フィリピンのチャイナタウンは、ビノンド(Binondo)という地区にあります。
1594年にスペイン政府によって作られたこのチャイナタウンは、城壁都市・イントラムロス(Intramurous)の近く、
パッシグ川を渡った場所に位置しています。
また、スペインの統治時代に、中国人を大砲の射程圏内に住まわせた所としても知られています。
今回は、チャイナタウンの観光名所をいくつかご紹介します。
ビノンド教会(Binondo Church)
住所:1006 Plaza Lorenzo Ruiz, Binondo, 1006 Metro Manila, フィリピン
時間 (ミサ) |
9:00~17:00
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定休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
ビノンド教会は、1596年にドミノコ会の司祭によって設立されました。
その後、英国軍による攻撃で18世紀後半に破壊され、新しい御影石の教会が完成したのは1852年になります。
また、第二次世界大戦でも大きな破壊を受けますが、ファザードと八角形の鐘塔は運よく残り現在でも修復を受けつつ現存しています
クリーム色の外観が、とてもかわいらしくピノンド地区のシンボルになっており、週末になると多くの参拝客が訪れています。
教会の脇には、王彬先生記念像が設置されています。
教会の門は、かなりアジアチックです。
写真だけみたら、教会とは思えませんね。
天井には、キリストの絵が描かれています。
サンタ・クルス教会(Santa Cruz Church)
住所:Plaza Sta. Cruz, Santa Cruz, Manila, 1008 Metro Manila, フィリピン
時間 | 7:45~17:30 |
定休日 | 無料 |
料金 | 無料 |
サンタクルス教会は、1600年代初頭にイエズス会によってサ建てられ、その後、多くの修理と再建を経ており、
最後の再建は1957年に行われました。
今日、教会の建築は、通常のフィリピン(アジア-ヒスパニックミックス)バロック装飾を施したカリフォルニア
スペインミッションスタイルのファサードシルエットを採用しています。
教会のファサードには、10月の第3日曜日と10月12日に祝宴が行われる教会の愛国心であるピラールの聖母の肖像像が飾られています。
日曜日のため、ミサに来ている参拝者が多かったです。
横にある小部屋には、キリスト関係の展示がされていました。
教会の入口からは、チャイナタウンの入り口でもある、親善門が見えます。
チャイナタウン
チャイナタウンは、大変活気があり、私が訪問した時もイベントのようなことをしていました。
世界最古の中華街として知られえているピノンド地区。
高架鉄鉄道Line1のカリエド駅からも移動しやすい場所で、観光やグルメも楽しめるエリアなので街歩きには楽しいエリアです。
日中は、気温も高いので、ゆっくり散策することをお勧めします。
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