旅好きの人ならテレビの旅行番組などで一度は、眼にしたことがあると思われるメークロン市場。
場所は、バンコクから南西に約70㎞のサムット ソンクラーム県(Samut Sakhon-Samut Songkhram)にあります。
こんなバンコクから離れた市場がなんで世界的に有名かというと理由は、
ずばり、線路の脇すれすれに市場があるから。
では、なんで線路の上に市場があるかというと少しだけ歴史を紐解く必要があります。
メークロン鉄道が1946年にタイ鉄道に国有化されました。
鉄道が国有化されたことにより、国の所有物になると線路脇の土地に勝手に
貧しい人が住みはじめ小さい店を構えるようになりました。
鉄道が国有化されれば当然、人の動きも活発になるのでその前で商売しようと思うのは自然の摂理ですね。
その後、人が増えきて現在の市場になったそうです。
立ち退きをしても、またすぐに元に戻ってしまういたちごっこになるため現在は、
黙認されている状態だそうです。
そうこうしているうちに現在では、この特殊な環境な市場は
世界中に広まり、今ではタイ有数の観光地にまで発展してしきました。
バンコク市内からメークロン市場への行き方
バンコク市内からメークロン市場へ行く方法としてお勧めなのが、ミニバスを利用する方法です。
ここでは、その行き方を記載します。
まずは、BTSモーチット駅を目指します。
そこからチャトゥチャック・ミニバス・ステーションに向かいます。
まずは、BTSモーチット駅を目指します。
こちらが、モーチット駅です。
チャトゥチャック・ミニバス・ステーションに向かうには1~3で変わります。
- ①番出口は、バイクで行く場合
- ②番出口は、タクシーで行く場合
- ④番出口は、バスで行く場合
私は、バイクで行く場合が多いので3番出口を出て階段を降ります。
階段を降りるとバス停が見えてきますが今回は、チャータバイクで移動します。
チャトゥチャック・ミニバス・ステーション
までは、80バーツです。
5~10分程度でチャトゥチャック・ミニバス・ステーションに到着します。
チャトゥチャック・ミニバス・ステーションに到着したら、Dの入口に進んでください。
中に入ると9番のブースがメークロン市場へのチケット販売所です。
金額は、100バーツです。
ミニバスは、4:10より30分〜40分間隔で出発します。
972ルートは、メークロン市場がある
サムット ソンクラーム県(Samut Sakhon-Samut Songkhram)行きです。
お金を払ってチケットをもらったら出発時間まで言われた場所で待機します。
これから長旅になるので、トイレはしっかり済ませておきましょう。
出発時間になったら呼ばれてミニバスへ移動します。
バスの中はこんな感じです。
時間にして1時間30分~2時間程度。
下がミニバスの最終地点「メークーロンバスステーション」(Mae Klong Van Station)になります。
途中、近くに降りる人がいると思いますが最後まで乗車してても大丈夫です。
帰りのチケットはこちらで購入します。
ここからメークロン市場までは歩いて5分程度です。
下の地図を見るとメークーロンバスステーションからの近さがわかりますね。
メークロン市場 (Mae Klong Market)
住所:Kasem Sukhum Alley, Mae Klong, Mueang Samut Songkhram District,
Samut Songkhram 75000
ここからこの観光で一番重要なポイント!!
やはり、メークロン市場に行くなら電車が通る瞬間はみないともったいですよね。なので下の時間を意識して行動してください。
メークロン駅の時刻表 | |
メークロン駅 発 | メークロン駅 着 |
6:20 | 8:30 |
9:00 | 11:10 |
11:30 | 14:30 |
15:30 | 17:40 |
市場が開催されている時間は、4:00~17:00になるので、
列車の出発時間を考えた場合は、11:30か15:30どちらかの時間に合わせる必要があります。
バンコクから日帰りで考える場合は、11:30を見る場合は、9:00頃に出発しないと間に合わない場合もあります。
しかし、私は、11:10~11:30発着をみようと9:00のミニバスに乗り込みましたが
渋滞に巻き込まれギリギリ11:20分に市場に到着しました。
時間にはゆとりをもって行動したほうがいいですね。
メークロン駅は、とても小さい駅で最終の駅でもあります。
これぞアジアの鉄道の風景。
みんな列車を背景に撮影をしていました。
駅から遮断機を渡り反対側に市場が広がっています。
青いテントがある方が市場です。
この市場は、「タラート・ロム・フープ」と呼ばれ「傘を閉じる市場」という意味になります。
これは列車が来ると傘をたたむようにテント屋根をたたむところから由来となっているそうです。
線路の脇には200m近くの市場が並んでいます。
まさに、市民の台所という感じです。
列車の出発時間が近くづくとアナウンスがあり、一斉にテントの屋根をたたみはじめます。
すっかり傘がたたまれたようにテントが片付けられました。
鉄道は、その間をギリギリに通っていきます。
ほとんど売店との幅は30cm程度しかなさそう。
本当に、スレスレです。
列車が通ると再びテントが張られていきます。
これを見るために世界中の人がこの場所を訪れます。
列車が通過した後は、再び市場が戻ります。
帰りは、時間がある方は、列車でバンコクまで戻るのもありですね。
列車からテントが開く瞬間や列車ギリギリのところに集まる人間を見るのも面白いと思います。
メークロン駅の切符の販売所は、下の写真の場所になります。
なにせ、最終の駅であることと観光客がごった返しているので、最初はどこで切符買うのかわからないので最初に行った時は焦ります。
基本的、出発時間が近づかないと販売所も開いてなさそうな感じです。
メークロン駅→バーレン駅→渡船→マチャハイ駅→国鉄ウォンウィエン・ヤイ駅で23バーツになります。
ただ、時間も2時間30分以上もかかり、国鉄ウォンウィエン・ヤイ駅からBTS ウォンウィエン・ヤイ駅まで1㎞程度あります。
列車から車窓の風景をみたいのでなければミニバスでバンコクまで帰るのが無難ですね。
駅という感じはあまりしませんね。
ちなみに、奥に見えるのがメークロン川です。
市場はすごい熱気と匂いです。
個人的には、1時間もいれば十分かなと思います。
ただ、市場のまわりはだいぶ開発されているようでおしゃれな飲食店が並んでいるので時間はつぶせそうです。
さて、再びミニバスでバンコクに帰ります。
最初に降りたメークーロンバスステーションに戻ります。
Mae Klong Van Stationからバンコク市内へ
帰りのバスは、BTSエカマイ駅、BTSモーチット駅、BTSアソーク駅BTSオンヌット駅、
BTSベーリング駅と5ヵ所行先があります。
運賃は100バーツで行けます。
私は、行きに乗車したバスで帰りました。
そのため、BTSモーチット駅でなく、チャトゥチャック・ミニバス・ステーションに到着しました。
途中、BTSモーチット駅近辺で地元民が降りていきました。
私は、アユタヤ便のようにモーチット駅に到着すると思い乗り続けてしまいました。
素直に一緒に降りておけばよかったです。
先ほども記載しましたが、BTS駅5カ所へ行く便があるので渋滞に巻き込まれないようにうまく便を利用したいですね。
あまり時間がない方や旅慣れていない方は、現地ツアーを利用する方法も
手段としては有効ですね。
メークロン線路市場+ダムヌンサドゥアック水上マーケット観光ツアー
<午前/指定ホテル送迎/日本語ガイド/ローカルタイラーメン付き>
是非、楽しい旅を!!
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