ヨルダンの首都アンマンを訪れたら、ぜひ足を運びたいのが「アンマン城(Citadel)」です。
ジャバル・アル・カラア(Jabal Al-Qal’a)の丘の上に位置し、
古代から要塞として利用されてきたアンマン最大級の歴史遺跡群として知られています。
アンマン市内を一望できる絶景スポットでもあり、
・ヘラクレス神殿跡
・ビザンチン教会跡
・ウマイヤ宮殿
・ヨルダン考古学博物館
・ローマ劇場
などをまとめて見学できるアンマン観光の定番スポットです。
私もヨルダン周遊ツアーで訪れましたが、遺跡だけでなく丘の上から眺めるアンマンの街並みが非常に印象的でした。
なお、アンマンからは以下のような市内観光ツアーも催行されています。
【プライベートツアー】アンマン市内 半日ウォーキングツアー<午前 or 夜/英語ガイド/アンマン発>![]()
アンマン城 (Citadel)
住所:K. Ali Ben Al-Hussein St. 146, Amman, ヨルダン
| 入場時間 | (夏期) 土~木 8:00~18:00 (冬期) 8:00~16:00 (夏期) 金・祝 9:00~15:00 (冬期) 9:00~16:00 |
| 定休日 | 無休 |
| 入場料金 | 3JD |
アンマン城とは
アンマン城は標高約850mの丘の上に築かれた遺跡群です。
アンマンは旧約聖書にも登場する古代都市「ラバト・アンモン」を起源とし、
紀元前数千年から人々が暮らしてきました。
この丘は三方を急斜面に囲まれており、防衛に適した天然の要塞でした。
そのため、
- 青銅器時代
- アンモン王国
- ギリシャ時代
- ローマ時代
- ビザンチン時代
- イスラム時代
と、数千年にわたり利用され続けてきました。
現在でも各時代の遺構が重なって残されており、ヨルダンの歴史を一度に学べる貴重な場所となっています。


ヘラクレス神殿跡
アンマン城最大の見どころです。
2世紀頃、ローマ皇帝マルクス・アウレリウス時代に建設されたと考えられています。
現在も巨大なコリント式円柱が残っており、かつては高さ12m以上のヘラクレス像が立っていたとされています。
現地では巨大な石造の手の一部も展示されており、その大きさから当時の像の巨大さを想像できます。


ビザンチン教会跡
5〜6世紀頃に建設された教会跡です。
現在はコリント式円柱や床面の遺構が残されています。
ローマ帝国がキリスト教化した後のアンマンの歴史を伝える重要な遺跡です。

貯水槽
乾燥地帯であるヨルダンでは、水の確保が都市存続の鍵でした。
アンマン城内には巨大な貯水池が残されており、ウマイヤ朝時代に整備されたと考えられています。
地下通路も残されており、当時の高度な水管理技術を知ることができます。

ウマイヤ王朝の離宮跡
730年頃に建設された複合施設で、
アンマンを統治するための行政施設兼居住区として利用されていたと考えられています。



ヨルダン考古学博物館
アンマン城内にはヨルダン考古学博物館があります。
館内には、
- エリコ出土の頭蓋骨
- アイン・ガザル遺跡の石膏像
- 死海文書の一部
- 古代ヨルダンの出土品
などが展示されています。
規模は大きくありませんが、ヨルダンの歴史を理解するうえで見応えのある博物館です。


ローマ劇場 (Roman Theater)
住所:Taha Al-Hashemi St., Amman, ヨルダン
| 入場時間 | 8:00~18:00 |
| 定休日 | 無休 |
| 入場料金 | 1JD |
アンマン城の丘から見下ろすと、巨大なローマ劇場が目に入ります。
2世紀、ローマ皇帝アントニウス・ピウスの治世に建設された劇場で、
約6,000人を収容できるヨルダン最大級のローマ遺跡です。
33列の観客席が半円状に並び、現在でもイベント会場として利用されています。
最上段まで登るとアンマン旧市街を一望でき、絶好の写真スポットになっています。

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