥にあり、やや暗い空間に静かに安置されています。

このエリアは観光客も少なく、
より「祈りの空間」に近い雰囲気があります。

涅槃像からさらに奥にスペースが広がっています。
そして、ここも光が差し込んでおりなんとも綺麗です。

最深部の仏像

奥へ進むと光が届かない空間になります。
フラッシュを焚かないと形が分からないほど暗い場所です。

ここまで来ると、観光というよりも
洞窟の静寂を体感する時間になります。

再び、一番大きなスペースに戻ってきました。
鍾乳洞の空いたスペースに仏像が綺麗に配置されています。

最大の見どころ「光のシャワー」

中央空間に立つと、天井から一本の光が落ちてきます。
その光が黄金の仏像を照らし、さらに線香の煙が光を可視化する。

これが、カオ・ルアン洞窟の象徴的な風景です。

写真で見ても美しいですが、
実際に目で見ると、光の強さ・湿度・空気感がまったく違います。

「光を見るための洞窟」

そう言っていい場所です。
これを見るために3時間かける価値は十分にあります。

注意点(実用情報)

  • 足元が滑りやすい(スニーカー推奨)
  • サルがいることがある(食べ物・袋を見せない)
  • 宗教施設のため露出は控えめが無難

滞在目安は約1時間。
写真を撮って、仏像を見て、光の変化を待つとあっという間です。

以前は、そんなにメジャーな場所ではなかったのですが最近は、段々人気になってきてかなり観光客も増えているみたいです。

現在、敷地内には、建設中の建物がたくさんありました。
いずれは、タイの有名な観光地になりそうですね。

チャーターしたソンテウに乗り、再びペッチャブリー駅に向かいます。

ペッチャブリー駅に到着です。
そして、ここで200バーツ支払いました。

 

ペッチャブリー駅から徒歩圏。
街の中心にそびえる標高約90mの丘——カオ・ワン(王の丘)。

その頂上に広がるのが、
ラーマ4世が建設した王室離宮「プラ・ナコーン・キリ」です。

ここは単なる展望台ではありません。

  • 王宮建築
  • 仏塔群
  • 王室博物館
  • 欧州様式の宮殿

が丘の上に点在する、タイ王室文化の縮図のような空間です。

プラ・ナコーン・キリ国立歴史公園 (Phra Nakhon Khiri (Khao Wang)

住所:97Khlong Kra Saeng, Mueang Phetchaburi District, Phetchaburi 76000

基本情報

電話番号 0-3242-5600
時間 9:00~16:00
定休日 無休
料金 入場料:150バーツ、ケーブルカー乗車料40バーツ
公式URL プラ・ナコ―ン・キリ国立公園

なぜここに宮殿が建てられたのか

建設は1859年。王はラーマ4世。

彼は科学と西洋文化に理解が深く、
この丘を「天文学観測や避暑に適した場所」として選びました。

そのため、この離宮は

  • 伝統的タイ様式
  • 中国様式
  • ヨーロッパ新古典主義

が混ざり合った独特の建築群になっています。

このチケット販売所でチケットを購入します。

こちらがチケットで、150バーツです。(※現在は、価格が変わっている可能性があります。)

丘なので上に登って行きます。
ヨーロピアンと中国様式を取り入れています。

見どころ①|丘の最上部

Phra Thinang Wechayan Wichien Prasat

白い仏塔群の隣に建つ、静かで端正な建物。
ここは単なる展望施設ではなく、王のための離宮建築の一つです。

外観のポイント:

  • 白を基調とした外壁
  • 左右対称の構造
  • 控えめで知的な佇まい

階段で上部に登ることができ、
丘の上からペッチャブリー市街を一望できます。

見どころ②|西洋パビリオン

Chatchawan Wiangchai Building

プラ・ナコーン・キリ内に残る円形パビリオン。
西洋新古典主義の影響を受けた建築で、ラーマ4世時代の近代化志向を象徴しています。

見どころ③|国立博物館

Phra Nakhon Khiri National Museum

王室建築を転用した国立博物館。
王族の生活用品や調度品、中国・ヨーロッパ由来の美術品などが展示されています。

※撮影禁止エリアあり(現地表示に従う)

見どころ④|主宮殿

Phra Thinang Phetphum Phairot

西側エリアに広がる王宮建築群の中心的存在。
ラーマ4世によって建設された離宮の主棟とされます。

横に長い白い屋根の建物で、
王の避暑離宮としてのスケール感がよく分かります。

見どころ⑤|回廊宮殿

Phra Thinang Pramot Mahaisawan

柱列の回廊構造が特徴の付属宮殿。
主棟 Phetphum Phairot に隣接する建物で、宮殿群の動線を担っていたと考えられます。

見どころ⑥|仏塔群

Phra That Chom Phet / Phra Prang Daeng

南側には白亜の塔と赤褐色の塔が並びます。
(名称表記は現地案内に揺れがあるため、看板表記に合わせるのが安全です)

とにかくこの国立歴史公園からの眺望は格別です。

ちょうど、カオルアン洞窟とプラ・ナコーン・キリ国立歴史公園と2ヵ所回ると列車時間になります。
私は、これで駅に戻りましたが、充実した観光でした。

いかにもアジアな感じの駅です。

帰りは、普通列車に乗ってバンコクを目指します。

帰路のリアル(Ordinary)

帰りの普通列車は、

  • エアコンなし
  • 満席
  • 4時間のうち2時間立ち

さらに30分以上遅れてバンコク駅に到着。
正直疲れます。

日帰りモデルプラン(2018体験ベース)

  • 10:40 ペッチャブリー到着
  • 午前〜昼 カオ・ルアン洞窟(約1時間)
  • 午後 プラ・ナコーン・キリ歴史公園(90分〜2時間)
  • 15:09 復路列車(Ordinary)

※列車遅延・混雑は前提で考えるのがおすすめです。

洞窟の神秘(地下)と、王の丘の離宮(高台)。
一日で“上下の世界”を体験できるのがペッチャブリーの魅力です。

非常に疲れる旅でしたが、
日帰りでも手軽に行けるので、ぜひトライしてみてください。

 

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