桂林は、中華人民共和国広西チワン族自治区に位置する都市で、歴史も古く秦の始皇帝にの時代にまで
遡り、始皇帝により桂林郡が設けられ、その後、霊渠運河が造られ、政治や経済の中心として繁栄しました。
桂林の漓江を中心に周りにそびえる両岸の峰は、まるで水墨画をみてるような世界感でとても綺麗です。
10月には、桂林の木である「金木犀(キンモクセイ)」が一斉に開花し、街中が甘い香りで包まれます。
そんな桂林の観光のメインイベントは、桂林の漓江下りになります。
桂林漓江下り (guilin-li-river-descent)
住所:
桂林観光のベストシーズンは、漓江の水量が多いい4月から、10月までです。
竹江(乗船地)
漓江下りの出発地点は、竹江埠頭から出航します。
乗船時間は、およそ4~5時間で、距離にして約100㎞になります。
有名なポイントは、下記になります。
- 蝙蝠山・・蝙蝠が羽を広げているように見える山。
- 富士と林檎・・富士山と林檎に似た2つの山。
- 楊堤風光(羊蹄山)・・山の形が羊の蹄に似ている山。
- 九馬画山・・白い模様と黒い模様が、9頭の馬が見えると言われています。
- 黄布倒影・・人民元20元札裏面の場所。
- 冠岩幽洞・・古代皇帝の冠の形に似ている山。
Judith ScharnowskiによるPixabayからの画像
Jan TiedemannによるPixabayからの画像
象花山
象が漓江に鼻を入れて水を飲んでいるように見えることから名づけられた桂林の象徴です。
七星公園
4つの峰をもつ普陀山と3つの峰がある月牙山、合計7つの峰の並び方が北斗七星に似ているので七星公園と名付けられました。
駱駝山は七星公園の代表的な山で、座っているラクダに良く似た形をしています。
桂林は、まさに水墨画の世界が広がっています。
古の中国の原風景を見ることができる漓江下りお勧めします。
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