バンコク・シーロム。
高層ビルが並ぶビジネス街の一角に、
100年以上の歴史を持つ老舗アヒル料理店があります。
その名は
プラチャック・ペット・ヤーン(Prachak Roasted Duck)
創業は1909年。
1世紀以上、同じ場所で焼き続けてきたローストダックの味は、
今も地元客と観光客を惹きつけ続けています。
観光名所ワット・アルンやワット・ポーを巡る前後に、
本物のバンコクの日常を味わえる一軒です。
Prachak Roasted Duck
住所:1415 New Road Silom Bangrak Bangkok
- 電話番号 02-234-3755
- 営業時間 8時00分~20時30分
- 休業日なし
※営業時間は変更の可能性あり
※BTSサパーンタクシン駅2番出口からNew Road方面へ徒歩約7分
アクセス|BTSサパーンタクシン駅から徒歩約7〜8分
最寄り駅は
BTSサパーンタクシン駅(Saphan Taksin)
駅を出てNew Road方面へ歩いていくと、赤い看板と吊るされたアヒルが目印です。
サパーンタクシン駅はチャオプラヤー川エクスプレスボートの発着駅でもあります。
- ワット・アルン
- ワット・ポー
- 王宮
- アイコンサイアム
などを巡る日にも動線に組み込みやすい立地です。
朝8時から営業しているため、
観光前の早めのランチにも使いやすいのが魅力です。
店内の雰囲気|観光地ではない、シーロムの日常
店内は決して広くありません。
飾り気のないテーブルと椅子。
壁には年季の入ったメニュー。
いわゆる“映える”店ではありません。
ですが、
- 地元の会社員
- テイクアウト客
- 常連らしき高齢者
がひっきりなしに出入りし、
常に回転しています。
昼時は相席になることもありますが、
それもまたバンコクらしい体験です。


店内メニューと価格帯
店内上部に掲示されているタイ語メニューから、代表的な料理と価格帯を整理します。
※価格はバーツ表記/撮影時点の表示価格
■ 麺類(バミー/クイッティアオ)
- バミー・ペット(アヒル麺)
→ 約60〜80B前後 - バミー・ガイ(鶏)
→ 約50〜70B - バミー・ムー(豚)
→ 約50〜70B - 海鮮麺
→ 約80〜100B
価格帯は50〜100Bレンジが中心。
シーロム立地としては非常に良心的です。
■ ご飯もの(ラートナー/カオ系)
- カオ・ペット(アヒルご飯)
→ 約60〜80B - カオ・ムーデーン(チャーシュー)
→ 約60〜80B - カオ・ムークローブ(クリスピーポーク)
→ 約60〜80B - 海鮮炒めご飯
→ 約80〜100B - ロースト系肉料理のご飯セットが充実しています。
■ 炒め物・単品料理
メニュー右側には中華系炒め料理も並びます。
- ガパオ(鶏/豚/海老)
→ 約80〜100B - パッ・パッポンカリー(カレー炒め)
→ 約100B前後 - 青菜炒め
→ 約50〜60B
「ローストダック専門店」ですが、
実際は中華系タイ料理の食堂スタイルです。

名物|バミー・ペット(アヒルのせ卵麺)
ここで必ず食べたいのが
バミー・ペット(Ba Mee Ped)
細めの卵麺の上に、
香ばしくローストされたアヒルがたっぷり。
皮は艶があり、甘めのタレが絡みます。
この“甘さ”がクセになる。
タイの中華系ローストダックは
中国本土の北京ダックとは少し違い、
- 甘めのタレ
- しっとりとした肉質
- 八角の香りがほのかに残る味付け
が特徴です。
ひと口食べると、
「ああ、これは100年続くわけだ」
と素直に納得できます。

バンコクは巨大都市です。
ミシュラン店もあれば、最新のおしゃれレストランもあります。
でも、
本当に街の歴史を感じられるのは
こういう店なのかもしれません。
1909年から変わらずアヒルを焼き続ける店。
観光名所のすぐ近くに、
100年以上前と地続きの味が残っている。
ワット・アルンへ向かうその前に。
あるいは川を渡ったそのあとに。
一杯のバミー・ペットが、
バンコクという街をぐっと身近にしてくれます。


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