インディラ・ガンディー国際空港(DEL)は、インド最大級の国際ハブ空港であり、
多くの旅行者にとってインド旅の玄関口となる存在です。
一方で、ビザ別レーンによる入国審査や、空港建物に入る前の航空券チェックなど、
初めて訪れると戸惑いやすい独特のルールも少なくありません。
特に日本人旅行者に多い e-Visa利用時の並び方 や、帰国時に航空券の提示が必須である点は、
事前に知っているかどうかで空港でのストレスが大きく変わります。
本記事では、インディラ・ガンディー国際空港を利用する際に押さえておきたい
入国・出国時の注意点を中心に、空港内の流れを分かりやすく解説します。
初めてのインド旅行はもちろん、深夜便・乗り継ぎ利用の方にも役立つ内容です。
目次
ターミナル1(国内線)
主に国内線LCC:国際線は基本的に発着していません。
- 利用航空会社例
- IndiGo
- SpiceJet
- Akasa Air
ターミナル2(国内線)
国内線・一部国際線:比較的コンパクトで移動しやすい
- 利用航空会社:Vistara(国内線)・一部の国際チャーター便

ターミナル3(国際線・国内線)
搭乗ゲートは78か所で、日本発着便(ANA・JAL)はT3利用
- 国際線のほぼすべて + 国内線フルサービス
- 利用航空会社例:Air India・ANA・JAL・Emirates・Qatar Airways・Singapore Airlines・Lufthansa など
-
巨大ターミナルで設備も充実


飛行機を降りて、国際線のトランジットの場合は、International Transferの方へ移動します。

インド内へ入国する場合は、入国審査へ向かいます。

以前はアライバルカード(入国カード)の提出が必要でしたが、運用変更される場合があります。
機内で配布された場合は記入しておくとスムーズです。

入国カードの書き方
入国カードは、簡単な内容になります。
e-visa等であれだけ苦労しているのだから、ここはさすがに簡単ですね。

EPSON MFP image
| 1. Name(as in passport) | 姓名(姓と名の間は1マス空ける) |
| 2, Date of Birth | 生年月日(日/月/年) |
| 3. Passport Number | パスポート・ナンバー |
| 4. Flight Number | 利用便名 |
| 5. Date of Arrival | 入国日(日/月/年) |
| 6. Countries visited in last six days | 6日以内に訪問した国 |
| 7. Address in India | インドでの滞在先 |
| 8. Telephone Number | インドでの電話番号 |
| 9. Signature of Passenger | 署名 |
インドのイミグレーションまでは、結構歩きますね。

「入国審査ゾーン分岐ポイント」
入国審査直前のゾーン分岐案内は、迷いどころです。
下記の案内版を詳しく解説します。
🟩 ZONE-1 INDIAN PASSPORT HOLDERS(インド旅券保持者)⇒ 日本人旅行者は関係なし
- 対象:インド国籍者
- 矢印:⬅ 左方向
- 観光客・外国人は並ばない
🟪 ZONE-2 E-VISA ⇒日本人観光客の99%がここ
- 対象:e-Tourist Visa・e-Business Visa・e-Medical Visa
- 矢印:⬆ 正面方向
下記の写真の中で一番重要なのがこの ZONE-2(E-VISA)
🟦 ZONE-3 FOREIGN PASSPORT HOLDERS (外国旅券保持者)
- 対象:大使館発給の通常ビザ(Sticker Visa)・長期滞在ビザ
- 矢印:➡ 右方向
⇒e-Visa利用者がこちらへ並ぶと、再度並び直しになるケースがあります。
入国審査では、簡単な質問をされ、e-Visaの用紙を見せて終了です。



入国審査を抜けると、国際線到着ロビーへ出ます。

インドのトランジット時間が長い場合は、下記の写真のようにトランジット用に仮眠室かシャワーなどもあります。
ただ、お値段は、かなり高めです。


インディラ・ガンディー国際空港帰国(出国)時の注意点まとめ【DEL完全攻略】
インディラ・ガンディー国際空港は、入国もそうですが、出国も注意が必要です。
注意点を簡単にまとめてみました。
① 空港に入る前に航空券チェックがある(最重要)
何が必要?
- パスポート
- 当日の航空券(搭乗券/eチケット)
場所:→ ターミナル建物の入口そのもの
チェックイン前でもOKだが、搭乗情報を提示できないと中に入れない
出国する時に、空港に入る前に、軍人に、帰国便の証明が必要になります。
航空券を予約した時に、航空会社からもらう書類を用意しておきましょう。
私は、ANAのモバイルアプリがあるので大丈夫だと思ったら、空港入口にいる係の人が日本語が読めず
モバイルアプリの搭乗券に対してOKを出してくれませんでした。(日本語の搭乗券はNG)
その場合は、空港に一番右奥にあるエアインディアのカウンターで、ANAに電話してもらい
証明書を発行してもらう形になります。
かならず、英語で書かれた搭乗が確認できるものを印刷ないし、携帯上に保管をしておいてください。
② ターミナルを間違えると致命的
DELはターミナルが離れており、徒歩移動不可。
国際線:T3・国内LCC:T1
③ 入口セキュリティで時間を取られる
入館チェック後、すぐ 手荷物検査があり、列が外まで伸びることあり→ 入口通過に30分以上かかることもあります。
④ チェックインは早めに(特に国際線)
国際線は 出発3時間前到着が基本、深夜便は便が集中し、さらに混雑
⑤ 出国審査(Immigration)は混雑しやすい
保安検査後に出国審査は、列が読めない(30分〜1時間超も)
⑥ 保安検査がかなり厳しい
よく止められるもの:モバイルバッテリー(容量チェック)・電子機器・液体物
⇒PC・タブレットは出すこと・ポケットは完全に空に
⑦ 搭乗ゲートが遠い(体感以上)
T3は非常に広く、ゲート番号確定後、10〜15分歩くこともラウンジ利用される方はゲート移動時間を逆算してください。

インディラ・ガンディー国際空港(DEL)は設備が整った一方で、
入国・出国時の手続きが厳格で時間がかかりやすい空港です。
事前に流れを理解しておくことが、スムーズな利用の鍵になります。
入国時は、国際線到着後にビザ別レーンへ進みます。日本人観光客の多くが利用する e-Visa は専用レーンがあり、
「外国人=Foreign Passport」ではない点が分かりにくい注意点です。
入国審査では滞在目的や宿泊先を聞かれる程度ですが、深夜や早朝は混雑し、長時間待つこともあります。
出国(帰国)時の最大の特徴は、空港建物に入る段階で航空券の提示が必要なことです。
チェックイン前でも、当日の搭乗券やeチケットを見せられないと入館できません。
加えて、ターミナル間は離れているため、事前に利用ターミナルを必ず確認しましょう。
出国時は入館チェック、手荷物検査、保安検査、出国審査と工程が多く、特に深夜便は混雑します。
国際線では出発3〜4時間前の到着が安心です。
これらのポイントを押さえておけば、DELでも落ち着いて入国・出国ができ、
インド旅行のスタートと締めくくりをスムーズに進められます。
DELは巨大空港ですが、事前に流れを理解しておけば極端に難しい空港ではありません。
ただ、インドらしい独特のセキュリティ運用や、e-Visa専用動線など、日本や東南アジアの空港とはかなり感覚が違います。
特に深夜帯は混雑も激しく、想像以上に時間がかかることもあります。
時間に余裕を持って動くことが、インド旅行をスムーズに始める最大のポイントだと感じました。
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