シドニーのランドマーク「シドニー・オペラハウス」を散策してみた。

シドニーの観光
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オーストラリアで一番有名な建築物。そして、シドニーの定番観光スポット

世界的に有名な歌劇場でもあるシドニーオペラハウス。

現在、登録されている世界遺産の建築物では、最も建築年(1973年)が若い世界遺産でもあります。

世界最大の機械式パイプオルガンのあるコンサートホール(収容人数2679席)から、
小規模な演奏会が開催されるスタジオシアター(収容人数364席)まで、大小5つの劇場やスタジオから構成されています。

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シドニーオペラハウス (Sydney Opera House)

住所:Bennelong Point, Sydney NSW 2000, Australia

*2007年 ユネスコ文化遺産に登録

基本情報

時間 10:30~、12:0~、14:00~ 計3回 約1時間の英語によるツアー
定休日 木曜から月曜日まで(火曜・水曜は定休)
料金
  • 大人:42AUD(約3500円)
  • 子供:22AUD(約1850円)5~15歳まで
  • 家族:106AUD(約8900円)大人2名+子供2名
公式URL https://www.sydneyoperahouse.com

*1AUD(オーストラリアドル)=84円相当


シドニー湾を背にして、まるで白い帆船のような建造物であるシドニーオペラハウス。
この建物を設計したのは、デンマークの建築家ヨーン・ウッツォン。

1956年、ニューサウスウェールズ州が新しいコンサートホールを作るためにデザイン公募を行い、
世界中から集まった200件以上の応募の中から当時無名のウッツォンの設計アイデアが選ばれました。

着工は、1959年から始まり、屋根部分にお金がかかりすぎて、予算オーバーとなり、建築家が辞任。
別の人間が引きついで、14年もの歳月をかけてやっと完成した建造物です。

ちなみに、当初の完成予定日は1963年1月26日であったため、10年遅れの完成で、総工費は1億200万ドルに達し、
当初予定の700万ドルの14倍以上になってしまっため、工費は宝くじ資金などがあてがわれ、1975年に完済されたそうです。

この独創的な建物の外壁と屋根は、構造計算上、とても難しいもので、シェルをすべて同じ半径の球面から切り出される細い
三角形のリブ(肋骨材)の集合体として構成することにより、実現したそうです。

コロナ以前は、年間1600回ものコンサート・バレー・オペラなど公演されており、公演回数では世界トップクラスだそうです。
1973年のこけら落とし公演では、エリザベス2世が来場し、ベートーヴェンの第九を演奏しました。

夕陽にも映える白い屋根部分がとても美しい。

オーストラリアに行くほとんどの人が目にするであろうシドニーオペラハウス。
中にはいると屋根の構造など見ることができるのでお値段は少し高いですが、ぜひ見学してみてください。

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