フィリピン出入国にマスト!! eTravel!登録方法を紹介します。

マニラの観光
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紙ベースで入国審査時に提出していた「出入国カード」が廃止され、電子申告に統一され、新たに
フィリピンへ入国する際に登録が義務付けられている電子渡航申告システムが、「eTravel」です。

eTravel」とは、渡航情報や健康状態、体調不良者との接触履歴を事前に申告するフィリピン政府指定の
デジタルWebフォームで、2024年3月より、税関申告もこのシステム内で事前に申告する形式となりました。
なお、登録料は無料です。

この手続きは、渡航前に事前登録を行わなければなりません。
現在のデフォルト設定では、出発予定日の72時間前から登録申請が可能となっています。

eTravelは、フィリピン入国前に、スマホかパソコンで事前登録が必要となります。

入国までの電子渡航申告システムの申請の流れは、下記の通り。

  1. 初期登録(基本情報の登録)
  2. 在住国の情報などを入力
  3. 基本情報の内容を確認
  4. 旅行の目的などを入力
  5. 直近の滞在国や病例などを入力
  6. QRコードをスクリーンショットで保存
  7. 税関申告情報の登録
  8. 税関申告
  9. QRコードを保存

①初期登録

まずは、申請フォームで登録します。

eTravel(eGovPH)の初期登録URL: https://etravel.gov.ph/

最近、偽サイトがかなり出ているようで、注意してください。
フィリピン出入国申請には、費用はかかりません

まずは、申請ページで、アカウントを作成します。
メールアドレスとアカウントを作成してください。

  • パスワードは 8 文字以上にする必要があります。
  • パスワードには、少なくとも 1 つの大文字と 1 つの小文字を含める必要があります。

②個人情報入力

個人情報の入力は、下記の要約をご覧ください。

項目 要約 備考
FOREIGN PASSPORT HOLDER 外国人パスポート所持者
First Name 名前
Middle Name ミドルネーム 日本人にはありません
Last Name 名字
Suffix(option) 末尾 日本人にはありません
Sex 性別
Birth Date 生年月日
Mobile Number 携帯電話番号 ※+81は「0」なので電話番号の頭の
0を省いて入力
Citizenship 市民権 Japanesae
Country of Birth 出生国 Japan
Passport Number パスポート番号
Occupation 職業業 対象をチェック
  1. Agriculture
  2. Airline Crew
  3. Clerical/Sales
  4. Diplomat
  5. Domestic Helper
  6. Entertainer
  7. Housewife
  8. Military/Government Personnel
  9. Others
  10. Professional/Technical/Administrative
  11. Retired/Pensioner
  12. Seaman
  13. Student/Minor
  14. Worker/Laborer
  1. 農業従事者
  2. 航空会社の乗務員
  3. 事務員/販売員
  4. 外交官
  5. 家政婦
  6. 芸能人
  7. 主婦
  8. 軍人/政府関係者
  9. その他
  10. 専門職/管理職
  11. 退職者/年金受給者
  12. 船員
  13. 学生/未成年
  14. 労働者

③基本情報内容の確認

Personal Information/Permanent Country of Residence: (個人情報/永住国・住所)
登録情報を確認後、間違いがなければ「Submit(送信)」を押して次に進みます。
修正がある場合「Previous(前)」で前のページに戻り、修正してください。

④New Travel Declaration (旅行情報申告)

フィリピンへの入国予定日の72時間(3日)前から、eTravelへの登録が可能になります。

New Travel Declartionを押して進んでください。

⑤Travel Registration(旅行登録)

 

 

項目 要約 備考
FOR ME / FOR OTHER 申請者の選択 自身の申請/同行する家族分の申請のいずれかを選択
AIR / SEA フィリピンへの入国手段 航空機で入国する場合はAIRを選択
ARRIVAL / DEPARTURE フィリピン入国/出発の選択 フィリピン入国の際はARRIVALを選択

 

入力 要約 説明
Ocupation 職業 日本からの場合は、多くは、下記だと思います。
「Worker/Laborer(労働者)」
「Student/Minor(学生)」
Purpose of Travel 旅行目的 「Holiday/Pleasure/Vacation(休暇)」がメインだと思います。
Travel Type 旅行タイプ 「AIRCRAFT PASSENGER」を選択
Country of Origin 出発国 日本の場合は、「Japan」を選択
Destination upon arrival in the Philippines フィリピン滞在地 観光の場合は「Hotel/Resort(ホテル/リゾート)」
乗り継ぎの場合は「Transit(経由)」が選択
Date of Arrival フィリピン到着日 「フィリピン到着日」を選択
Date of Return 帰国日 「フィリピン出国日」を選択
Name of Airline 航空会社名 「航空会社」を選択
Flight Number 便名 「便名」を選択
Airport of Arrival 到着空港名 便名を選択すると、自動で入力されます。

⑤New Travel Declaration(Health Declaration)(健康状態)

健康状態を記入します。
基本、Noでないと入国できないかもしれません。

項目 要約 説明
Country(ies) worked~ 過去30日以内に渡航した国があるか? 渡航した国がある場合は、「Add]を選択
Have you had any history of exposure to~ 30日以内に風邪の症状があるか? Noに〇を選択
Have you been sick in the past 30 days 30日以内に病気の症状があるか? Noに〇を選択

完了したら、次へ進みます。
下記のような画面が出たら、確認して承認してください。

Previousは、前に戻るで、Submitは送信を意味します。

⑥eTravelのQRコードを保存

ここまでくれば手続きは完了です。
手続きは終了です。QRコードは入国時に提示する必要はございませんが、もし提示を求められた場合に備えて
写真やファイルに保存しておくのがベスト。

スクリーンショットを保存していなくても、アカウント登録したメールアドレスにもQRコード付きメールが
送られてくるので
問題はありません。

⑦オンライン税関申告の書き方・登録方法

旅行の登録と同時に税関申告の登録もあわせて実施できます。
画面の指示に従ってください。
人によっては、出てこない場合もあります。

Continueを押すと下記の画面が出てきます。

 

入力 要約 説明
Passport issued country パスポート発行国 日本人は「Japan」を選択
Passport issued date パスポート発行日 「パスポート発行日」を(月/日/年)で入力
Country of Origin 出発国 「Japan」を選択
Port of origin 出発国の空港 「出発国の空港」を入力
Date of departure 出発日 「出発日」を選択
Accompanied family members 同伴家族 同伴家族がいる場合は「Below 18 yrs. old(18歳未満)」、「18 yrs. old and above(18歳以上)」の人数を入力
First time visiting Philippines? フィリピンを訪れるのが初めてか?
Noの場合は、前回のフィリピン出国日を入力
No. of Baggage 「Checked-in(預け荷物)」、「Hand-carried(手荷物)」の個数を入力

⑧For Customs – General Declaration(税関申告)

すべての質問に「No」が基本だけど、嘘をついて見つかると罰金なので、
所持金が持ち込み範囲外や持ち込み禁止品があったら「YES」申告してください。

 

最後に、許可書が出たら、Signature(署名)の欄にサインをしてください。

Previousは、前に戻るで、Submitは送信を意味します。

⑨QRコードをスクリーンショットで保存

QRコードをスマホに保存してください。
これで手続きは、完了です。

フィリピンの出入国に関する渡航情報や健康状態を申告するWebシステムを簡単に説明しました。
出入国の3日前からの申請になるので、忘れないようにしてください。



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